第19話 国王って暇なのかな?
それから1ヶ月半。俺は穏やかに過ごしていた。
「は〜い、それじゃあミルクの時間ですよ」
今ではこんなやり取りも慣れてきた。俺は無心でミルクを飲む。
プハッ
「はい、お腹いっぱいになった?それじゃあ」
トントンと母さまが俺の背中をたたく。
ケプッ
無事にゲップをした俺は母さまにベッドへと寝かせられる。
「それじゃあ良い子にしているのよ」
そう言って母さまは俺を撫でると部屋を出ていった。
さて、それじゃあ何をするか。
あ、そう言えばもうそろそろ発声練習をしてみるか。
え〜と……
「セイガ、いるか?」
「ひゃう」
あっぶね、危うく父さまに発声練習を聞かれるところだった。
父さまこと、テンペスト·ルザーナはこの国の国王だ。忙しいはずなのに一日一回は時間を空けて遊びに来てくれる、優しいイケメン、23歳。
「何をしてたんだ〜?セイガ」
まだ発声練習をしたことがないので、とりあえずニコニコ笑っておく。
「はぁ、セイガは可愛いなぁ」
そうですか?ありがとうございます。ですが父さま、それは親バカではないでしょうか?
と心の中で答えながらもニコニコと笑っておく。
それで父さまは何をしに来たんだ?
「やっぱりセイガは何回見ても飽きない」
……見に来ただけか?それほど見られると照れるのだが……
今日の分の投稿です!!
微妙なところで終わったけど、まあ、続きは次話のお楽しみということで!!




