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ハイスクールラリースト!  作者: 銀乃矢


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30/41

第30話「ブレーキ」

翌日、大会2日目が始まる。

「今日のコースは首都高になります。かなりハイスピードになることが予想されます。各ステージごとにブレーキとタイヤの消耗を真紀と奏汰くんはチェックしてください。」

「はーい」

「わかりました。」


2人がマシンに乗り込む。

「奏汰くん、首都高楽しみ?」

「はい!あんなハイスピードなステージは初めてですから!」

「お、やる気まんまんだね」

「はい!今日が本当に楽しみで」


最初のSSを走り出す。

『右4からのストレート200からの左3!』

その言葉通りに淡々とステアリングを切っていく。


その時、キツめのコーナーに飛び込んだ時、ブレーキペダルを踏み込む。

奏汰は違和感に気づく。

ブレーキの効きがなんか緩い…!?

『どうした?』

「いや、なんでもないっす!」

『了解!左4、右2!』

ナビゲーションが再開する。


そして走り切る。

「なんとか、走りきった…」

SS終了後のクールダウンエリアに来る。


マシンを降り、奏汰は4つのタイヤの溝やブレーキの状態を確認する。

「ブレーキ変だったけど、気のせいか…」

つぶやきながらマシンに戻る。

「奏汰くん、さっき何か呟いてたけど、何かあった?」

「いやー、なんでもないっす」

その油断が悲劇を生む。


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