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不思議な家  作者: 猫野沙子


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9話 インコ、10話 宅配のお兄さんの受難

インコと宅配のお兄さん

9.インコ


 譲ってもらったインコが大きくなったので、玄関のポーチに止まり木を作ってあげた。ちゃんと足のところは鎖でつないで、迷子にならないようにしている。


 チャイムが鳴ったので出てみると、宅配のお兄さんだった。親戚が何か送ってくれたようだ。


「珍しい鳥ですね」


「セキセイインコですよ」


「えっ?」


「セキセイインコ」


「そ、そうですか……」


宅配のお兄さんは鳥に詳しくないらしい。


「オマエ、キョウ、ニモツ、オトス」


「はっ?」


「ジョウシ、オコル」


「ごめんなさい。時々変なこと言うの。でも、当たるから気を付けてくださいね」


「は、はぁ」


 宅配のお兄さんは何故か首をかしげながら帰っていった。




10.宅配のお兄さんの受難


 時々配達に行く家が、ちょっとおかしい。


 顔が3つある犬が居たり、巨大なセキセイインコが居たり。


 この前、その巨大セキセイインコに予言された。恐ろしいことに、本当に荷物を落として汚してしまい、客から苦情が来て上司に怒られてしまった。


 そんな俺は、今日もあの家の前にいる。


 ここからでも見えるセキセイインコに何を言われるか緊張しながら、俺は敷地に足を踏み入れた。



読んでくださり、ありがとうございます。

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