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悪夢  作者: 井ノ川桜
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第15話誘拐とストちゃん殺し

第15話

花男は、暗めの夜道を歩いていた

人気のない静かな道

街灯が孤立した道

塀に囲まれ道

ブロック塀に囲まれた道

道のそのまた道

その先へ進み、帰路を歩く花男

すると、近くに黒のバンが傍に来た

そのバンから出たフード付きの長袖を着た魔裟斗

手袋をしていた

すると、後ろからハンカチを口に押さえられ、眠らされた花男

藻掻く間でさえない程に眠らされた

そして、車へ引きずり込まれた

その車は、次に京美の家がある方向へ向かった


その数分後京美は家で寝ていた

ぐっすりと寝ていた

静かに、寝ていた

拾い犬のチワワのストちゃんが、ヴァン!ヴァン!と鳴いている

普通の鳴き声とは違う

京美は、その鳴き声で起きた

「この薄汚い犬め!このやろう!」という怒鳴り声と共に、「ぎゅぎゅっ」という滅多に聞かない…絶対聞かない音がリビングからした

しばらくして、その音は止んだ

犬の声がしない

慌てて、リビングに行くと、そのには、フードの被った魔裟斗と、床に転がってぐったりと倒れているストちゃんがいた

「ストちゃぁーーん!」と叫び傍に来た

「いや!起きて!ストちゃん!ストちゃん!」と叫んだ

小さなストちゃんを、揺らしながら叫んだ

泣きながらそう叫んだ

窓からは、月光が照らす

「ストちゃんに何をしたのよ!」

泣きながら、魔裟斗に向けて叫んだ

「別に?俺の邪魔者の首をやっただけだが?」

その表情は、なんも思ってない顔だった

すると、微笑み言った

「君に見せたいものがあるんだ…来いよ…」

「いや!」

「なら力づくで連れていくしかないな」

すると、京美はスマホを取り出した

そして、警察に通報しようとした

しかし、スマホを奪われ投げられてしまった

京美の心臓はバクバクだった

まるで、悪夢を見ているかのような気分になった京美

しかし、今は現実での悪夢

京美は、魔裟斗にそのまま連れ去られていくのだった

次回第16話

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