第6話先輩優しい?
第6話
それからしばらくした頃のことでした
酔いの回った京美でした
「うへぇ酔っちゃった…てへぺろ☆」と京美は魔裟斗に言った
京美の心は少しぐらい曇っていた
でも、ほぼ開いていた
魔裟斗は、さらに興奮していた
「じゃあ…もう帰ろっか?立てる?」と聞き手を差し伸べた
京美は、その手を掴んで立った
しかし、京美の足はフラフラしていた
産まれたての小鹿並にフラフラしていた
薄暗くて暖かい空間のBARを出た
その間に、お金を払ってくれた魔裟斗
「送ってあげるよ」と魔裟斗は優しく言う
「えぇ…なんか悪いわね…ありがとう」と京美は微笑み言うのでした
そうして、2人は京美の車に乗り、京美の家へ行くのでした
しばらくして、京美の家に着いた
その頃には、嵐が止んでいた
夕暮れどきで東のにある空は、真っ暗な空と化していた
「ありがとう…先輩…気が落ち着いたわ」と魔裟斗に言うとフラフラした足で家の前に立った京美
魔裟斗は、京美の車を京美の家の駐車場に停めた
「そういえば?住所教えてないけど、どうしてわかったの?」と京美は、不思議そうに聞いた
「恋の力じゃないかな?それか男の勘ってやつ」
魔裟斗は、クールに言った
「そう…じゃあね…また明日」
京美は、嬉しそうな顔をして言った
そして、京美に背を向け去っていった
京美の心は暖かく感じた
でも、同時に胸の奥では桜子の死を追悼するのでした
「先輩…優しい人」と心の中で思った京美
「ぐへへ…好きな人に褒められた」と心の中で思う魔裟斗だった
次回第7話




