第26話「準備」
翌日。
朝6時。
暖気可能時間を迎えた。
お台場にエンジン音が響き渡る。
「うちもエンジンかけようか」
「そうだな」
幸介がマシンに乗り込み、エンジンをかける。
幸介がモニターに表示されるデータを見ながら暖気を進めていく。
「水温、油温OK。真紀!回転数上げるよ!」
「はいよー」
幸介がアクセルを踏み込む。
エンジン音が大きくなる。
真紀はエンジンの異変がないかチェックする。
エンジンの回転数が下がる。
「OK!異音なし!オイル漏れもなし!」
「大丈夫だな」
エンジンを切る。
確認をしているとHR-1の車両たちがスタート地点に向けて出発し始めた。
「私達もちょっと見に行こうか」
「ですね」
真紀と奏汰はSSS1を見に行くことに。
「あ、私も行っていい?」
穂乃果もついてくる。3人で見に行くことに。
最初のスーパースペシャルステージが始まる。
ただの直線道路にパイロンが並べられ、ラリーコースに変わっていた。
トップバッターの学校がスタートゲートにつく。
「おっ、スイフトだ。」
スタートゲートを飛び出してくる。
加速していくとすぐに交差点のUターンが待ち構えている。
スイフトスポーツが白煙を軽く上げながらターンを決める。
「あの人上手いな」
すぐに加速し、スラロームを鮮やかにクリアしていく。
「あの人、FFの振り回し方上手い。」
「そういうのもわかる?」
「はい。車体の動かし方見ればわかります。」
そのスイフトスポーツがゴールする。
「なんか、良い学びになったね」
「ですね。どう走るべきか掴めました」
3人でサービスパークに戻る。
「お、帰ってきた。おかえり」
「おう、帰ってきたか。整備しておいたぜ」
「あざっす」
「とりあえず、午後まで時間あるからアップでもしてくれば?真紀と」
「そうっすね。そうしてきます」
真紀と奏汰でボールを使ったウォームアップなどをする。
「真紀先輩、上手いっすね、やったことあるんすか?こういうアップ」
「うん、私もドライバーだった時にやってたから。」
「そうなんすね」




