理幻鏡想 8
放課後。今日は赤華を含んだ四人での歩地の手伝いで、体を休ませる為に赤華と唯一の二人書類の整理を、梓麻と鳶鷹はおつかいを頼まれた。
おつかいというのは、事前に渡された紙に書いてある住所の郵便受けに封筒を入れて回ることだった。それは製鉄所であったり、調味料やお菓子工場、文房具屋に、一見何の業者かわからないビルと様々なところと様々な場所に。
配達を終えて、残りの仕事というのが、ただのおつかいで、小さな小ビルデパートにあるフルーツのゼリーが箱詰めされたお菓子買って帰り、残りのお金で好きなものを買ってよいとのことで、鳶鷹はお菓子売り場にある玩具菓子の前にしゃがんで真剣な眼差しで見ていた。一つの箱を手にと取ってはしばらく眺めて、次の箱を手に取り、また別の箱を手に取りとを繰り返す。
「まだ、決まらないの?」
「う~ん。もう少し待ってくれ」
「どれも同じでしょう」
「それが同じじゃないやな~これが。この箱の中『仰天・超奇想天外ヒーロー・ヤバイバーコレクションズVer.2』はヤバイバーの変身ポーズ三、必殺ポーズ五、味方と敵キャラ十二、とシークレットを合わせた二十一種もあるんや」
「無駄に多いわりに、一箱二百円ているのは子供向けにしては少々たかいわね」
「まあなぁ。十八種はもうそろってるんやけど、その後はだだ被りしてるからなぁ。だから持ってないものが欲しいんや」
そうしばらくしても考え込むその姿を見て、諦めたようにため息を吐く。
「もう、私の分もあなたに譲わよ」
「え?いいんか」
「いいわよ。だからさっさと決めなさい」
「お、おう。分かった」
コレクションといった収集系は大変ね。まあ、収集難度で言えば瓶の蓋とかより幾分マシなようだけれど。
と考えるも、鳶鷹が変わらず選び悩んでる様子に、頭の中で糸が切れる音がした。
すると、梓麻が横から手を伸ばして二つの箱をカゴの中に放り込む。
「な、なんや」
「元々は私の分だったのだから、選ぶくらいはしてもいいわよね」
言葉は優しいが、威圧感あるその雰囲気から「いい加減さっさと決めなさいよ。さっきの話を無しにするわよ」と言われているのが何んとなく分かる。
「わ、分かった。すまん」
さっさと残りで買える三つの箱を手に取りってレジへと足早に向かって行った。
配達を私達に任せるあたり、それほどに私達を信頼しているのか、それとも大したものではない、ただ何の意味などなく空いている、あったモノを仕事として任せたのか。歩地…いや、普樂の人間が考えている事は全く分からないな。
そんな考え事をしていると、今朝のことを思い出していた。
今日の朝は歩地が運転するワゴンに乗って登校した。
車の中で時間があるというのもあり、梓麻は読書、鳶鷹は揺れが心地よかったのか数分もせずに眠ってしまい、自分は特にする事も無く外の景色を眺めるという、特に会話もない静かな時間を過ごしていた。
山を下り、川の流れのように行き交い混じり合う、車の波と合流して進み、国道の交わる交差点の信号待ちをしている時に歩地が赤華に話しかけた。
「赤華。昨日も言った通り、今日の放課後は事務処理を手伝ってくれ。いつものことは私のモノで済ませておく」
「う、う~ん」
納得できていない、悩んでいるようなその返事に、歩地が「ん?」と静かに念を押す圧が溢れる。
「…分かったよ。今日は安静にしてる」
と赤華も歩地さんの言葉にはあまり逆らえないような、そんなやり取りが見られた。
大三家である赤上は普樂よりも立場が上であるはずだし、歩地本人から直接彼女専属の普樂であるという事を聞いているのだが、二人の関係は少し良く分からないな。
そう考えながらデパートを出ると。
「だぁ~くそ。また、これか」
怒りと分かるその声の方を見ると、そこはビルとビルの狭い隙間、あまり人の邪魔にならないデパートの角の端っこに、乱れた黒いスーツ姿で、年齢は恐らく歩地と同じくらいと思える男が、コンビニでたむろする不良少年の様に座り込んでいた。
男の周りには五つの何かが入っていると分かる袋と、見覚えのある幾つもの空箱が散らかって囲んでおり、その男の手には一つフィギュアと一緒に入ってたであろう先の齧られた薄いチューインガムを握り締めて持っている。
それらからの様子から、その男も鳶鷹と同じフィギュアのコレクターで、大人買いと大量に買ったがお目当てのものが出ずに被って苛立っているのだろう。
知らない人だし、変に見続けて絡まれる可能性もある。さっさと皆の居る事務所に戻ろうと男と反対の方を向いて歩き出す。
「なんや、おっちゃんもそれ集めてるんか」
