27、結果オーライ?
予約投稿が出来ていないことに気が付かず遅れてしまいました。
申し訳ございませんでした。、
「条件、とは?」
そう、そこ。まずはそれを確認しないとな。
「なに、簡単な話だ。Bランクになれ」
へ?
「……私は昨日Dになったばかりなのですが?」
だよな。
それに、いきなりDになったら嫉妬するやつらが出てくるとか言ってたから簡単なクエストを受けてたのに。
Bになんてなったらそれの比じゃないだろ。
「何ででもだ。正直、ゴブリンキングを一人で討伐できるようなやつがDに居られた方がいろいろ厄介なんだよ。信用問題とか」
「目立つな、という指示は?」
「殲光姫」
「うっ……」
なるほど、身分が関係ない実力主義のギルドがゴブリンキングを一人で討伐できるやつをDランクに置いておくとそれに反していると思われてしまうのか。
しかもそいつはまさに今、噂されてる殲光姫。
確かに納得だな!
……半分俺のせいじゃねぇかぁぁぁああ!
いや、もしかしたらあのゴブリンキングもクソ野郎のせいかもしれない。
次会ったらぶっ殺す!
(ひどいよアラタ君!)
さて、今考えるべきは今後の展開だ。
いくつかって言ってたからな、まだ何か有るのだろう。
とりあえずはそれを聞いて判断するか。
「ランクの事については納得しました」
「そうか、納得が早くて助かる。それじゃあ、二つ目の条件だ」
おし! どんと来い!
「Bランクの初めてのクエストはこちらで決めさせてもらう」
「……内容にもよりますね」
「クエスト内容は「調査」だ」
「調査?」
「最近魔物が活発化しているのは聞いているか?」
活発化?
……ああー、そういえば馬車のおっちゃんがなんか言ってたな。
「はい」
「ギルドで調査したらそれに法則性が有る、ことが分かったんだ」
「どのような?」
「ブリフィアの近くがもっとも活発で離れるにしたがって規模が反比例していく、というものだ」
ブリフィア? 町の名前か何かか?
「なるほど」
「だからお前には、ブリフィアに行き調査をしてきて欲しい」
「それは構いませんが……」
「安心しろ、いきなり新人をBランクのクエストに突っ込んだりしない。ちゃんと助っ人は呼んである」
「お気遣いありがとうございます
助っ人かー。ぶっちゃけ少し邪魔だな。
他人がいたら俺はあまり干渉できないし。
「とりあえずはそいつらと合流して出発してくれ」
「分かりました」
「……やけにあっさりと納得するんだな」
「私がやったことなので」
「そうか、わかってるならそれで良い」
「失礼します」
カコは立ち上がり会議室を後にする。
残ったのは胃を手で押さえため息をつくギルドマスターだけだ。
……ごめんなさい、お大事に。
ちなみに、後からカコに聞いたのだかブリフィアというのは火の王が居るところらしい。
……何だこの偶然は?
魔物の活発化、それに火の王の共歩者からの呼び出し。
何かあるな、絶対何かある。
俺は一抹の不安を抱えながら助っ人との待ち合わせ場所に向かうのであった。




