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その20.急展開

 「あまり俺と一緒にいるところは見られないほうがいいんじゃないのか?」という俺の提案で、あの後篠辺野とバラバラに駅前のエムバーガーで待ち合わせた。

 篠辺野はそんなこと気にしなくていいよと言ってくれたのだが、結局篠辺野が俺の後を付けるような形になって双方ともエムバに到着。

 あんまりバラバラに行った意味が無いような距離感だった。


「あら! 七原君じゃない! 偶然!!」

「あのなぁ……」


 俺が店内に到着する直ぐ後に篠辺野がやってきて、そう楽しそうに話しかけてくる。

 誰に見せてる演技なのか知らないが、これを見てこういう茶目っ気のある奴だったと思い出す。

 あの文化祭の準備を手伝っていた時の篠辺野のノリは何かおかしかった……というか、あれが本来の篠辺野の姿なのかもしれないけれども。

 あの後普通に学校で会ってもこんな砕けた感じじゃなくなったんだよな。


「改めまして、文化祭の準備期間は手伝ってくれてありがとうございました」


 篠辺野は俺の前でそうかしこまってお辞儀をする。


「今更だなぁ」

「あはは、でも、そういうのはキッチリけじめつけておきたいじゃない。今日は私が奢るから好きなのを好きなだけ食べてくれたまえよ!」

「別にいいって。もう時効だ」

「まぁまぁ、いいからいいから」


 と、やや強引な篠辺野のノリに押し切られ、俺は篠辺野の厚意を受け取ることにした。

 注文するために篠辺野と一緒に列に並ぶのだが、篠辺野は楽しそうにマイブームメニュー何かを話してくる。

 それを聞いている俺は正直それどころではなかった。


 列に並ぶために自然と俺と篠辺野の距離が物理的に近くなるのだが、この子本当にいい匂いするんだよ。

 ナチュラルな石鹸の香り……というか、シャンプーの香りというか。

 小春とはまた違う女の子の香りに、もう溶かされてしまいそうだ。


 男七原海人17歳。

 年齢=彼女いない歴。

 小夏や小春、蓮華とは二人で飯食ったりしたことはあるんだけれども、そいつらはどれも空気みたいなものだ。

 でも隣にいる篠辺野はそいつらと違って明らかに異性を意識させられる。

 こう、彼女と二人でデートしているようで、俺もどうしていいか分からない。

 一緒に飯を食うなんてことを忘れて、俺は篠辺野の隣で変に緊張してしまった。


 もう彼氏とかいたりするんだろうか……。

 こんだけ魅力的だし、いるんだろうな……。

 いやでも、彼氏いたら俺をこんな所に誘うか?

 そもそも篠辺野が何で俺なんかを急に誘ったのかよく分からない。

 

 そんなことを考えながら注文を終え、それぞれハンバーガーとポテトと飲み物の乗ったトレーを持って適当に空いてる席に座る。


「結構ウチの生徒いるね~。こんな所見られたら、七原君の恋人だと思われちゃうかな?」

「そ、それはマズイぞ。篠辺野にもあらぬ疑いを掛けられて迷惑かかっちまう」


 俺=七原と知っている生徒がどこに潜んでいるか分からない。

 黒波にでも見られたりしたら、こんな篠辺野でも当たりは強くなってしまうんだろうなと思って心配してしまう。


「大丈夫大丈夫。私、ブラックウェーブの一応幹部だし、何かあってもリーダーが守ってくれるさ」

「余計マズイだろ! そのリーダーが俺を敵視してんだから」

「ね~。でも、七原君を探る目的ですとか何とか言ってれば大丈夫っしょー」


 と、篠辺野はあっけらかんと答えるが、本当に大丈夫なのかそれ。

 黒波の様子を見る限りだと、どうも俺はエボルよりも倒したい存在のようだったぞ。

 俺のせいで篠辺野が嫌な目に合うとなったら、篠辺野本人もそうだけれども俺の心も本当に痛むんだが。

 まぁ、本人がそう言ってるのでそれ以上しつこく言わないようにするけれども。


「幹部か……。なんか黒波のチームも凄いことになってんのな……」

「ねー。最初聞いた時私もびっくりしちゃったよ。思ったよりしっかりしてるんだ~、組織だけは。上から司令、司令補佐、一等幹部二等幹部、以下一等構成員から三等構成員までキッチリ! 最初は凄いやる気なんだな~って思ってたんだけどね……」

