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オタクがおばあさんと女の子を助けたらもれなく美少女と出会って秘密を共有した  作者: 猫の集会


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3/7

色々えっ⁈

 オレは、瑠実那さんに手をひかれて屋上に連れていかれた。

 

 そしていきなり、瑠実那さんの細くてキレイな指がオレのくちびるにのせられた。

 

 ⁈

 

「えっ⁉︎」

「しっ!秘密ね。昨日のことは、秘密でよろしくね!」

 

 …

 

「あ、うん…。」

「ねぇ、それでね…相談なんだけどさ、また遊びたいなっておもうんだけど…また遊ぼ?どうかな?」

 なんておっしゃってきた。

 

 ⁉︎

 

 いきなりの展開すぎる…

 

 あの美少女が…

 

 オレと秘密を共有して、さらにまた遊ぼうだと⁉︎

 

 というか、秘密って…どっちのやつだろう?

 

 アレか?それとも…

 

 

 …

 

 まぁ、それにしても美少女と、こんな素敵な未来を、だれが想像できるよ?

 

 妄想ならできたかもだけど…

 

「いや?」

「ううん‼︎いやなわけないよ‼︎」

「ふふ、そうだよね。だって蓮夜くん好きだもんね」

 

 ⁉︎

 

 

 

「えと…」

「シャぺるんバクたんたん大好きなんでしょ?」

「あー…、あー‼︎そっちか!うん、好き」

「わたしも好き」

 

 …

 

 てれるっ‼︎

 

 なんか、なんか…

 

 てれるっすよ‼︎

 

 擬似恋人ごっこができてしまった。

 

 幸せかよ‼︎

 

 オレは、幸せものすぎるだろ‼︎

 

 幸せじゃーーん‼︎

 

 

 こんなの、学校の男子がみたら…

 

 それはもう…オノを持って追いかけまわされるやつ…。

 

 学校の男子どころか、世の男性皆を虜にしてしまうくらいの美少女が、オレと秘密を共有するとか…

 

 ヤバない⁉︎

 

 そもそも、妹の由那ちゃんが転ばなかったら、こんなであいなかったんだよな。

 

 ありがとう‼︎由那ちゃん‼︎

 

「あ、そういえば由那ちゃんの傷はどう?転んだ時の」

「うん、もう大丈夫。あのときは、ほんとにありがとうね!あとさ、おばあちゃんも助けてもらったって言ってた。重ね重ねありがとうね。今度お礼がしたいからって、またうちに連れてきてって、おばあちゃんが。」

「いいよ、お礼なんて。」

 

 そもそも、こんな普通に瑠実那さんと会話ができることが、もうオレにとっては最高のお礼だ。

 

「そんなわけには、いきません。おばあちゃんも喜ぶからぜひ」

 にこっと、瑠実那さんが微笑んだ。

 

 ほわぁ〜

 

 ぜひのあとの、あのかわいいお顔…

 

 かわいいかわいいかわいいいいいぃ〜

 

 とけそう…

 

 オレって…もしかしてかき氷に転生したんか?ってくらいとろけそうです。

 

 

 てかさぁ、さっきオレのくちびるの上におかれた、瑠実那さんの指の感触が…

 

 てかよ⁉︎

 

 はじめて触れた瑠実那さんの指が、オレのくちびるとか…

 

 そんな奇跡的な触れ合い方ある⁉︎

 

 ヤバない⁉︎

 

 いやぁ、奇跡ってあるんですねぇ…。

 

 あ、初めてはもしかして…おてて繋いだ?

 

 美少女の手に触れ合おうスペシャル?

