お前は存在が鬱陶しい
明日完結です❀୨୧
「やれやれ、やはりな。
……失礼いたしました、アストリッド……
アスティ殿。
こんなものがない方がご希望でしょう?」
ヨハネスはアストリッドにぬいぐるみを返す。
アストリッドは、
少し巻き毛のようになったポニーテールの後を優しく撫でながらモジモジしている。
「も、もしかして……アスティは……」
カイは青ざめて口をパクパクさせた。
「ヨハネスのポニーテール……
似合ってないと思ってるん?」
その瞬間にヨハネスがカイの襟首をつまみ上げて歩き出す。
「鬱陶しい。お前は存在が鬱陶しい。
……アスティ殿、このボンクラナマズをお借りします。
いったん目の前から消しましょう。」
「首、苦しい!
アスティ!でも、それめっちゃ可愛くできてん!
会心の作やし、可愛がってな!!」
カランカランカラン
宿屋の扉が閉まり、カイの声が遠ざかっていく。
これまでのお話▼
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読後感ふんわり⋆。˚✩ほのぼの恋愛ファンタジー(*´꒳`*) ~❀~
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