「凄いな! どれくらいメンバーいるんだそれ!?」

「う~ん……100以上はいるかな……。外部サポーターとか言って、学外の人も入っているみたいだし……」


 飲み物を口に含み、少し考えながら篠辺野はそう答える。

 100って。

 俺の想像を遥かに超える数字が出てきた。

 俺の知っている黒波にはそんなに人望は集まらないと思っていたのだが……。


「黒波にそんなに人望があったとは驚きだな……」

「黒波君だけじゃないかなぁ。司令補佐の阿古沢君……ほら、バレー部で高身長イケメンの。彼がまた結構女の子ひっかけてくるのよ」

「阿古沢……」


 篠辺野は少し苦笑いしながらそう言う。

 阿古沢って確かチャラい感じのイケメンだったな。

 小夏がちょっかい掛けられていたから覚えてる。

 小夏はシカトしてたみたいだけれども。


「後、参謀みたいな感じで久志川君……学年トップの彼。彼も色々頭使ってやってるんだよ。そのお陰なんじゃないのかなぁ」

「……でも、よく黒波もその2人を懐柔できたな。元々仲良かったのか?」

「どうなんだろうね~。黒波君とその二人の利害が一致したんじゃないのかなぁ。三人共立場を利用してやりたい放題。もう、エボルを倒すのなんかそっちのけで女子と毎日遊んでるよ」

「それだぁ!!」

「え!?」

「あ、いや……」


 それを聞いて嫉妬心が……いや、怒りが爆発して思わず立ち上がってしまった。


「なぁに? 七原君もそういうの興味あるの?」

「……あります」

「あははは。正直でよろしい」

「男のエロパワーなめんな」

「あははは。男はみんな野獣だね。本来の目的を失わなければ、そういうのも少しくらい良いとは思うんだけどねぇ……」

「篠辺野、お前まさか……」

「え、何……?」

「黒波とおふ……おふ……」

「おふ?」

「オフロード最高なんじゃないのか!? どうなんだ!?」


 思わず力が入って飲み物のカップをドンと叩いてしまった。


「え、オフロード!?」

「その……オフローと一緒に……オフローど……そう! オフロードのように道を外したようなことは……」

「まさかまさか! 断固拒否したよ。そういうのやってるのはそういうの好きな人同士とか、上に上がりたい願望が強い人達だけでしょ。私、何でか知らないけれども最初から一等幹部だったもん」

「…………」


 それを聞いて安心した!!

 さすが篠辺野だ!

 そんなチャラチャラしたようなことはしない女だと、俺は信じてたぞ!!


「でもでも、A組の初野さんとか、もう女になっちゃったらしいよ」

「マジで……」


 篠辺野は少し顔を赤くして、口に手を当て、小声で俺にそう囁いてくる。

 くっそ。

 篠辺野可愛いなぁ。

 初野さんとかどうでもいいわ。


「あんなに大人しくて可愛い子なのにね~。どうせ無理やりだったと思うんだけれども」

「…………」


 大人しくて可愛い子……。

 小春は大丈夫だろうな。

 本気で心配になってきた。

 絶対に黒波に近づけさせないよう、後で念入りに注意しておくか。


「もう、ホント好き放題だよね……。あーあ、私はエボルを何とかしてくれるっていうから、協力したんだけどなぁ……」


 そう言って篠辺野は脱力し、顔をテーブルの上に乗せる。

 どうも篠辺野は黒波のことをよく思っていない感じだな。

 ここは何とか脱退させるような方向にもっていけないだろうか。

 毎日この篠辺野と楽しく話をしているというだけでも嫉妬心が煮えたぎってくるわ。


「あいつ、今日授業妨害してきたぞ。どうなってんだ? いつの間にか学級崩壊を起こすような学校になっててびっくりしたわ」

「ね……。私もそう思う。エボルを倒すためとか言ってる人いるけど、やり方間違えてるよね……。やるにしてももっとやり方あるのに……。ただ権力を誇示したいだけだと思うけど……」

「だろだろ!! 良かったー!! 俺のクラスの奴とか、なんか黒波のやってることを肯定してるようだったから、とうとうこの学校も狂ったのかと思って心配したわ。教師も言いなりだったし……」


 そんな篠辺野の気の抜けた言葉を聞いて、俺は砂漠の中にオアシスを見たような気持ちになった。

 何も、みんながみんなあいつを支持しているわけではないんだな。

 篠辺野の反応を知って何だか凄い安心した。


「……なんかね、この学校も積極的にではないけれども、黒波君……というか、立尾を協力していこうって方針で決まったらしいよ。だから先生達も言いなり。それで黒波君もどんどん調子乗っちゃって、好き放題に拍車がかかってるのよ」