 

 

 …

 

 

「そろそろ、教室戻ろっか」

「あぁ、そうだね」

 

 教室へ戻ろうとすると、サササッと人影がみえた。

 

 複数人…いたね。

 

 そりゃ、そうだよな。

 

 美少女が、一般人つれて屋上に向かったら、それはもう変態がとっ捕まえられたんか?ってなって、心配になってみんな瑠実那さんの護衛として、ついてきちゃうんだよね…。

 

 いつも見張られている瑠実那さんは、大変だな。

 

 教室に戻ると、瑠実那さんはクラスの女子に囲まれた。

 

「大丈夫だった?変態とっ捕まえられたってほんと?ケガは、ない?大丈夫そう?」

 と、心配の嵐だった。

 

 で、ありがたいことに皆は瑠実那さんに夢中すぎて、オレのことは眼中になかったらしく、オレは透明扱いだった。

 

 瑠実那さんの威力は、すごい。

 

 隣にいるオレの姿すら、かき消すくらいの力って…

 

 すごいなぁ、すごいなぁって、ただただ遠くから、その存在を改めて実感した。

 

 

 そんな、すごい一日が早くも終わりそうな放課後。

 

 さて、帰ろうかなと友だちと一緒に下駄箱へと向かうと、なんか靴のところに小さな紙が入っていた。

 

 ?

 

 こっそりみてみると…

 

 ⁉︎

 

 番号が書かれていた。

 

 登録してくれたら嬉しいな♡ってある。

 

 …

 

 こ、こ、ここここここ…

 

 思わずニワトリこっこさんになるところでした。

 

 

 まさかの手紙…

 

 しかも、瑠実那さん直筆と思われる手紙って…

 

 これは、絶対なくせません‼︎

 

 寄り道せずに、速攻帰って登録したよね。

 

 

 そして、よろしくって送るとすぐさまよろしくって返事が返ってきた。

 

 うわー、幸せかよ〜

 

 幸せをかみしめていると、よろしくのあとすぐに、遊びの日程が送られてきた。

 

 ガチの幸せかよ⁉︎

 

 こんなことがあっていいのかよ⁉︎

 

 …

 

 いいんだろう。

 

 いいんだよ、きっと。

 

 でもさ、いいことのあとって…

 

 やっぱりいいことじゃないことがやってくるって…いうじゃないですか。

 

 …

 

 で、やっぱりですよ。

 

 

 瑠実那さんとの待ち合わせしていた場所に、瑠実那さんがすでにいたんですよね。

 

 まだ三十分も前なのに…

 

 

 さらに、瑠実那さんが絡まれてるっぽい⁉︎

 

 慌ててオレは、戦闘モードになりましたとも‼︎

 

 

 男二人対オレひとり

 

 全然余裕‼︎と、拳を握りしめたとたん…

 

 あ…

 

 瑠実那さんが二人同時に、腹パンをくらわしていた。

 

 え…

 

 めっちゃ素早い動きに、力強さ…半端ないって…どういうこと⁉︎

 

 男二人組が腹をおさえて苦しんでいた。

 

 すげ〜

 

 思わず見惚れていると、瑠実那さんがこっちに気づいたようだ。

 

「「あ…」」

 

 お互い気まずい…

 

「えと…早いねぇ。てか、こちらの男性は…あの…いったい…」

「ねー。知らない人なんだけど、…なんかお腹痛いのかなぁ?食あたり?どうぞお大事にー」

 と、笑顔で声をかける瑠実那さん。

 

 腹痛の二人は、そのままお見舞いの言葉をかけて、おいてきた。

 

 てか…

 

 瑠実那さんって…

 

 いったい、なにものなんよ⁉︎

 

 まぁ、部屋にあるアレをみていたから、さほど驚かなかったけどさ。

 

 

 そんなこんなで、やっぱりそうなのかと思いつつ、楽しく遊んで瑠実那さん宅まで瑠実那さんを送りとどけて、おばあさんに上がっていきなさいよ〜といわれ、なぜか由那ちゃんをおんぶして、おじゃました。

 

 いつのまに、由那ちゃんはオレに取り憑いたんだ⁉︎ってくらいの速さで、オレの背中にのっていた。

 

 素晴らしい運動力だ‼︎

 

 たしか、瑠実那さんも体育でよく大活躍してるし、運動一家なのだろう。

 

 

 オレはというと…

 

 学校では、ほとんど冴えない生き物だ。

 

 とにかく普通で目立たない、いつのまにかできていたシミくらい、ほんとに目立たない生き物としていきている。

 

 はずだった…

 

 なのにそれが…

 

 

 続く。

 

 

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