表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/21

出会い4

 入ってきた人物を見て、私は目を見張った。


 わあ、とっても綺麗な人。

 これは、噂のイケメン━━と言うものではないのだろうか。


 これが任務で見張れと言われた人物か。


 バッチ


 とレンと言う人物と視線が交わった。レンはびっくりしたように目を見開いた━━まるで…信じられないものを見るように……。


 えっ?


 私は目を疑った。目が合っただけでなく、相手が私を見て目を見開いたのだ。しかし次に見た時、レンは何事もないようにパーティーに入る階段を下りた。


 気のせいだったのだろうか。うん。気のせいに違いない。私と知り合いのわけじゃ有るまいし。会った事もないし━━こんなに綺麗な人すれ違ってたらいやでも印象に残るのだろう。忘れる訳がない。


 だから、私は気にしない事にした。


 周りの人々はまだレンを見ていた。

 誰も私のことを気にしてない。みんなレンに目を奪われたようにレンに視線を外せずにいるようだった。


 今ならこの人だらけの場所から抜け出せそうだ。


 私はパーティーの端っこ━━バルコニーに出た。


 他の仲間はどこに居るのだろう━━と考えていた訳ではなく、実はもう何となくだけど検討がついていた。


 問題はどうやって怪しまれずに話しかけるかだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