表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未来の宇宙で戦争があり、そこで特攻兵として戦いに参加した男がひょんなことから未来に行ってハーレムと国を作るお話  作者: 信礼智義
第1章 建国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/45

閉話9話 とあるヤマト男子の告白

毎日18時に投稿しています。お読みいただければ幸いです。

 俺の名前は毒島次郎。はっきり言ってチビデブブサイクの非モテ男子だ。

 こんなでも結婚相手はいたよ。まあ、政略結婚だったな。それが二つ年上の女と同い年の女二人の姉妹だった。名前?思い出すだけでもおぞましい。

 結婚前からひたすらいじめられたよ。殴られるけられるは当たり前、あらゆる罵詈雑言を浴びせられたね。じゃ結婚を取りやめようというと、さらに怒り狂って暴力を振るわれたよ。家族に訴えても、「我慢しろ」ばかりだった。


 奴らは、男の数が少ないからこんなのでも我慢するしかない。結婚できずに馬鹿にされるよりはましね、とか言っていたのをぼこぼこにされた体で横たわりながら聞いたよ。

 結婚式も3メートル以内に近寄るなと言われたな。だから二人が前を歩いて遥か後ろをとぼとぼ歩いていく。はたから見れば姉妹同士の結婚式みたいだった。

 結婚してからがまたひどかった。豚と呼ばれ、裸に首輪をさせられ、四つん這いになって歩くことを強要された。住まいは檻の中で、蹴り飛ばされ、棒で殴られ、食事は姉妹の食い残しを床にぶち巻かれてそれをなめとるんだ。わざと土足で踏みにじるんだぜ。きれいになめとらないと又ぶたれる。まあ、おもちゃだな。

 体も勝手に改造された。俺のかわいい息子は瘤だらけの醜悪で変な形に大きくされ、舌は長く細くされた。


 夫婦生活はありがたいことになかった。上の娘が、自分が20歳になったら仕方ないからオナホ代わりに使ってやるかと言っていたが、その前に逃げ出せてよかったよ。


 2年耐えたぜ。ある時、くそ姉妹は檻と首輪のカギを置きっぱなしで出かけたんだ。チャンスだと思ったよ。すぐに首輪のカギを外して、こっそり逃げたよ。服はどうしたかって?とりあえずカーテンをかっぱらって貫頭衣みたいにして着たよ。


 逃げたはいいが、政略のために売り飛ばされたような俺は実家には帰れずとりあえず後輩を頼ったよ。

 あまり人付き合いのいいタイプではなかったが、そいつとは気が合ってね。学生時代は仲良くしていたよ。後輩のところに行ったらかくまってくれたんだ。そしたら後輩が言うところ、ミズホという国ができたらしく、俺みたいに虐待されている男たちが次々逃げ込んでいるらしい。


 後輩はそういう男たちがミズホに逃げるための手伝いをする「地下鉄道」という組織の一員で、俺がミズホに行くなら手を貸してくれるという。

 すぐにその話に乗ったね。それでこの国に来られたんだ。

 俺は整備兵として訓練を受けたよ。厳しかったが、ちゃんとした服も食事も寝床も与えられ、俺にとっちゃ極楽さ。


 どうやってマリーたちと付き合うようになったんだって?

 俺もびっくりしているよ。まあ、形はこんなだし、あれだけ女にいじめられていたから、別に恋人がほしいとは思わなかったな。というか当初は女という存在が怖くて仕方がなかった。

 でも、ミズホ軍はクリス人女性が多いし、軍にいればいやおうなく対応せざろうえないので、任務だと思って我慢していたらそのうち慣れた。というか、クリス人女性はヤマトの女と違ってとっても優しいし、礼儀正しかったからな。


 でもマリーたちは俺の居た訓練隊の最高指揮官だったから顔は知っていたけどまあ知り合う機会なんてないと思っていたから、正直気にも留めてなかったよ。


 まあ知り合ったきっかけを話すことにしよう。

 俺はあるとき一人食堂で飯を食っていた。友達がいないのかだって?男はみんな逃げてきたやつばかりだから、みんな仲間意識があって表面上は争うことはなかったし、結構仲良くしていたよ。そんなわけで時間が合うと一緒に飯を食うやつぐらいはいたさ。ただ、整備兵というのは交代勤務の扱いだから飯の時間はばらばらだからな。そのときはたまたま他の奴らは任務に就いていたんだ。


 上官たちと一緒に食べないのかだって?上官たちは人工子宮生まれで男に縁がなかったのか男に興味があるみたいで、あちこちで女の上官と男の部下のカップルができていたね。おれはあの姉妹のことがあったから、女は苦手だったのでスルーしていたけどな。


 そんな訳で一人で飯を食っていたら、いきなりマリー大尉が話しかけてきたんだよ。

 いっしょに食べてもいいかと聞かれたんだけど、雲の上の人にダメだとは言えないだろ。

 それにマリー大尉はクリス人でめちゃくちゃ美人なんだよ。さらにあのくそ姉妹とは違い、肉感的なボディで男ならお近づきになりたいと思わなかったら嘘だろ。

 話してみると気さくですっかり打ち解けて、次も一緒に飯を食う約束をした。そんなこんなで何回か飯を一緒に食ったら、部屋に招待されたよ。


 マリーはこの練習隊の最高指揮官で、この船の艦長だったからこの船で一番偉いのよ。それが俺みたいな最下級兵を部屋に入れてもいいのかよと思ったが、怖いもの見たさと言いうやつかな、艦長室なんてまあ見る機会なんかないからな。

 それからどうしたって。まあ、知り合いから恋人になったな。最後まで行ったのかって?

 いくら何でもそれはないな。まあ、キスはしたけどな。お互い顔真っ赤だよ。俺はまあ完全童貞だけど、マリーもいままで男性と付き合った経験はなかったらしい。

 それから訓練を終えて、伍長に昇進したよ。

 訓練終わったら関係も終わりかと一抹不安に思ったけど、逆にべたべたしだしたな。

 めちゃくちゃかわいいんだよこれ。その頃だったな。キャサリンとフレデリカを紹介されたのは。二人ともクリス人でやっぱりめちゃくちゃ美人でな。マリーの友人らしい。


 三人で遊ぶことが多くなり、と言ってもミズホに遊ぶ場所はないから山にピクニックや海や湖にいったな、いや~三人とも水着がすごくて思わず鼻血が出そうになったよ。

 どんな水着かって?絶対教えてやらん。俺の頭脳メモリーだけにとどめておく。

 仲良くなっていくとマリーたちもクリスではひどい目にあったらしいことが分かった。お互い共感がうまれたな。さらになかよくなったよ。

 そんなことをしているうちに三人と深い仲になり、俺は給料三か月貯めて指輪を三人分買ってプロポーズしたよ。古いヤマトの言い方だと清水の舞台から飛び降りるという気持ちだったな。三人とも喜んでOKしてくれて、ミズホ国の九頭総統閣下の許可が出たら結婚する運びになったよ。


 正直すごく幸せだよ。ヤマトにいたときの悪夢が嘘のようだ。

 これもミズホ国のおかげだよ。総統閣下万歳だ。俺とマリーたちとの幸せのため、この国を死ぬ気で守らなくちゃな。


お読みいただきありがとうございました。もし少しでも気になりましたら星かブックマークをいただければ大変ありがたいです。

星一ついただければ大変感謝です。ブックマークをいただけたら大大感謝です。ぜひとも評価お願いいたします。


閉話はこれで終わりです。次から本編に入ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