そう鳶鷹の声が少し遠くから聞えた。
まさかと思い振り向くと、鳶鷹が先の男の横に同じ様にしゃがんで声をかけていた。
「なんだボウズ。その口ぶり、お前さんもか」
「おう、集めてんで」
袋から開封済みの箱を両手に四つ持って嬉しそうに見せびらかす。
「おお、そうかそうか。やっぱいいよなヤバイバーは。因みに一番好きな回は?」
「それは当然、第二十五回やな。拉致されていた子供たちを颯爽と助け出すも、出口に仕掛けられたエヴォイド閣下による爆発から身を挺して子供達を守るんや。その爆発のせいで身はボロボロで倒れて、そこに十五人もの部下を連れた幹部のルベルアンが現れて状況は絶望的やったんやけど、満身創痍の状態でも力を振り絞り立上り、ボコボコにやられながらも泥臭く倒していき、ルベルアンを決め技で倒したシーンはめっちゃ好きで、何度見ても泣いてまう」
「おお。やっぱりわかってんなぁ。あの回はやっぱり神かだよなぁ」
そう二人は直ぐに仲良くなり、話が盛り上がるその様子を遠くから眺める。無駄話をするな、とかさっさと事務所に帰りたいと最初は思っていたのだが、聞こえてくるその話や二人の様子から、そんなにも面白いなら見てみようかなと考え込む。
「おお、いかんいかん。話が盛り上がるのは俺からしたらいいことだが、彼女さんをほったらかしにして待たせるのはいかんぞボウズ」
「おおそうやった。すまん」
「彼女じゃないわよ。ただの買い出しの連れよ」
「そうなんか。まあ悪かったな、勝手に盛り上がってしまって」
「別に貴方に非は無いわ。悪いのは勝手に話しかけに言ったコイツなんだから」
「まあ、今は特に何もしてやれないが俺の顔に免じて許してやってくれ」
「五分くらいの会話で怒ってないわよ。ほら行くわよ」
「おう。とそのまえに」
まだ何かするの?とあきれ顔に見ると、「すまん」と両手を合わせて申し訳なさそうにする。
「おっちゃん。もしかして出てないのこれやろ?」
袋からその箱を取り出して上の口を開き見せる。
「おお、そうだ。シークレットのやつ」
「さっき五箱買って二つでたから、一つ譲ったるわ」
「二つも…凄いな。でもいいのか?今さっき軽く会話しただけの俺なんかに」
「ヤバイバー好きの同士やからな。」
「そうか。なら遠慮なく譲り貰おう」
「それじゃあおっちゃん。また今度会えたらゆっくり話そな」
「ああ。その時は俺のおごりで食事をしながらな」
「おう。楽しみにしてるで」
歩き行く二人のその姿を手を振り返して見送り、男は少し散らかった周囲を片付始める。それは自分がしたモノだけでなく、元から散らかってたであろう空き缶のゴミをすぐ側にあるゴミ箱に入れるよう献身的に。
先の二人が歩いて行った方と反対の曲がり角から、いそいそと一人のサングラスとスーツを身に纏う若々しい男が誰かを探しているようにキョロキョロと見渡し、こちらを見てギョッと戸惑いながらも、すぐに慌て走り向かってくる。
「探したっスよ」
「おお、イクラ」
「イクラじゃなくて鮭馗羅っス。くじゃなくてぐっス」
「はいはい。そうだったな」
「全く。てか、何してんスか?」
「ちょっとばかり散らかしちまったからな、その片付けしてんだ」
「そんな事、俺や若い衆に押し付けてくださいよ」
「つっても俺一人だったから、任せるもないだろう」
「それもそうっスけど…」
そうしぶしぶと一人やらせる訳にもいかず、片付けを手伝うように倒れた箱や、風に転がるナイロン袋を拾ったりとしながら、再び男の様子を見る。
「なんか随分と機嫌いいっスね。何かあったんスか?」
「やっと欲しいもんが手に入ったからな」
「あのフィギュアっスか。やっと揃ったんスね。それは良かったっス」
「まぁな。それはいいとして、俺に何か用があって探しに来てたんじゃないのか?」
「あ、ああ…それはえっと…」
せっかく上機嫌なこの人に知らせて良いものか…と、思い悩む。
「…リンカーネーションか?」
口篭る出狗羅のその様子から察し、その名を出す。
男から先程までの高揚は何処へと一瞬にして消えてしまい、その場はとても静かになった。それはすぐそばにある大通りを走り行き交う車の音や、背後にあるデパートから聞こえる音楽までもがプツリと止んだように。
そして寒く体からは鳥肌を感じ指先が凍えかじかんだように感覚が薄くなるのが分かる。
そんな中でも問いには答えなければと恐る恐る口を開く。
「…はい、手紙が来てるっス」
そう返答し、固唾を無理やり飲み込んで男の背中をじっと見つめる。
「あいつの見張りはちゃんとしているんだろうな」
