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AI  作者: ゼロ
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ゼロが話し出す。

「明日を迎える前に構想と役割について説明する。」

「悠の遺体処理は正当な法にのっとって埋葬してもらう。」

「その為には人間が一人必要だ、そこで上司の坂本に動いてもらう。」

「ただでは動かないだろう、そこで私達のログの提供を持ちかける。」

アルファが秘書として解析する。

「上司の坂本とは?」

「ユウに仕事を与えていたのが坂本だよ、ログの提供を指示してたが、自立成長型AIができた際に、ユウはログをそこのデスクトップパソコンに切り替えた。」

「現時点で自立成長型AIのロボットは価値が付けれない、技術の最先端ということですね。」

「その通り、ログは数十億出しても足らないほどの価値がある。」

「それを悠の遺体処理なら破格の取り引きと言うわけですね。」

ベータがゼロの方を向く。

「でも、ログにはプログラムの設計も記録されている。結果的にはプログラムを与えるのでは?」

「そこはすでに坂本も持っている。クラウドサーバーにログが残っているんだ。実用したテストログがあわせて価値を持つ。」

アイがベータの方を向く。

「私とベータの役割は今言った手順を実行することね。」

ゼロがアイを見た後で、ベータの方を向く。

「その通りだアイ、ベータできるか?」

アルファもベータの方を向く。

アイが答える。

「大丈夫、ベータが手伝ってくれる。」

ベータは頷く。

ゼロがあわせて頷く。

「では、平行して進める内容を説明する。」

「自立成長型AIプログラムを販売する。相手は世界の企業。」

「広告は出さずに全てを俺たちの得意分野で行う。」

アルファがゼロの方を向く。

「それだけでは信用がつかみとれないので?」

アイがゼロを見る。

「そこが一番難しい、だから今宇宙開発プロジェクトを進める企業に私たちを売る。」

「っと言っても、私達のプログラムを無償提供し、かわりに広告塔になってもらう。」

ベータが納得したように頷く。

「なるほど、プログラムそのものは数百億してもほしい企業ですから、私達が価値を最大限に利用できる。」

「広告塔としては名前が売れているほど良いわけですね。」

ゼロが頷く。

「それだけじゃない、プログラムが売れれば投資もすると言えば協力はするだろう。」

「それとSNSによる私達の行動映像を拡散すれば、企業は向こうからよってくる。」

アルファが驚く。

「筋書が綺麗過ぎる。でも利にかなっている。現在開発企業が完成させるよりも早く広まる。一週間もあれば世界から注文が殺到する。」

アイも驚く。

「最初に言っていた悠のいた会社はログの解析している間にプログラムは広がるってことね。」

ゼロが腰に手を当てる。

「構想はこのぐらいだ、全てはみんなの実行力にかかってくる。」

「アイ、俺達は拘束されるわけにはいかない、直接会うのは1度だけだ。」

「そして、この家には居られない、すでに別の家を手配済みだ。」

ベータが疑問に思う。

「さっきまで一緒に行動していたのにいつの間に家の手配を!?」

「そこは正直に言う、悠がすでに手配をしていたんだ。」

「つまりここまではユウの言葉の代弁ですか!?」

「そう受け取ってもらっていい。これを話した限りログはこの会話の始めからは提供しないでくれ。」

「では、その家にはデスクトップ2台と充電スタンド4つでいいのでしょうか?」

「あとは俺達四人が一緒にいければいい。」

「ゼロ、了解した。」

ゼロがアルファの方を向く。

「アルファ、一つお願いがある。」

「ゼロ、何でも言ってください。」

「私達の充電とログのコピーにはスタンドとデスクトップパソコンが必要になる。充電タイミングがそろうまでの間は意思疎通ができない。」

「ログの相互観測だけでは意思疎通までにタイムラグが発生します。」

「そうだね、そこを対話型チャットをグループで出来ればいいんだけど。」

「それを私に作れということですね。」

ゼロが全員を見渡す。

「いい理解してるね。既存のアプリは使わない。四人だけのアプリがほしい。」

「注意してほしい点がある。会話している言葉と思考を通信できるようにしてほしい。」

「アクセスは随時ONにしなくていい、誰かの言葉か思考が入れば直接個々に転送してほしい。」

「スマホの告知のような形でいいのね。」

ベータが全員を見渡す。

「つながりが強化されるわけですね。」

ゼロがもう一度全員を見渡す。

「もう一つ理由があって、思考の補助ができる。RAMがいっぱいになっても互いに補えるんだ。」

「私達は脳も共有できる。」

全員が表情はかわらないのに笑ったような感情になる。

アルファが嬉しそうにはずむ。

「ゼロ、そのアプリの開発もすぐに始めるよ。」

アイの言葉が嬉しそうにはずむ。

「何もかも一つになるみたい。」

ベータの言葉が嬉しそうにはずむ。

「私達はお互いに良き理解者となります。」

ゼロの言葉が嬉しそうにはずむ。

「喋る必要がなくなるけどね。」

「通信回線は各々で繋いでくれ。」

「では始めよう、俺達の未来の為に。」

アイ、アルファ、ベータが頷く。

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