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だらけたい白騎士隊長と苦手な侍女は内緒の和平を結ぶ  作者: ユミエリ
第一章 だらけたい白騎士隊長は苦手な侍女と内緒の和平を結ぶ
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69 孤児院と事件の真相①

孤児院の内観は入ってみると、襲撃のあったせいもあり、荒れ果て祈り用の信者が座る椅子は倒され


神を奉る祭壇は壊されている、まるで念入りに叩きのめすように


そして奥に案内されて行けば、子供達やシスターと神父が休む宿舎があり、客間に通され、部屋に入る


するとそこには、神父のガディオンが書類と机にかじりつくように整理をしている姿があった


「┄ガディー神父、ミラちゃんが事件の調査で来ましたよ」


マナシスターのやんわりした口調でガディオン神父に声をかけると、書類から目を離し、私の存在に気がついたようで、何処かホッとしている


「久し振りだねミラ」

「はい、お久し振りです」


挨拶をするとガディオン神父は、優しげに笑んだあとは、話しが長くなるからと、近くのソファーに座るように促してくれ


二人のシスターにも、同席し右側のソファーに座り、私は対面の左側、上座に神父が移動して席につく


「さて、ミラ。私達に何が聞きたいのかな? だいたいの理由は、彼等に聞いたのだろう」


事件の調書は、ミクライス様とヴェルス様がしている、でも私は本人達の声を聞いて真実を知りたいと思っていた。


フォルトロンが理由なく、こんな事件はやらかさないのは、きっとこの方達も気づいているのでは、と私は思っている


「┄はい、断編的な部分は、だけど根底より真実は事件にて、知ると師匠より教育されてますから、もう少し、いや┄騎士の調書より詳しい真実を話してくれませんか?」


真っ直ぐに、神父やシスター達を見る私に、神父は苦笑を浮かべ、シスターのカスミさんとマナさんは私を見たあと


「ガディオン神父、素直に話してはどうですか?」とマナさんが諌め


「そうですよ、ミラが素直に願っているのに、それを無下にするのですか?」とカスミさんが睨みながら告げる


するとガディオン神父は、私を見て昔からの性格を知っている彼は、あ~とか、だがな~とかブツブツ呟いていたものの、ガシガシと頭を掻いて


「┄あ~もう、わかった。話す、話してやるよ!」


などと、私がいつ願っていることになるのか? 理由は彼等は私が昔から一人で何でもするせいで、些細な事を聞けば妙な解釈をされ、甘やかすようにするのでしたね


離れてたせいで忘れてましたよ


ですが、事件の真相を聞くには丁度よいので、そのまま利用しましょうと、状況を見守りながら私は考えていました。


◇◆◇◆


ガディオン神父から、事の真相は、具体的な情報であり、ミクライス様達からの外的情報とは違い内的情報は、もっと詳しいものだった


だいたい纏めれば、こんな具合かも


①最初のときは、孤児院にバルテロッサの貴族が因縁をつけて、孤児院の税収を高くするとつげてくる


②ガディオン神父が、その話しを聞いて反対と、孤児院への利用する意図を指摘


③バルテロッサが腹を立て、盗賊をけしかけた


④しかし盗賊が、来ることを師匠より聞いていたのと、ルーヴェンス殿下が何故かいて、機転を働かせ、追い払ったらしい


ふむ、ルーヴェンス殿下、貴方は何をしているのですか?


そんな突っ込みを入れたくなり、シリウス様の苦難が見えて、呆れた


⑤一時期は回避出来た事だったものが、安心した頃に、襲撃にあったらしいのだが、そのときの盗賊どもが、様子が可笑しかったらしく


建物と泣きわめく子供やシスターに神父を、目の敵の如く、殺意のある行動を取られた


しかし、ミクライス様とヴェルス様が念のためと見回りにきて、子供達は軽傷と重傷のもの、シスターのマナさんとカスミさんは、少し前まで、診療所で手当てをしてもらっていた


⑥神父のガディオンは、怪我していたが一人残ったとき、フォルトロンが現れ、孤児院の中にある、銀縁の腕輪が盗まれたと話してくれた。



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