別のん作ろか?アスティが好きな色とかで……
「それ、あげよか?」
「え?」
アストリッドが顔を上げた。
カイは鼻の頭をかく。
「いや、その、欲しいんやったら、ええで!」
「まあ!」
パッと顔を輝かせ、ウサギを見つめるアストリッド。
しかし、小さな声で呟く。
「でも、これは患者の方のために作られたものですから、
頂けませんわ……」
「あ、いや……」
(僕のために作った、アスティの化身やけども……)
カイはハッと思い付いた。
「じゃあ、別のん作ろか?アスティが好きな色とかで……」
その瞬間、アストリッドは、真夏の太陽のように顔を輝かせ、手を握り合わせた。
「よろしいんですの?」
「うん!もちろんやで!」
あまりにも嬉しそうなアストリッドの表情に、カイの心は溶けそうになる。
「何色がええ?青でも、ピンクでも……」
アストリッドは、ウサギのぬいぐるみをキュッと抱きしめ、
チラリとカイを見る。
「はい、あの……」
「なに、希望の色、あるん?」
「はい……」
「黄色?橙?あ、金色?」
【R18/BL『終局の悪魔』本日最終話公開しましたꕤ*.゜】
「愛してる」も「好き」も言えない二人の物語
優美な白髪高官ドルチェ×口の悪い赤髪悪魔フィーネ
R18版は、なろう版から1話追加して全52話
終盤のep.49~51もR18版として大幅に書き直しました
そして本日
最終話「貴様の目は美しい」公開しました(*´꒳`*)
『【R18】終局の悪魔―俺を利用するはずの白髪高官が、なぜか俺の目を美しいと言ってくる―』
https://novel18.syosetu.com/n2839mt/
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一言でも大歓迎です⋆。˚✩




