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ハイスクールラリースト!  作者: 銀乃矢


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12/24

第12話「リタイア」

奏汰たちも待機していたメディカルカーに乗り、一緒にサービスパークに向かう。

福原が迎える。

「2人とも、怪我とかしてない?」

「私は大丈夫なんですけど、彼が…」

抜け殻のようになった奏汰がいた。


福原はすぐにわかった。

奏汰は成功体験の方が多かったのだろうと。

成功体験が多かった分、失敗した時の反動がとても大きくなる。


「とりあえず、幸介くん、奏汰くんをワゴンに連れて行って。」

「了解っす」


その時、レッカー車が来た。


マシンを引き取り、撤収作業を始める。

「じゃあ、テントとか先に載せちゃって」

「はーい」


テント、工具、小物類の後、ヴィッツがトランスポーターに載せられていく。


「はい、お疲れ様でした。じゃあ、学校戻って明日荷下ろししようか」

「はーい」


愛豊高校のメンバーたちは学校に向けて走り出した。


帰り道。

「今日の県予選、総合優勝はやっぱ産浜か。強ぇなぁ」

「すごいね。もう8連覇くらいじゃないの?」

「なんであんなに強いんだろうね。」

「まぁ、マシンがまず強いじゃん。あれ、WRCのジュニアカテゴリーみたいなのに出てたやつでしょ?」

「あ〜、あのシトロエンのDS3ね」

「あれこそ、高校ラリーのお手本なマシンでしょうよ」

「まず、あれ世界の道走って鍛えられてるから。私達のヴィッツとは大違いよ。」


談笑もしつつ、学校に到着する。

「じゃあ、お疲れ様ー。また来週ねー」


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