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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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二姫様の国へ

 荷下ろしをした翌日、皇城に呼ばれ皇女様と一緒に皇王陛下の元に伺いました。

 そこには陛下の他に宰相、軍部の方、第3王子がいました。

「セリカ男爵急に呼び出して悪かった。呼び出した理由は共和国への魔法の事だ。

 ミラージュから話が来てから話し合いをしているが、結論がまだ出ないので第三者として意見が欲しい」

「分かりました。私で良ければ。

 1つお聞きしたいのですが共和国とフソウ国とはどの程度の友好なのでしょうか?」

 私が質問をすると宰相が話し始めた。

「国交は樹立していて友好国ではありますが、現状貿易を少ししている程度で、交流も頻繁にはありません」

「そういうことなら、数人に適正と属性魔法の火、風、土、水、聖、無の基礎のみを教えて、他は本人達が自分で考える様にするとかですか? 条約等は不可侵とかで戦争にならない様にする方向だと思います。

 全てを教える事は無いと思います。

 意地悪な方向だとスキルを教えないとかですかね。

 一応フソウ国の方で適正を見た者に関してはこちらで控えておいても良いかもしれません。

 後ですが、もしかしたら二姫様が魔法を覚えたら私の国の学園に入学の可能性があります」

「そうか、ミラージュはどう思う」

「出来れば我が国の優位性をなくしたくはありませんので基礎のみは賛成です。ただ最初に二姫殿の適正を見てからだと思います。適正が無ければ終わる話ですから」

「そうだな、先ず適正をミラージュとセリカ男爵とで確認しておいて、その後の事はこちらで考える事にしよう。2人は適正の確認をしてくる様に」

「「はい」」

 ミラージュとセリカは返事をしてから退出をしたが、残った皇王以下の者達で話し合いが進められた。

 ミラージュとセリカは宿に行き、二姫と話しをする事になった。

「二姫様、今から適正が有るのか確認しますが、これによってフソウ国がどうするのかが決まります。

 二姫様の適正がフソウ国に報告されると思って下さい」

「分かりました。こちらは教えをこう方ですから」

「私が二姫様の[鑑定]を行い、属性魔法とスキルを見ますので、それで適正が判ります」

「お願いします」

 セリカはミラージュの方を見ると頷いたので、二姫様の方を向き[鑑定]始めます。

「始めますね[鑑定]」

 [鑑定]を始めますと水、風、土、聖、無の5つの属性魔法でした。スキルは王族に必要とされる様なものに[鑑定]、[錬金術]、[時空魔法]等で他にもありました。

 私は書いた紙を一旦足の腿に乗せて、もう一枚の紙を出してから無詠唱で[ドローイング]でコピーをしておきます。

 私は二姫さんに[鑑定]の結果を話し始めてから、二姫さんに見えない様にコピーした紙を皇女様に渡しました。

「私は5種類の魔法が使えるのですね? 良かった〜」

 二姫さんは魔法の適正が有る事に喜んでいます。

「そうですね、5属性魔法が使えます。先ずは5属性を使える様になってからスキルと絡めたりすれば良いでしょう。魔法を使って何をしたいのかは二姫様次第です。

 皇女様、魔力を感じる所迄はやっても良いのですか?」

 私は何処まで言っても良いのか確認をする。

「そうですね、魔力を感じる所迄は良いと思います」

「分かりました」

 二姫さんの方を向き、魔力を感じる説明をした。

「最初にお腹に魔力を集める事をしましょう。

 お腹に魔力が集まるイメージをしますが、そのイメージは二姫様の感じるイメージで構いません。

 魔力がお腹に集まって来るとポカポカした感じになります」

「やってみます」

             ・

「んーー分からないです」

「それでは両手を前に出して下さい。私から魔力を流しますので感じ取って下さい」

 私は二姫さんの両手を取り、魔力を循環させる。

「どうですか? 感じられますか?」

「んーーあっ、分かりました。これが魔力なんだ〜」

 私は手を離して言いました。

「魔力が感じられて良かったです。これをお腹に瞬時に集められる様にして下さい。

 此処からがスタートになりますが、まだ魔力量が少ないので魔法を使うと数秒で気絶しますので、何があってもまだ使わないで下さい。

 魔力量を増やす訓練をしてから早くて3週間位で小さく簡単な魔法が使えると思います」

「分かりました。それで教えてもらえる事はどうなったのですか?」

「まだ皇城でどの様にするかを話していますので、もう少し待って下さい」

 皇女様が二姫さんに言った。

「良い返事を期待してます」

 皇女様は私がコピーした用紙を持って皇城に帰って行きました。

 私はお腹が空いてきたので、皇女様がやっているお店に行こうとしたら二姫さんも付いて来ました。

 お店に着き、私はうどんの入ったお好み焼きと半カレーのセットを頼み、トッピングで鶏のフライをのせました。

 二姫さんにはメニューの説明をしたのですが、私と同じ物にしていました。


 店長が料理を持って来てくれて「男爵様いらっしゃいませ。男爵様のお陰で多くの人が来ていただいています」と言って来た。

「それなら良かったよ。でも店長が頑張ったからだよ」

「そう言っていただきありがとうございます」

 料理を置いて、また奥に入って行った。

「セリカさんはこのお店で何かなさったのですか?」

「焼きうどんが人気がなかったので、改良を手伝っただけですよ。温かいうちに食べましょう」

 食べ始めると、とても美味しかった。

 カレーは安定の味に少し辛みをプラスしている。お好み焼きもうどんを使っていることでボリュームも出て満足感があるよね。

 食事から帰り、二姫さんと別れてロビーでゆったりとしていると夕方にお母さんが帰って来た。

「セリカ戻ったわよ」

「お帰りなさい、温泉はどうでしたか?」

「お肌ツルツルで大満足だわ。それに湯めぐりだったかしら、堪能してきたわ。セリカも面白い事を考えるわね。宿の女将さんがお客が増えたと言って喜んでいたわよ」

「女将さんが喜んでくれて良かったですけど、お母さんは私の監視ではなかったのですか?」

 お母さんは私から目を外らして言って来た。

「セリカはちゃんとやるから別に良いかな〜と」

「この事はお父さんに報告をしておきました」(嘘ですけど)

「なんて事をするのよ。私の信頼が〜」

「帰ったらお父さんからお仕置きを受けて下さい」

「えっダイナのお仕置き」

 お母さんが顔を赤くして手で顔を隠した。

 結局はイチャイチャタイムが出来るだけかな?

 もしかして弟か妹が出来るのかな?

 サツキさんはお母さんに付き合って温泉に入りっ放しになってヘトヘトになっていた。ご苦労さん。

ご覧いただきありがとうございます。

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