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ほっと・すぷりんぐ・にゃあにゃあ  作者:
5 次の温泉は
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22 次の温泉は 4

翌日も,ロートとズィルバー,あたしとヴァイスに分かれてお出かけだった。

 ロート達は,今日は海辺の岩のある辺りを探索するんだそうだ。

 行ってみたいにゃ。まだ海って触ってもいにゃいよ。

 ヴァイスに,今日こそ海に一緒に連れて行ってもらうんだ。


昨日のところに行くと,蜥蜴型獣人(せんせい)はまだ来ていにゃかった。また昨日みたいに遊び出す。今日は昨日より暑い。二人とも汗だくににゃってしまう。


 そしたら,ヴァイスが,あたしを空中に放り出した後,ブリザードを上に向かって吹き出してきた。上に向かった細かい氷は私たちに向かって降ってくる。涼しくていい感じ。 ヴァイスは,呪文も唱えずに楽々出せるのにゃ。

さすがドラッヘりゅうだね。


 あたしも出来るかな。でも,昨日の氷の塊を思い出したので,試すのはやめにしたよ。 

 しばらくそうして遊んでいたら,やっと蜥蜴型獣人(せんせい)が来たよ。

 お寝坊さんにゃのかにゃ。

 でも,余計にゃことは言わにゃいよ。


 昨日のことをロートとズィルバーに報告したとき二人とも,こめかみに筋を立てていたんだけど,にゃんだったんだろうにゃ。


「人の言葉を繰り返すな」

 って言われたけど,繰り返せって言ったのは蜥蜴型獣人(せんせい)にゃんだけど。おまけに,余計にゃことは一切発言禁止って。変にゃの。余計なことってにゃにさ。言ってにゃいもん。


ま,いいか。

「おはよう,ミャアコちゃん。ヴァイス君。」

「おはようございます。蜥蜴型獣人(せんせい)。」


「早速だが,玉を見せてくれないかな。」

今日は私も素直に見せる。

 あれあれあれ???

「ちいさくにゃってる!!!」


 蜥蜴型獣人(せんせい)は,満足そうに頷いた。

「いいんだよ。今日も午後からしっかり握っておくれ。」

 

 玉をしまうと,また,昨日の訓練の続きだよ。


 今度は,怒鳴らずに,ゆっくり言えと言われたけど・・・あれあれあれ???

 昨日の言葉,覚えてにゃいんですけど・・・・どうしよう。

 う・・・えっと・・・えっと・・・


「どうしたね?!最初は氷からいってみよう。」


 ・・・やけくそだ~

 でも,小声で・・・杖をちょっとだけ振って・・

「・・・スイアレフ~」

・・・・・降ってきた。ヴァイスのブリザードの氷みたいな細かいのが。うっそ~。すぐ降り止んだけど。言った方がびっくりしたよ。


「おお。すごいな。言葉がよく聞き取れなかったが,小さい声の方がいいのか・・・ふうん。興味深いな。」

 ・・・蜥蜴型獣人(せんせい)には,あたしが違うことを言ったのは,ばれていにゃかったみたい。でもヴァイスには分かったのかにゃ。じろりと見られたよ。


 その後も,小さい声で言いにゃがら,ちょっとだけ杖を振ると,ちょっとだけ氷が降ってきたり,雨が降ってきたりしたよ。適当に唱えただけにゃのに,いいのかにゃ。


 雨をたくさん降らせてごらんって言われたときは焦ったよ。言葉が違うってばれるだろうって思ったからさ。仕方ないから,

蜥蜴型獣人(せんせい),見本を見せてください。」

これだよ。もっと早く気がつけば良かったよ。

がんばって先生の言った言葉を覚えるよ。


「シュトローメ レーゲン」

 蜥蜴型獣人(せんせい)は杖を振り上げる。

 


バシャバシャ・・・・わっ!!ぬれる。

蜥蜴型獣人(せんせい)が何かを言って,杖を下ろすと雨はやんだ。


止めるときはアウフって言ってたみたいだね。よし。今度は覚えたぞ。


あたしは張り切って杖を振り上げる。

「シトロメ レゲン」

ザバッ  わっ

にゃぜ?


「アウフ」


あたしが失敗すると,なんでもすぐ,降るのが止まっていたのは,先生がアウフって言ってくれてたからだって,今知ったよ。ありがとう蜥蜴型獣人(せんせい)


 その後、いい加減に唱えるにゃって言われたけど・・・全部,成功したのは,いい加減だったんだけどにゃ。

 でも,『余計にゃことは言うにゃ』って言葉を思い出して,素直に

「はい。蜥蜴型獣人(せんせい),すみませんでした。」

 って言えたよ。あたしって偉い。


そのあと,蜥蜴型獣人(せんせい)が,でっかい氷の塊を出した。

 にゃに?


 その脇に座って,あたしとヴァイスにも座るように言った。

 ひんやりして気持ちいい。


 そこで,にゃにやら魔法のお話を聞いた。


 この世のことわりとやら。

 はっきり言って猫型獣人ただのにゃんこには難しすぎます。


「とりあえず,分かったことを言ってみなさい。」

「この世界には,魔法があって,みんにゃ,にゃにか使える。」

「うん。そうだね。それから?」

「・・・魔法には,火・炎属系(ほのおと,水・氷属系みず雷属系かみなり・・・風属系かぜ・・治癒属系おいしゃさん・・あとえっと,えっと・・・」

 「そこまで覚えればまぁいいかな。生活に必要なのは,そのくらいだからね。

  あとは,土属系,光属系,闇属系,火・炎属系(ほのおと同じにも分類されている爆発属系,封印系・・・・そして,虹だね。」


 ズィルバーは絶対,爆発属系(ばくだんだよね。火・炎属系(ほのおももってるし。

 ロートは治癒属系おいしゃさん土属系つちならおまかせもあるよね。きっと。

じゃあ,あたしは?


蜥蜴型獣人(せんせい)は,あたしのこと虹だって言っていたけど,にじってなんですか?」


 その前に,ヴァイスが氷にかじりつき,がりがりかじって,お腹減ったアピールを始めたので,お昼にすることにした。

 ヴァイスは間違いなく,水・氷属系みずだよね。


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