「マジか……」


 教師……というか、学校は立尾の息がかかっているというのは尾ノ崎の一件で確認できた。

 恐らくその影響だろう。

 また、世の中にはまだ立尾に希望を託している人はまだ少なからずいるみたいだしな。

 それに乗っかる生徒や教師がいても何もおかしいことはない。


 当の立尾は『エボルを倒すために情報を封鎖している』というコメント以外何の音沙汰もない。

 立尾でどうにかできるレベルではないと思っているのは俺だけではないようで、ほとんどの人は立尾に期待を寄せるようなことはしていないはずなんだけれども。


「それで七原君を目の敵にしているから、そのことを七原君にちゃんと伝えておかないとな~って」

「おぉ……心配してくれているのか……」

「心配するよー。だって、平気で『七原殺す』とか言ってるんだよ? あの調子なら本当にやりかねないよ! 私どうすればいいかなぁ……」

「篠辺野がどうするって所でもないだろ。これは俺と黒波の問題なんだから……」

「でもこのまま放っておく訳にはいかないよ。私の他にそれを問題と見ている人はいないし、私、学内で殺人とか絶対嫌だよ?」

「…………」


 奇跡かこれ!?

 なんでこの子はそんなに人類の敵である俺の肩を持ってくれているんだ!?

 他の連中は割りと俺なんてどうでもいいとか、むしろいなくなれみたいな感じだったのに。

 いい加減にしないと惚れるぞこの野郎!!


「心配すんな。俺なら大丈夫だ。そんなの返り討ちにしてやるって。俺も密かにゲームの特訓してんだ」


 ……俺の性分か。

 何かカッコつけたくなっちまうんだよな……悪い癖だ。

 黒波とやり合って勝てる根拠なんてどこにもないのに。

 カッコつけるならもっと中身を伴ってからにしないとダメだっつーのに。


「あ……校則違反……」

「うっ……」


 篠辺野はジト目で俺のことを見てくる。

 カッコつけたつもりが、逆効果になってしまった。


「ふふふ、ウソウソ。私達も勝手に経験値管理とか言って勝手に対戦しちゃってるしね……」


 が、直ぐに篠辺野は茶目っ気たっぷりに表情を崩してそう言う。

 一度可愛いと思ったせいか、こんなからかわれたようなことでも可愛いとか思って不思議と許せてしまうから困る。


「……篠辺野って、結構そういうおちゃらけた所あるのな」

「あはは。そうかな? 普段からこんなんだけど……」

「俺はあんまり普段の篠辺野を知らないからなぁ」

「いいよ、普段だよー。見て見て~」


 そう言って篠辺野は両手を俺の方に差し出して笑顔を向けてくる。

 ダメだ。

 くっそ可愛いし、どうしても胸にあるそのけしからん双子の物体Xに目が行ってしまう。

 俺は目を泳がせながら必死に言葉を探して話を繋げた。


「で、でも、その経験値管理ってアレか? 経験値を上に流していくっていう……確か全校集会の時に黒波が言ってた……」

「そうそう。お陰で私、戦えもしないのにレベル7まで上がっちゃったよ。もうちょっとレベル上がったら、私も上の人に経験値上げることになっちゃうからレベル下がると思うんだけれども」

「…………」


 幹部の篠辺野がレベル7。

 ということは、黒波はそれ以上のレベルを持っているということか……。

 レベル10以上あったら話にならないくらいの戦力差になるとか麻莉亜が言ってたし、少し黒波対策も真面目に考えないといけないな。


「黒波はどれくらいまでレベル上がってんだ?」

「それが分からないの。基本的に自分より下の人しかレベルは把握できないようになっているから、黒波君のレベルを知っているのは司令補佐くらいかな。でも、相当上がっていると思う。それなのにエボルを倒すなんて一向にやろうとしないし、遊んでばかりで……」

「エボルに挑戦する権利を得るための中ボスみたいなのがレベル20だからなぁ。少なくともそれと同等くらいにならないとエボルに挑戦するのも無謀だろうし、そう簡単にレベルは上がらないだろうしで伸び悩んでいるんだとは思うんだけれども……。だからと言って好き放題やるのも違うよな……」

「はぁーー!! 何でこう変な世の中になっちゃったんだろうね……平和な世の中が懐かしいよぅ……」


 そう言って篠辺野は大きく伸びをしたと思ったら、急に脱力して、テーブルを挟んで『くの字』にバタリと倒れた。


「こう、何も考えずにパァーっとできるような所に誰か連れて行ってくれないかなぁ……あたしゃもう疲れたよ……」

「きびまる子みたいに言うな……」

「あははは。そう言えば七原君、漫画好きなんだよね。少女漫画も好きなんだ。オールドファンなの?」

「最近のはどうもな……。少女漫画っつっても、きびまる子は名作だから特別に~って感じかな? 基本は少年漫画だよ」

「おぉ、いいね! ほらごんぼーるとか?」

「そうそう! うちに全巻揃ってるぞ! 紙媒体だ」

「本当!?」


 と、脱力した篠辺野が途端に食いついて体を起こす。

 いきなり変な所に食いついてくるなと思って驚いた。

 本当にこの子は漫画が好きなんだな。


「あぁ、やっぱり紙でテンポよくペラペラめくるのが心地よくてさ。何か全巻集めちまった。名作だよな~」

「凄い凄い! 紙はなかなか売ってないんだよね! ほらごんぼーるの鳥川先生は本当に神のような人だよ! 凄い直感的で分かりやすくインパクトのある絵で、何よりデザインセンスが……あ……」

