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他人任せ異世界論  作者: 百足ムカデ
王都編
32/36

第32話 男子会

 横開きの扉を執事さんに開けてもらって馬車に乗る、中が思ったより広い、足伸ばして寝れるじゃん!


「どうだ?結構広いだろ?」


 両足を水平に開いてるハマルが聞いてきた、体柔らかすぎない?


「ハマル、客人の前ですよ」


「はーいせんせー」


「返事は伸ばさないと何度も言っているでしょう」


 ドアを開けてくれた執事さんがハマルに注意してる、やっぱだめじゃん


「んじゃ紹介すっか

こっち、ハンス先生すっげー博識、俺の先生兼執事だ」


「『こっち』ではなく『こちら』ですよ、ハマル」


「あとすっげぇ厳しい」


「まったく……アルレシャ様がスイッチにはいられた時はあれだけできるというのに……」


「だからこそ普段は素でいたいんじゃねーかよ」


 ハンス先生は苦労してそうだ、僕から自己紹介しないと話が進まなそうだし自分から言うか


「ハンスさん初めまして、僕は羊介ヨウスケといいます、礼節には疎いのでなにか失礼をしてしまうかもしれませんがご容赦ください」


 僕の丁寧な言い方の限界点だ、これで無礼ならもう腹を切るしか無い

 と思ったらいきなりハンスさんが頭を下げてきた、なに!?


「貴方がヨウスケ様でしたか、私の不手際で不愉快な場所へ送ってしまい申し訳ございませんでした!」


「ヨースケ困惑してんな?ほら差別店のことだよ」


 あ、そっかイノセントはハンスさんが教えてくれた店だっけ


「あれは僕の情報不足のせいでもあります、僕は謝罪を受け取ったので頭を上げてください」


「お気遣い痛み入ります」


 申し訳なさそうに頭を上げるハンスさん


「あとでルリにも謝ってあげて下さい」


「はい、必ずや」


 じゃあここでこの話は終わりにしよう、なんか話題無い?という目をハマルに向けようとしたら


「よし!じゃあ、話変えるぞ!」


 目を向ける前に音頭を取ってくれた、ありがたいな


「シャルと俺の加護の話すっか」


「良いの?」


「あぁ、シャルにはもう了承とってる、勝手に見たのはこっちだからな、これから長い付き合いだし、俺の分も合わせて説明すっからかなり長くなるぞ」


「わかった、聞いてるね」


「まず俺の加護からだ、『魔具の加護』っていってな、俺の知ってる武器・防具・魔道具を自由に使える能力だ」


 強いな、確か加護って魔力消費しなかったし無限に武器作れるじゃん!


「あ、あと産まれた時から文字とか言葉とか武具の知識が付与されるってのもあるぜ、魔道具は勉強する必要があるがな!

他にも特殊な装飾を付けると威力が上がったりすることもある、今んとこ見つけられてんのは3つだけどな」


 おまけの能力にするには強すぎるな!産まれた頃から知識人ってやば〜……

 そりゃ3歳で捨てられても生きていけるか……


「ちなみに作る時は魔力使わねぇんだけど維持するのに魔力は使う、だから手放したら作ったもんは消えるんだ」


「なるほど、無限に武器を作ることはできないんだ」


「そうだ、ただし体の一部をくっつけたらつけた分だけ持続する、時間はつけたもんの質量と重要度に比例する形だ、だから少しの間作った武器を貸すとかならできる」


「だから髪伸ばしてるんだね」


「あぁ、髪がながければ長いほど持続時間も長いからな、ちなみに1本で大体1分半だな」


 あの髪の長さで1分半は多いのか?


「あと血1滴なら大体3分だな」


 確信した、髪の毛は時間少ない

 重要度って言ってたし、髪はそこまで重要じゃないってことね


「俺のは大体そんなもんだな、あとは……作る時は形が自由自在ってとこか

次はシャルの加護だ!」


 僕の加護がバレた理由だな


「シャルの加護は『極目の加護(きわめのかご)』って言って、相手の大体の戦闘能力と所持してる加護の系統がわかるって能力だ」


「僕の加護を鑑定系って言ってたのはそれか」


「そうだ、嬢ちゃんがあんなに怒るとは思わなかったがな!

加護の続きだが……俺は正直ここくらいまでしかわかんねぇんだよな、なんか質問あるか?」


「じゃあ、戦闘能力ってどんな感じで見えるの?」


「数値化されるらしい、あくまで目安でしか無いってシャルは言ってるがな、俺は3万2194だってよ」


「強すぎる人見たら爆発するとかはない?」


「なんだそりゃ?怖えな!」


 そう言ってカラカラ笑うハマル

 さすがに通じないか、にしてもスカ〇ターみたいな加護だな


「それじゃあ僕の加護について語るね」


「良いのか?」


「うん、ハマルも言ってたでしょ?長い付き合いって、なら僕も言おうかなって思ってさあと僕のだけね、ルリのは怒るだろうからなしね」


「また嬢ちゃんに爪立てられんのはごめんだからな」


 笑って言ってるけど殺されかけたんだからね?

 『叡智の声』の能力を説明し始める


***


「ほー、つまり俺の今の信頼とかもわかんのか、ちょっと恥ずいな」


「見れない設定にもできるけどそうする?」


「便利だな!やんなくていいぜ、見えてんだろうが、結構信頼してっからな俺は」


 ちなみに今のハマルの信頼度は【35/100 B】

 CからBにランクアップしてるね


「にしてもまだ時間あるぜ、なんかいい話題ねぇか?」


「うーん……そう言われてもなぁ……」


「あ、そうだ!ヨースケはあれ知ってっか?獣人と幻獣種が同じってこと!」


 「知らなかったろ!」という顔で聞いてくるハマル、ごめんねそこは知ってるの、でもちょうどいいから知らないことにしちゃお


「初めて知った、なんで?」


「だろ?何でかって言うと俺も知らねえ!」


 知らないんかい!


「ではお話しましょうか」


 ハンスさんが教えてくれるらしい


「ちなみにハマルには何度も説明していますが」


「ありゃ?そうだったか?」


 ケラケラと笑ってるけど笑い事じゃなさそうだよ、ハンスさん青筋でてるし


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