第15話 願い事と俺の宝物
願い事、後編です。
4つ目は「前世の記憶」!!前世を教訓にいざモテ男に!!
そして「ゲーム機」!!これ大事!!
『もし転生して何か1つ持っていけるとしたら』という題で淡海と羽衣と考えたことがあって、その時から絶対に持っていくって決めてたんだ。そう言えばその時、三人揃って選んだのがゲーム機で笑えたなぁ。
でもそうなるとあのペンダントがなぁ。
ペンダントというのは俺の両親の形見だ。俺が入れられていた籠と一緒に父さんの兄、つまり俺の叔父さんが孤児院の院長さんに渡したらしい。ま、要するは母さんの形見だ。
そういうわけで今ではゲームに次ぐ俺の宝物なのだが、うーん、どうしよう。
あ、そうだ、あれにしよう!!うん。そうしよう。
ということで「俺の宝物」になった!!これで決まりだ!!
ビシッッ
心の中でVサイン。
「おいジジイ、決まったぞ」
「うん?決まったのか?」
器用なことに、ジジイは片手でトランプタワーを作りながらもう片方の手でお茶を飲み、足を使い雲で創った猫とじゃれている。
本当に器用だな⁉
「それで何にしたんじゃ?」
「あ、ああ、えと、まず俺を転生先でイケメンにしてほしい」
「ふむ」
「それと両親は優しい人にしてほしい」
「それくらい訳ない」
「あと前世の記憶も残してくれるとありがたい」
「分かった」
「残り1つは前世での俺の宝物を持ち込む許可がほしい」
「具体的に言うと?」
「ゲーム機とソフト、それにペンダントだな」
「ゲーム機とソフトは分かるが、ペンダントとはどんなデザインなのじゃ?」
「ああ、それはこのくらいの大きさの雫型の石が……」
鈴音の母の形見のペンダントですが、デザインは以下の通りです。
·雫型の青い石が中心にぶら下がっている
·上の石を挟むようにして直径5㎜程の真珠が2つずつ通されている
·紐は革
·革紐は編み込んでいる
·紐の両先は角度によって色が変わる直径7㎜程の石を固定
·金具はフックのような引っ掛ける形




