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リアル=オンライン  作者: 原田まるるん
1章
22/23

海人、シロに連行される

累計PVが1万を突破しました!

嬉しい事にブックマーク数も着実に増えており、累計ユニークも3000を突破しました!

ここまでモチベーションを維持出来ているのは皆様の応援のお陰です!本当にありがとうございます(´;ω;`)

「シロ? 取りあえずその人を放してあげて?」

 もしかしたらボクの見間違いかもしれないと思って、海人と思われる人物に【サーチ・アイ】を使用する。


(……やっぱり間違いない、海人本人みたいだ。でも、それならどうしてシロから酷い目を受けているんだろう?海人はぶっきらぼうな所があるけど、悪い奴じゃないはずなのに……)


 もしかしたら顔に出ていたのかもしれないけど、まるでボクの心境を読み取ったのかのように……シロは恐ろしい形相でこう言った。


「ラティア様、この者はシロの身を汚したのですよ。このようなケダモノを放っておくと言うのですか!?」

「シロの身を汚した、って?」

 あ、これはヤバイかも。シロは今にも怒り心頭といった感じで、身体をワナワナと震わせている。

 あれ?もしかしてボク、油に火を注いだ?


「う……それはその、シロの胸を……」

「シロの胸を?」

 ――それはまるで、火山が勢いよく爆発するかのように。

「揉んできたんですよ!! このケダモノが!!」

 ――シロの怒声は、ボクの部屋中に響き渡った。




(……何にせよ、取りあえず海人の意識を呼び戻した方が良いよね。その後に一旦談話室へ2人とも連れていって、皆で緊急会議かな? その為にはまず、シロをこの場から遠ざけた方が良いよね。『ボクが気付けをした』んじゃなくて、『自然に意識を呼び覚ました』方が、シロも納得できるだろうしね)


 そこまで考えたボクは、怒りが収まりかけているシロに向かってこう言った。

「シロ、これは命令だよ。今すぐレンジさん達に声をかけて、談話室へ集めてくれる?」

 その途端、『命令』という言葉にピクリとシロが反応し、「分かりました」とだけ言い残してそのまま部屋から出ていったのだ。


(やっぱりROの命令システムも使えるんだね……。もうゲームのシステムが当たり前のように使える事に疑問は持たないけど……うーん、まあ今は海人の気付けが先だよね)


 命令がかけられたシロの様子も気になるけど、今は海人の気付けの方が大事だ。なんたって下手をすると海人、此処で死んじゃうかもしれないからね。


 ――あれ?ボクって、海人が死んでも何とも思わないような冷たい人間だったっけ?

 ……いや、今はそんな事よりも海人を助けなきゃ。


 ボクは視線を海人に移し、改めて容態を確かめる。

 ……うん、HPが1だという事以外は特に状態異常にもかかってない。これなら【ヒール】だけで大丈夫かな。

 

 そう判断したボクは、海人にHP回復魔法【ヒール】を唱えた。

 ……その途端、海人からは怪我という怪我が消え去り、苦しそうな声を一瞬あげたかと思うと……次の瞬間にはハッと目を覚ましてくれた。


「ら、ラティア……?」

「おはよう海人。どう? 痛いところはない?」

「あ、ああ……どこも痛くはない。助かったぜ、サンキューな」

 海人は床から身体を起こそうとしたみたいだけど、ゴテン、と音がしただけで、起きる事は叶わずに終わった。


 そんな海人は妙に真剣な表情になり、ボクにこう言った。

「ラティア、すまないんだが……ロープをほどいてくれ」

没シーンその1

ラティア「やだ」

海人「え」


没シーンその2

ラティア「どうしようかなぁ……でもこのまま縛っておくのもアレだし……」

海人「頼む! このままだと俺、シロに殺されちまうんだ!」

シロ「ただいま戻りました、ラティア様」^^

海人「」(((゜д゜)))ガタガタブルブル


没シーンその3

海人「頼む! もっと縛ってくれ!」

ラティア「」(ドン引き


※海人に変態趣味はありません(目覚めなければ)

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