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悪夢  作者: 井ノ川桜
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第7話新しい出会い前編

第7話

翌日の朝のこと、真っ暗な空間でした

昨日の朝の悪夢に見たあの空間

すると、目の前には真っ暗な空間では、目の前から今度は、蛇、スズメバチ、毛虫、タランチュラ、ゴキブリ、カメムシが襲ってくる

京美は、振り返り逃げようとした

目の前には、ゴキブリ塗れの桜子がいた

「あんたが、LINEを送ったから殺されたのよ!この人でなし!」

桜子は強く言った

その表情は、怒りの顔だった

変な空気が漂う、気持ち悪い空間

「藻掻いて死ぬといいわ!」

すると、虫たちが京美の足から顔へ登ってくる

「イヤ…イヤ…」

気がつくと、目の前に天井が見えた

睡眠用具の上で横になっていた

京美は、涙の跡を拭きながら起き上がった

片手を額に当てて独り言をつぶやく

「またあの夢…しかも、死んだ桜子をあんな風な姿を見るなんて…ダメね」

少し荷が重くとも、昨日のBARで心が軽くなった京美

京美は、昨日の悲しみも嘘みたいに無くなっていた

いつもの身支度をして、車に乗り会社へ向かった

外は、ものすごく晴れていたが、黒い雲は後遺症のように、少しだけあった

しばらくして、会社に着いた

「おはようございます」

そう言った京美だが、皆、無理やり笑みを作って、「おはようございます」と言った

それも当然、桜子は、主体的で、優秀で、フレンドリーの塊で、ムードメーカーだったからでした

桜子は、京美の親友

でも今は、もういない

京美は、悲しみにくれていた

でも、仕事はしている

しばらくして、山ずみになった書類の仕事に真剣に取り組んでいた

「手伝おうか?」

後ろからそう聞かれた

振り返ると、魔裟斗だった

京美「いいの?」

魔裟斗「いいよ」

京美「分かったわ…じゃあこれお願いね」

京美は、そう言って書類を一部渡した

魔裟斗は、書類を持ち去って行った

魔裟斗の内心は、「あぁ…京美が触った書類取っておきたい」と思っていた

魔裟斗は、また毛虫が体を上る感覚がした

しばらくして、「京美先輩」

また声をかけられた京美

京美は振り返ると、花男がいた

花男は、入社一年目の働き者で、しっかりしている

「手伝いましょうか?」と聞いた

「いいの?じゃあ…これお願いね?」と少量の書類を渡した

「もっと下さい!」と花男は言った

真剣な表情でそう言った

照明はチラチラと揺れている

「えぇ…」と1度悩んだ京美だったが「いいわ…無理はしないでね」と言った

そして、京美は、書類を渡した

「はい!」と元気よく言うと、花男は去って行った

その光景を見て、一瞬、睨んだ魔裟斗だった

そこから、またしばらくして、定時になった京美

京美は、会社を出て車に乗った

そして車を走らせようとしたが、パン!という音が響いた

慌てて京美は、車を出ると、床を覗いた

どうやら、タイヤが床に落ちた錆びたネジで、パンクしてしまったらしい

どこからだろうと思い天井を見ると、古めの天井で小さなネジ穴が見えた

京美「嘘でしょ…」と思うのでした

しょうがないので、京美は業者に電話して頼み、車を修理工場へ送ってもらった

しばらくして、修理工場で京美と業者は、話し合っていました

業者が言うには、修理に8日はかかるらしい

京美は、「どうして長いのですか?」と聞いたら

業者「すみません…こちらの予約が100名以上いらっしゃいまして…」

京美「そうなのですか…わかりました…また連絡お願いします」

京美は、そう言うとその場を去った

その日の帰り道

暗い夜道

月の下の夜道

孤立した街灯の夜道を歩いていた

その街灯光に照らされたのダンボール箱

京美は、そこへ近寄り覗いて見た

犬だった

チワワだった

ダンボールには、拾ってくださいと書かれていた

京美は、可哀想に思えてきて、犬を持ち帰った

しばらくして、家に着いた京美は、チワワの体を洗ってあげ、コンロで温めた牛乳をスプーンで飲ませた

しかし、立つのでさえ辛そうなチワワでした

なので京美は、車でチワワを夜間型の動物病院へ向かった

名前は、握村あくむら動物病院

ただ誤解しないで欲しいのは、この動物病院は病院でも、大病院な訳でもない

診療所並の小さな病院だった

いや少しでかいかもしれない

まぁ、それはさておき、京美は握村動物病院に着くと、即座に受付をした

その後待合室で待っていた

「大丈夫かな…大丈夫かな…」と不安になっていた

チワワは、やせ細っていたからだ

数日食べてないような捨て犬だったからだ

しばらくして、やっと出番になり、医師のいる部屋に飛び込んだ

京美は、必死だった

その後にわかったことだがチワワは、無事で感染症のリスクも低い状態だったらしい

京美は、ホッとして家に連れて帰るのでした

次回第8話

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