「それは問題ないっス、熊颶利達がちゃんとついているので問題ないと思うっスけど…」
「…そうか」
その短い言葉と共に静けさが止み、再びデパートから聞こえる音楽や車の通る音が騒がしくなり、ほっと胸を撫で下ろす。
「ほら、何してんだ。さっさと帰るぞ」
「は、はいっス。カシラ」
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吹奏楽部が練習する演奏と、他運動部が活動する様々な音がグラウンドに鳴り響く。
今日はいつも使ってる公園がゲートボール等貸出で予約が入っているために競も陸上部の皆と同じ、学校のグラウンドで練習を行っていた。
だが、同じ場所で行っているだけで、最初のアップを終えると少し離れた狭い隅の場所でコーチの用意した練習メニューを行う。
軽めの練習を終えて休憩をとっていつも通り計測を行おうとした時、監督から皆と一緒に計測をさせて欲しいと言われた。それは早い人と走る、見る事によって何かを掴める感じ、向上すればというもの。
コーチからしても競走相手がいるのは願ったり叶ったりであるが、それは彼が決めることでは無い。競が決める事であると提案を問われた。
もちろん断る必要も無いので、彼女は了承し、監督が指名した子達と走る事となった。
用意された三つのレーンで指名された二人の選手に挟まれて、位置に着き、合図と共にスタートを切って駆け走る。
結果は共に走った二人とそれなりの距離を離してのゴール。
そしてそのまま走りながら足は止めることはなく、徐々にスピードを落としながら歩き、記録を聞く為にコーチの元へと向かう。
「記録は12秒38だ」
平均的に11秒8から9辺りの記録を持つ彼女にとってそれは、少々遅く感じるものだが、二人からすれば特に思うことは無い。なぜなら、最初の計測は比較的少し遅くなるのがいつもの事だからだ。
そう、いつもの事、予定調和のようなものなのだが…。
「競…体調とか小さな違和感、特に何も無いか?」
「特に何も…」
体を軽くひねったりして隅々を確かめて見せる。
「寧ろ、体が軽くて絶好調です」
笑みを見せる様子に、コーチは頷く。
「いや、そうか。それは良かった。だけど、何か違和感を少しでも感じたら、直ぐに俺に言ってくれよ」
「うん、分かってます。それじゃあ」
そう、皆の走る様子を眺めながら、スタートの方へと歩いていく。
確かに彼女の言葉通り、心地よく走る彼女の様子は好調なのだろう。それは走った時とその後の様子から十分と伝わった。足や体を軽く動かして確かていた様子から、痛みを感じている様子やそれを我慢している様な事は見えなかった。見えなかったが…何か、彼女の今の走りから違和感を感じていた。それはフォームとかじゃない何か…何なのか先程の走りでは分からない。次はしっかり注力して見なくては。
「すまないが。皆の走りをしっかりと見たいから計測を任せてもいいかな?」
「はい。分かりました」
そう、コーチは近くにいたマネージャーの子にタイマーを渡す。
次々と走り来る部活動生に、姿勢などの軽いアドバイスや相談に答え、一周目の計測が終わり、開始から三十分後に再び競の順番が訪れ、二度目の計測が始まろうと監督が皆に呼びかけていた。
競は体を冷やさないように、外周を大きく歩き、ジョグを繰り返して来て、スタート位置に立って再び走るそのレーンの先を見ながら準備運動を行う。
何だか今日は、やけに体が軽い感じがするな…。全力で走ったというのに、いつもよりあまり疲れてない…。いや、全く疲労感が無い。それによく風の音が聞こえ、意識すると、それ以外の音が少しずつ静かに…聞こえなくなる…。今までにないほど集中出来てる。この調子なら、今日は、もう少し早く…記録を更新できる気がする。
コーチが違和感を感じていたのだ。それは当然、走った本人である彼女自身もそれに本当は気が付いていた。だが、それを伝えなかったのは、彼女自身もコーチ同様にその違和感の正体には全く気が付いていなかったからだ。
身体的痛みや、体の部位、フォームと何処も違和感などの一切を感じない。寧ろ好調とも言える違和感。感覚が研ぎ澄まされているような集中力。好調故にそれは違和感でないのだと、彼女は認識し、判断したのだ。
「よ~し始めるぞぉ。位置について」
その監督の声に第一走者である、競を含めた三人が構える。
好調だからといって何かを変える必要などない。そんなことをすれば、変な癖が着いたり、怪我に繋がる。だからいつも通り、いつも通りの事をすればいい。
そう言い聞かせるものの、彼女は今の状態に内心、少し浮かれてしまっていた。
