77 北の国で 21
今日はまちの辺銀型獣人達が視察に着く日だよ。
朝から点検したり,確認したり・・・もちろん,ロートがしてるんだけどさ。
あたしとヴァイスとシュバルツはすることがにゃいからおとなしく遊んでる。ズィルバーもすることがにゃいくせにさ。ロートにくっついて回ってるんだよ。ロートったら,ズィルバーのこと邪魔じゃにゃいのかにゃあ。 ヴァイスとシュバルツは,もちろん小獣姿で遊んでるよ。
りゅうの姿は見られにゃいほうがいいんだって。りゅうは今では絶滅危惧種(ってにゃんだ?)って言うんだって。珍しいから捕まえられちゃったら大変にゃんだって。
でもさ。ヴァイスって最強だと思うんだけどにゃあ。多分,捕まえられる獣人にゃんていにゃいはずだよ。弟にゃんだから,シュバルツも強いはずだしさ。
そしたらさ,ヴァイスが
「オカアサンノホウガ ツヨカッタ ボクハ オカアサンノ チカラヲ ウケツグヨ。」
って言うんだよ。
「シュバルツニハ オトウサンノ チカラヲ アタエテネエッテ イワレテル」
ちょうどそこにロートが来ていて,その言葉に反応したよ。
「お父さんの力って,炎かい?」
「ウン。オトウサンハ ホノオノ リュウ
デモ アカクナイ
ダカラ スコシ チガウ」
「どういう意味だい?」
ヴァイスはにこにこしにゃがら,
「コレイジョウ イマハ ロートニデモ ハナセナイ
デモ ソノウチニ ワカル」
ええ~今,知りたいよ~
「ボクガ 1サイニ ナッタラ
ボクノ チカラハ
オカアサンノト オナジニナルヨ」
へえ~
「シュバルツモ 1サイニ ナッタラ
オトウサント オナジニスルヨ」
・・・・・にゃんか言い方が微妙にちがうんだよねえ・・・
ロートがもっと聞き出そうとしたとき,下の方から
「お~い」
「にゃあにゃあのみなさ~ん」
って呼ぶ声が聞こえてきたんだ。
やってきた辺銀型獣人達は10人位いたよ。夕べは山の麓に泊まったそうで,元気いっぱいだよ。
みんにゃを早速温泉施設にあんにゃいしたよ。
みんにゃ,お風呂の設備とお湯の色にまず驚き,ミニカイサルピングウインのプールにも驚き,次に,クチビルソウに驚き,とっても忙しそうだったよ。
カイサルピングウインの脅威だけは完全ににゃくにゃったわけじゃにゃいけど,この「温泉の不思議」について話すと,みんにゃすんごく喜んでいたよ。
このお湯さえあれば,魔物はいなくにゃるかもしれにゃいもんねえ。
シュバルツのことは,ロートとズィルバーのでっち上げた「聞くも涙語るも涙」とか言う話でみんにゃ泣いていたし・・・・
その話は長くにゃるからはしょるけどさ・・・
「生き別れた兄弟の涙の再会」って奴だったよ。
・・・ふう。ヴァイスもシュバルツもあたしも,お口がむずむずしちゃって大変だった。最後,みんにゃが泣き出したときにゃんて・・・慌てて3人で逃げ出して,誰もいにゃいとこでヒイヒイ笑っちゃった・・・
その後は,「大人のお話」で,あたし達はまた外で遊んだ。
ズィルバーも出てきたから,たまご探しに行こうか思ったんだけど,りゅうの姿を見られるなって言葉を思い出しちゃった。
仕方がにゃいから,4人で,誰が一番上手に穴を掘れるか競争をすることにしたよ。
変なところに掘ったら温泉の水脈が駄目ににゃるといけにゃいってんで,山の麓までみんにゃで走って行ったんだ。
そしたらさ・・・出たんだよ。
ていうか・・・来たんだよ。
あの・・・シャベルティガティガが・・・
「ちがいますう!!!ザーベルティガティガ・・じゃあない。 虎型獣人
ですう。」
ズィルバーの目つきったら・・・こわ~い!!!
「何しに来た!!帰れ!!!」
え・・・いや。それはいくらにゃんでも・・・
「俺は温泉に入りに来ただけですう・・・」
どうも何とにゃくまだ魔物臭いと言われて,ちょっと肩身の狭い思いをしていた 虎型獣人は,魔物を魔物でにゃくしてしまうキセキのお湯にあやかりたいと無理矢理付いてきたらしい。へえ・・・
「なのに,途中で置いてきぼりにされちゃったんですう!!!酷いですう!!!」
「そりゃこんなに五月蠅ければ,みんな逃げ出すだろうぜ。」
ズィルバーがぼそっとつぶやいたけど,ちゃんと聞こえてたみたい。
「ええ~ひ・ひどいですう~」
五月蠅い五月蠅い・・
「温泉のお湯で,五月蠅いのも治るかもしれにゃいね。」
ってあたしが言ったら,
「おお・・・それはそうかもしれん。さっそくたたきこもう。」
ズィルバー・・・過激だよ。
しかたにゃしにまた温泉に逆戻り・・・競争はまた後だね。
今回は間違いが多かったので我ながらびっくりです。
直しましたが まだあるかもしれません。




