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《REVELATION ONLINE》 ―人格診断みたいなVRMMOで、最悪の適性が出た―  作者: 如月 爐
綻びの中で

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【REVELATION ONLINE】 総合スレ #3

【REVELATION ONLINE 】総合スレ part.102


※こちらは【REVELATION ONLINE】の総合スレです。過度な人格叩きは控えてください※


842:名無しの漂流者

イエローファクトリーでゴースト出たってマジ?


843:名無しの漂流者

またあそこか


844:名無しの漂流者

蒼月でもないのに?


845:名無しの漂流者

いや普通に出る時は出るぞ

レッドとイエローは事故率高い


846:名無しの漂流者

街ゴーストほんま嫌い


847:名無しの漂流者

初心者食われてそう


848:名無しの漂流者

配信ないん?


849:名無しの漂流者

プレイヤー視点じゃないけど一応ある。あの辺はほら……勝手に監視カメラ付けてる奴いるから


850:名無しの漂流者

見た

なんかオッサン逃げてた


851:名無しの漂流者

オッサンで草


852:名無しの漂流者

初心者っぽかったな

銃の持ち方怪しかったし


853:名無しの漂流者

>>852 まるで自分はプロみたいな言い方で草


854:名無しの漂流者

武器持ちの時点で結構珍しい


855:名無しの漂流者

死んだな


856:名無しの漂流者

エービエビエビ!閉所でゴーストとエンカしたら大人しく死ぬしかないエビねぇ!


857:名無しの漂流者

エアプエビ草


858:名無しの漂流者

>>856 絶妙に本人も言いかねないライン


859:名無しの漂流者

>> 858 本“エビ”な


860:名無しの漂流者

街ゴーストはなぁ……ぶっちゃけ相当不評だし


861:名無しの漂流者

グリテン戻る時にエンカする街ゴースト絶滅して欲しい。ストレスがえぐい


862:名無しの漂流者

倒せないことはない。お前らが弱いだけ


863:名無しの漂流者

>>862 じゃあお前は倒せんの?ソースは?


864:名無しの漂流者

こんなとこで自慢しても仕方ないだろ


865:名無しの漂流者

街ゴーストがキツイのは不意打ちしてくるところだからな。それさえなきゃ遺跡のやつより弱い


866:名無しの漂流者

遺跡から追い出されるくらい弱っちい個体っていう考察がある


867:名無しの漂流者

>>866 なおブラヒル


868:名無しの漂流者

あれは例外()


869:名無しの漂流者

ブラヒルの街ゴーストは黒鐘とかも配信中に乙してる


870:名無しの漂流者

あれ初撃で死ぬから嫌い


871:名無しの漂流者

速い、硬い、強い。おまけに透明化持ち


872:名無しの漂流者

牛丼?


873:名無しの漂流者

対策ができねぇのよ。せめてもうちょっと派手に登場してくれたらな


874:名無しの漂流者

軽快な音楽と共に踊りながらポップしてくれたら許す


875:名無しの漂流者


876:名無しの漂流者

想像したら草


877:名無しの漂流者

楽しそう


878:名無しの漂流者

誰か描いて欲しい


879:名無しの漂流者

言い出しっぺの法則


880:名無しの漂流者

ところでイェファの街ゴーストはどうなったん?


881:名無しの漂流者

知らん。誰か倒したんでしょ


────────────


 PLEASE ALL。


 工場廃材と電子機器が雑多に積み上げられた薄暗い店内で、一人の女が無言で端末を眺めていた。


 黄色灯が、ぼんやりと横顔を照らしている。


 その視線の先には、掲示板のログと、イエローファクトリーの義体工場の簡易マップ。


 そして、空間内へ展開された半透明の観測ログ。そこには、黒いノイズの塊が映っていた。


 ゴースト。


 その輪郭が、ゆっくりと歪んでいく。一見すればなんてことはない映像。しかし、それは、普通なら有り得ない動きだった。


 ゴーストは討伐される時、どんなスキルを使って倒したとしても、空間に直接取り込まれるように霧散する。


 だがこれは違う。


 ノイズが、一点へ向かって潰れている。


 まるで、“上から押し潰された”みたいに。


 女は無意識に眉を顰めた。


 観測に使ったソウルスキルは、工場内の情報を断片的に拾うことしか出来ない。音も、映像もノイズ混じりだ。


 そこに映るのは、片腕を失った灰色の髪の男。その出で立ちから、初心者であることは明白。


 だからこそ、余計に異常だった。


 「……何これ」


 ぽつり、と呟く。


 端末の端では、別ウィンドウが点滅していた。


【エビ】

『初心者一人、そっちに送ったエビ。めんどくさい奴だから気をつけるエビよ』


 女は数秒、そのメッセージと、映し出される工場の映像を交互に見た。仏頂面で、死んだ目をした初心者丸出しの男。


 そして。


 観測ログに残る、“圧壊”。


 「いやいやいや……」


 乾いた笑いが漏れる。きっと見当違いをしているのだろう。そう思うことにした。ゴーストを物理的に消滅させるなんて芸当、この世界の誰にもできやしないのだから。



 それは、女が、1番よく知っている。



 店の奥では、巨大な演算機が低く唸り続けている。


 ガラクタだらけの薄暗い店内で、女はしばらく黙ったままログを見つめ続けていた。

読んでいただきありがとうございます。良ければブックマークしていただけると嬉しいです

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