第14話不快感
第14話
数時間後、会場から出てきたふたりは楽しそうにしていた
「すごく面白かったわね!」
京美が、無邪気な子供のような顔をして言った
「そうですね!感動ましたよね!」
花男は相槌をするように言った
その後も、メアナイトフードコートとか、ユニクロとか、ダイソーとか、桜書店とか、色々な場所を巡り、楽しんだ
いつの間にか夜にさえ、なっていた
しかし、京美は、さっきから変な予感がすごくしていた
今、楽しいはずなのに…違和感…いや、変な気配…今までなかった気色悪い気配がした京美
なので、念の為に、近くにあったヨドバシカメラにより、録音機を買った
体に直接貼り付けることができる機器だ
それをこっそり、うなじに貼った
いくらショートヘアとは言え、隠せない訳ではない
隠すことができる
もちろん、録音機の録音をONにしてだ
花男は、京美の行動がおかしく感じたが、「一人暮らしの女なのだから当然」と思っていたので、特には気にしてはいなかった
そして、再びショッピングモールを歩き回った
花男は、言った
「僕と、付き合ってくれませんか?」
花男は、口が滑ってつい、言ってしまった
花男は、焦って冷や汗をかいた
「…えぇいいわよ」と微笑み言った京美
「いいんですか?やった!」と言った花男
その後2人は、解散した
京美は、元気よく「じゃあね!」と言った
花男は、「先輩さようなら!また明日!」と言った
これが…最期の別れだとは知らずに…
次回第15話




