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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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長距離航行試験をしようⅤ

 昨日はフソウ国に無事着き、何時もの港に近い温泉宿に泊まれる事になったのですが、お母さんに直ぐに温泉浴場に連れて行かれ、夕食後にも連れて行かれたのですが、更には「お肌ツルツルの温泉に行きたい」と言い出しました。

 もう困ったものです。


 今日は朝から船のコンテナを下ろす作業が有りますので、朝食後は港に来ています。

 お母さんは宿で温泉に入っていますよ。

 本来は私の監視のはずですけど。

 港ではカゼットさんが朝礼を始めていて、今日の作業の内容と注意点、危険予知をやっています。

「今日も1日ご安全に」と言う言葉で作業がスタートしました。

 周りには帆の無い船が入港したと聞いた人達が見物に来ていて、皇王陛下を始め側妃殿下、皇女様、宰相、船関連を扱っている貴族等も来ていた。


 朝礼後はクレーンを設置をして、空運転をしてから船よりコンテナが運ばれ、そのまま荷馬車に乗せられており、コンテナを積んだ荷馬車は直ぐにその場を離れて手続きをする場所に行きます。

 荷馬車は3台縦列に列んでいますが、載せる1台目と待機の2台目、3台目は少し離して待機させて、積んだ荷馬車が出て行くと次が移動して積む位置に来る様にしていますが、やりながら改善していけば良いですね。

            ・

            ・

            ・

 やはりコンテナ方式にした為、作業は今までより荷物の量が多くても早く終わる事ができたのだが、その代わりに手続き場所が激混みになっていた。

 作業が全て終了した後にカゼットさんの所に行って労った。

「お疲れ様、無事終わって良かったね」

「はい、良かったです。ホッとしました。それで積み込みは3日後になります」

「分かったよ。それでちょっと相談何だけど、ホーデン領に戻る時に少し寄り道をして、先日救助した人達を送って行きたいのだけど」

「フルーツ等の冷蔵品や常温で運ぶ農産物にどの程度影響があるかですね」

「そうだよね、二手に分かれようか? カゼットさんとリンダさん達組と私と皇女様組で。

 その代わりに面白そうな物が有れば買って来るよ」

「その方が良いようですね。買って来る物は楽しみにしておきます」


  (SIDE フソウ国皇王)

 昨日ミラージュより帆の無い船で来たと言うので、これからの事も考え見る事にしたのだが、帆が無い分スッキリとしているが物足りなさも感じる。

 実際に作業に入ると変わったカラクリの物が空に向って伸びて行く。

 それを見てミラージュに説明を頼んだ。

「あれはクレーンと言って重たい物を吊りながら移動させる魔導具です。鉄道工事でも使われているそうです。

 今回は船に積んである荷物の入ったコンテナを吊って、そのまま荷馬車に載せます」

 説明が終わった時にクレーンと言うものが四角い箱を吊って荷馬車に載せた。

 それも寸分の狂いもなく載せている。

 作業員も掛け声と手合図でコミュニケーションを取りながら荷馬車に納めて行く。

 今までで有れば船から荷を降ろし、荷馬車に積み込む作業が発生して時間がかかっていたが、これなら時間も短縮出来る。上手い方法を考えたものだ。

 船にも隙間無く積み込んでいるのだろう。

 面白い事を考えるものだ。

 これからは物流も変わっていくのだろう。

 荷下ろしが終わった後にセリカ男爵に船内の案内を頼み、中を見ると今までとは全然違っていた。

 やはりこちらで全てを作りたいと思ってしまうが、魔導具師の育成が間に合っていないので、当分は輸入になるのはしょうがないのかもしれない。

 鉄道に船、新しい事が始まる。これからが楽しみだ。


         ーーーーーーー

 港での荷下ろし作業が全て終わり、宿に戻ると部屋に置き手紙が有り、それを読んで見ると「お肌ツルツルの温泉に1泊してくるわね」と書いてあった。

 いきなり行って泊まれるのだろうか?

 まぁお母さんが楽しんでくれれば良いかな。

 夕食の後に宿の温泉に入っていると、二姫さんが入って来た。

「あらセリカさん、こんばんは。船の方は終わったのですか?」

「はい終わりました。積み込みが3日後で、その翌日に出港の予定で、出港後は二手に別れて1隻はそのまま私の国に行き、もう1隻は二姫様をお送り致します」

「ありがとうございます。助かります。

 それでお聞きしたいのですが、魔法と言うのは一般的なものなのですか?」

「私の国と言うか大陸ではそうですね。皇女様も最初に会った時には魔法を知らなかったですから。

 その後に魔法の適正があったので訓練を始めてから私の国に留学して来ました」

「留学ですか?」

「はい、私の通っている学園では魔法を中心に勉強出来て、他にも薬師や錬金術、魔導具等も勉強出来ます」

「物凄く興味があります。私にも適正が有ると良いのですが」

「その辺りは皇女様に聞かないと分からないです」

「そうですよね。それで適正があったら通ってみたいですね」

「そうなったら歓迎しますよ。

 それで二姫様の国どの様な国なのですか?」

「1年中暑いですね。東側は砂だけの地があり南は森林ですね」

 二姫さんの話を聞く限り砂漠とジャングがあるのかな? 砂漠だと石油が出そうだけど、ジャングだとゴムの木があるのかな?

「二姫様、砂の地では黒い水、森林では樹液が白い物はないですか?」

「黒い水は聞いた事はないのですが、樹液が白い物は聞いた事はあります」

「本当ですか!!」

「いきなりどうしましたか? びっくりしました」

「すみません。もしかしたらなのですが、その白い樹液が私の欲しい物かもしれないのです」

「それは何に使われるのですか?」

「用途は色々とありますけど、今の所は馬車の車輪とかですかね。やっていく内に色々と出来そうです。

 直ぐに製品に成るかはわかりませんけど、有れば良いと思う物ですよ」

「そうなのですか? いまいち想像が出来ませんが話を聞く限り余程の事なのでしょうね」

「はい、行くのが楽しみになって来ました。後は美味しいものが有れば最高です」

「美味しいものですか。どんなものがお好きなのですか?」

「魚でもお肉でも、何でも好きですよ」

「一般的なのはお米で作ったうどんみたいなのや鶏をお米に乗せたものですかね。

 全体的には辛みと酸味が有ると思います」

 もしかしたら東南アジア系かもしれない。そう思ったら余計に楽しみになって来たぞ!!

 この後も楽しく話しをしてお風呂を楽しみました。

 


 

 

ご覧いただきありがとうございます。

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