それは探検家や科学者が未知や発見を追求するのと同じ様に、より速く走る事を求める彼女にとってそれは致し方ない事だ。
「よ~い」
だが、それはそれとして準備の合図の告げる声を聞くと共に、呼吸をして、瞬時に切り替える。
集中力が高まり、耳から聞こえる、様々な雑音をクリアに無音の世界に潜り、スタートの合図である、笛音が鳴り始めた瞬間の音を捉えると同時に、スタートを切った。
スタートから一秒にも満たない、そのわずかな時間なのだが、競は両隣にいる選手と人三人分の距離が開かれていた。
そして、それだけでは収まらず、彼女は一歩、一歩と足を進める事に更に速く、更に加速し、距離が開かれていく。
不思議だ。まるで自分の体では無い、夢なのではと疑いそうになるほどに、足が、体が、呼吸が、鳥の羽のように軽い。一蹴りがいつもより大きく前に出ているのが分かる。そして、今までにないほどに早く走れているのが分かる。もしも、もしもこの走りが本番でも出来たら...。いや、今はそんな事なんてどうでもいい。ただ、ただ、早く。結果が知りたい。
今なら何でもできると思えるというような、万能感。ただ、ゴールをと、広がっていた視界が狭く、狭く絞られ。ただ彼女の目に映るのは真っ直ぐとあるレーンと、ゴール地点である白線。
速く。速く。速く。
一歩。一歩。と踏みしめる度に彼女は思いを叫ぶように、ただ走る。
そして、ゴールまで後あとわずか。ラストスパートと溢れ、有り余る力を振り絞り更に速く走る。
右足を踏みしめた瞬間。
ッチ。音が聞こえた。
何の音…。いや、集中しろ。あと少しなのだから。
左足を踏みしめた瞬間、再びさっきと同じ様な音が聞こえた。
だが、何も無い。何も問題ない。なら、気にする必要などない。速く。速く。走れ。走れ!
脇目も振らずゴールへと向かって、再び伸ばすその右足が地面を着いた瞬間。
ブチッ。ブチブチブチブチ。
ハッキリと何かが、千切れた様な音が響いて聞えた。
それはほかでもない。自分の体内で。
ガクッと視界が大きく揺らぎながら右下へと傾き落ち行き、一瞬で地面が目の前に迫り、数度、視界が点滅する。
数秒、呆然として、何が起きたのか、理解できなかったが、目を開いて直ぐ傍に見えた地面。ガクガクと震える頼りない手を支えに、顔をゆっくりと上げると、直ぐに両隣を走ったであろう二人がゴールを走り抜ける姿と、ひどく青ざめた顔で荒げた口を開き、私の方を見て駆け迫ってくるコーチの姿が見えた。
そうして、ようやく理解した。
ああ、こけてしまったのだと。
幸いなことにどこも痛みを感じない。コーチをこれ以上心配させたくないし。ここにずっと座り込んでいても、みんなの邪魔になるから早く立ってどかないと。そう言えば、音がキンキンと耳鳴りしていて、他の音が全く聞こえないな…。こけたショックで、一時的におかしくなっているのかな…。
聴力の障害に不思議に思いながらも、両手を支えに立ち上がろうとすると。
え…?
脚に違和感を感じて、ゆっくり、ゆっくりと自身の脚を見る。
見えたのは、予想以上に激しくこけたのか、膝の肉が酷く抉れ出血していた。それだけでも大きなショックなのだが、それを見てさらに異様な違和感に胸が酷く苦しく、呼吸が荒くなっていく。
痛々しく見るに堪えないような重傷であるのも関わらず、彼女は痛みを感じていない。それは一変、いいことにも思えるが、彼女は事の重大さにすぐに気が付いた。
両足の、付け根から下が全く動かない。痛みを感じないのではない。脚そのモノの感覚が全く無くなっていた。そう、既にそこに足など無くなってしまったように。
「大丈夫か。競!?」
誰よりも早く駆け付けたコーチが声をかける、彼女は足の惨状を目の当たりにしてショックからか呼吸が荒くそれをただ見つめていた。声の反応も揺さぶったその手にも反応が無い。その様子を見ただけでも心身的に非常にまずい状態であることが分かる。
とりあえず保健室に、いや、足のケガから見ても病院の方がいいに決まっている…。多くの生徒たちの目があるが、そんなこと気にしている暇なんてない。
「少しだけ我慢しろよ。競」
そう問うが、やはり聞こえてないように一切の反応を示さない。
コーチはそれを見てやむなしと判断し、彼女に体に負荷をかけないように注意を払って担ぎ上げて、自身の車へと走って向かう。途中監督の男が、何か呼び止めていたが、そんな事に構ってる暇などない。
助手席に座らせて、急ぎ、病院へと向かって車を走らせた。
「大丈夫。きっと大丈夫だからな。競…」




