表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
次世代機パスクア  作者: 柳井リュウ
6/48

political successor

☆フッカ☆


閣下に呼ばれた。

「後を頼む」

政争では敗れたが今はきちんと閣下をたてている私に閣下は位を譲るという。

「一位の者が辞めれば二位の者が繰り上がるのは道理だろう。まだ、結果から一月も経っておらんのだから」

そう言って閣下は笑った。

「昨今の『ヘカテの姫達』の件はフッカ閣下はお知りか?」

閣下か。

「不確定要素が多すぎて眉唾物でしょう」

「そう。だからワシが確かめて来ようと思ってな」

クローバーが子どものように笑った。

「クローバー、本気か!どうやって」

荒い声が出てしまった。

「ナウティルス」

聞きなれた名前をクローバーは口にした。

「あんなロートルでか」

そう、ナウティルスは我々が若い頃の昔からクローバーの家で海中観光に使っている宇宙船だ。

そう、宇宙船。

ナウティルスは宇宙へ行き地球へ戻って来れる<はず>の船なのだ。

「幾人かの労働者の若いのを連れて行って来てみる」

「労働者を幾人か?」

「そう、帰りに沢山の星の姫ぎみをお連れしなければならんから、席は空けておかんとな」

おどけた風にクローバーは続けた。

「フッカ閣下、姫達を連れてこられたら君の指示で成功したと。失敗したらこの老いぼれがしくじったと、発表してくれ」

一転真剣な目でクローバーは言った。

「わかった。だが、馬鹿者もいるから気をつけろよ」

真摯には真摯をだろう。

「ありがとう。その馬鹿者の件は頼んだぞ」

クローバーに礼を言われ、頼まれごとをされるとはな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