「ははは。好きなんだな、漫画」


 急に饒舌になった篠辺野は途中でしまったという感じで頬を赤らめ、乗り出した体を引っ込めた。

 俺が笑いながらそうツッコミむと、篠辺野はしばらくもじもじ考えた後絞りだすように小さな声を発する。


「……あのう……七原君……」

「…………」


 なんかその恥ずかしそうに顔を赤らめながら『ちらっ、ちらっ』と俺の顔を上目遣いで見てくるその篠辺野の仕草が滅茶苦茶可愛く見える。

 見ている俺のほうがドギマギしてしまった。


「もしよろしかったら……ほらごんぼーる貸しては貰えませんでしょうか?」

「あ、あぁ、いいよ。ウチすぐ近くだから今持ってきてもいいけど……」

「え、本当に!? 七原君、こんな学校から近くに住んでるんだ!?」

「まぁ……ここの高校に決まってから姉と2人で暮らしてんだけど……」


 やばい。

 こんな状況になったの初めてだからよく分からないんだけれども、今ここで篠辺野をウチに呼ぶっていうのは有りなのかな……?

 こう、漫画たくさんあるから本棚見て好きなの持ってっていいよ的な……。

 ダメかな……ヤバイ!!

 すっげぇドキドキしてきた!!

 緊張して今にも吐きそうだ!!


「おぉー!! やっぱり凄いお金持ちなのかな!?」


 目をキラキラさせて篠辺野がそう言ってくる。

 どうしよう。

 誘っちゃうか!?

 えーい、知るか!!

 誘ってまえ!!


「ま、まぁ……実家はそれなりに……。今住んでるところはこっから……は見えないけど、27階建てのマンションの27階。よ……良かったら来る? 本棚にあるの何でも持ってっていいよ」

「えぇ!?」


 勇気を出してそう提案すると、篠辺野はバンと机を叩いて立ち上がった。

 そして篠辺野は少し恥ずかしそうに顔を赤らめてソワソワし始める。


 ぐっ……俺も女の子を家に呼ぶなんて偉業は初めてだから……っていうか、アレ?

 なんかやばくね?

 家に小春と小夏がいるぞ。

 麻莉亜もどんな反応するか予想できん。

 変な感じになったらどうしよう。

 いかん!!

 大丈夫か不安になってきた!!


「お……お邪魔じゃないかな……私、男の人の家に行くのなんて初めてで……」

「…………」


 篠辺野はそう言って急に手櫛で髪を整え始めた。

 サラサラでふんわり軽そうな篠辺野の栗色の髪の毛は、静電気で余計にボサボサになってしまっている。


「じゃ、邪魔じゃないよ……うるさいのいるけど……」

「お、お姉さん?」

「…………」


 と、小夏と小春……。

 まさか篠辺野も小夏が俺の家に住み着いてるとは思わないだろう。

 どうしようどうしよう!

 でも、小夏は多分家でクライシスゲームしてるだろうし、そんな邪魔してこないだろ!

 小春は蓮華が一緒に買物行くとかで、少し遅くなるだろうし……。

 困った困った!

 えーい!! しない後悔よりはする後悔だ!!

 以前の失敗の経験を活かせ!! 男海人!!


「よし! こっから歩いてすぐだから来てみるか?」

「本当に!? ちょ、ちょっと緊張するね……お、お手洗い行ってくる!」


 そう言って篠辺野は席を立った。


 真面目に学校に通うことになって初日。

 まさかこんなスーパーイベントがあるとは思ってもみなかった。

 何という奇跡!

 学校で黒波が授業妨害してきたり、友達だった奴がにやにやしながら絡んできたりと、辛い現実をつきつけられたかと思ったが、こんな幸せなイベントが待ち受けているだなんて、神様は粋なことをするもんだ。

 ありがとう、本当にありがとう神様。

 俺は見捨てられていた訳ではなかったのですね!!


 もう、とりあえず黒波とかどうでもいい。

 今はこの篠辺野との時間を大切に……大切にしたい。


 という訳で、とんだ急展開の果てにこれから篠辺野がウチに来ることになった。

 俺はこの神がくれた幸せなイベントに感謝しつつ、麻莉亜や小夏にどう言おうか頭を悩ませ、ドギマギしながらトイレから帰ってくる篠辺野を待つのだった。

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