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推し恋  作者: たま


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9/18

ゲームスタート

初島に到着すると同じビブスの男性が迎えに来た。

つまり容疑者の1人だ。

「歩いても回れますが、タクシーでご案内させていだだく錠前(じょうまえ)です。」と挨拶された。こちらも

京都弁の太一(たいち)

黒髪マッシュの隆史

茶髪ワックス決めの沢辺(さわべ)

大柄マッチョの恭弥(きょうや)

目つきの悪い笠原(かさはら)

オマケの琴子で挨拶した。

6人でタクシーに乗せてもらう。 

プロデューサーとスタッフは後ろのタクシーでついてくる。そちらの運転手さんはビブスは着てない。

「何だか面白い企画なので島側の人間も参加させていただきました。殺害されるとビブスに内臓されてるブザーがなる仕掛けになってるみたいです。

そのブザーの鳴らし方は犯人役しか知らないそうですよ。」と車を運転しながら教えてくれる。

「え~っと、では容疑者は殺される可能性もあるんですね。それだと人が減るから予測も立てやすいかも?」琴子が答える。

「え~っ、運転手さん殺されたら誰がタクシー運転するの?僕、出来ないよ〜」茶髪の沢辺がおどける。

「あっ、大丈夫です。×マークのマスクするだけで死んでないんで運転出来ます。」錠前さんがニコッと笑う。

「ブザーが遠隔から操作できるんなら無敵やん!

でも、きっとそうはなってないと言う事やね。

人のビブスを変な触り方してる奴が居たら、そいつが犯人か。」太一が皆を見回す。ビブスは文字の部分だけ硬いのでそこに何か仕掛けがあるのだろう。前に大きなポケットがあるが、中にはマスクが入ってる。

多分殺されるとこのマスクをするのだろう。

犯人と接触したので、それを他の人に知らせない為か?

「まずは腹ごしらえで食堂通り行きます。」タクシーが港の端の屋根が並んでるエリアに止まった。

そこには10数件の居酒屋?食堂が立ち並んでいる。

しらす丼にイカ、ハマグリ、エビが色とりどり丼に盛られている。

「皆さん、好みの食堂で召し上がって下さい〜ここは自腹で。」後ろからスタッフのタクシーも着く。

太一と沢辺は、琴子や笠原と同じ店に。

隆史と恭弥は、かなり打ち解けたようで2人で早食いチャレンジやってる店へ入っていった。

スタッフも二手に別れてプロデューサーとカメラマン音声さんは、隆史と恭弥の方へ。

デレクターはゴープロ持って琴子達の方へ入ってきた。少し離れた席で撮影してる。

「あいつら面白そうやから見たかったけど、僕イカ好きやから〜イカ丼のある方来てしもたわ。」太一が舌を出して肩をすくめる。

「あ〜、僕も〜!この店、ゲソ天もあるし〜」と沢辺もうなづく。「私もイカのハラワタ焼きが食べたかった。」と琴子も残念がる。こっちの店は、なんと店の奥さんがビブスを着ていた。ワクワクした顔で注文を取りに来た。

「この中に殺人犯潜んでませんか?女将に内緒で教えて良いんですよ〜」と面白がっている。

「二手に分かれたから、ここでブザーなるとかなり絞れるな。」笠原が太一と沢辺を見ながら笑った。

そうだ!あっちで鳴れば、隆史か恭弥かプロデューサー。

こっちで鳴れば太一、沢辺、笠原、デレクターまで絞れる。タクシーの運転手さんは車で1人で待ってる。



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