56 ミラ嬢への思い①
「うわっ‼ み┄ミラ嬢⁉」
ミラ嬢の事を考えていたときだったせいで、後方で本人の声に驚いてしまい振り向き際に返事を返したら
ミラ嬢はキョトンとしたように首を傾げ、少しばかりジッと見られ、何だかジワジワと恥ずかしい気持ちになり、視線が交じ合い紅い瞳が俺を射抜くように熱いせいで
視線がそらせず、俺も視線を逸らすのが、もったいなくて見つめていれば、ミラ嬢がバッと逸らしてしまう
そして小さく小声で「わざとでしょうか?」と恥ずかしそうな表情にドキッとする
ヤバイ何か可愛いかも
とそんなことを思っていれば、俺は無意識に口元が緩んでいたら、ミラ嬢がじと目を向けて眉がつり上がると再び俺に向き直る
「┄人が声をかけたのに、驚いたりジッと見てなんなんですか、私を馬鹿にしてるわけ┄」
「┄うん、やっぱ可愛く見えてるのかもな」
キョトンとしたり、怒ってるのに俺の事を思って言ってくれる姿が、今日の俺はイチイチ可愛く見えてしまい
自然な状態で、ポロッとミラ嬢の言葉を聞かずに本音が出ていたら、ミラ嬢が、なななな! と何故か動揺していた
「シリウス様⁉ 何をとち狂った事を言ってるんです!」
「うん? 本当に可愛いな~って思っただけだが、ミラ嬢は迷惑なのか?」
「いえ┄あの、嫌では┄┄┄」
いかん、俺┄今日は、変だな夜の父上のせいで色々と知って、混乱して頭を使ってとあったせいで、ストレス抱えてんのかも
頭がぼーっとするな
フワフワするせいで使って、本音がつい出てしまうが、ミラ嬢の新鮮な表情が嬉しく感じてしまう俺がいて無意識にミラ嬢を抱き締めていた
「┄あ、あの┄シリウス様?」
「癒される~」
「は? えっと┄離して下さいませ、私は仕事に行かないと」
「┄少しだけ、このままでいさせて」
何だか独り占めしたいのと、本気で癒されているせいで、このまま離したくないとで我儘を告げると色々と嫌がるというか、困るとか、仕事がとか言いつつも本気で拒まれなかったので離してあげなかった
それから暫しの包容にミラ嬢は最終的に諦めて、背中を優しく擦ってくれ妙に落ち着いてくるとミラ嬢が優しく諭してきた
「┄どうしたんですか?」
「いや、ただストレスでな。甘えたくなるなんて、迷惑だよな」
このままの状態を誰かに見られたら、変に妙な噂がたつかもと身体を離したら
ミラ嬢は首を振り、ちょっと照れくさいように目を伏せて
「シリウス様に甘えて貰えて、嬉しかったので、迷惑ではなく、もっと甘えて下さいませ」
と笑顔つきのミラ嬢に、俺には理性が爆弾の如く弾け飛びそうになるほど危うくて、もう一度抱き締めて、キスしたいとか色々と考える邪なものが過り、胸がヤバイぐらいにドキドキと早鐘が鳴って
顔がカーッと赤く染まり、硬直してしまった
ミラ嬢の笑顔って、俺の心臓に悪いな、色々と発言もだけど┄まあ嬉しいので俺も自然に笑みを浮かべてミラ嬢の頭に触れて撫でてしまう
「┄ありがとうな」
「いえ」
何となくお互いに、そんなことをしているとき、唐突にバタバタと倒れる音がした。
なんだ? とミラ嬢と俺が音がした方向を振り向けば、そこにはミクライスとヴェルスにルーヴェンスが倒れるように、ヤバッと言いたげにしていたのだった
「な~に~を、してるんだ~~お前らは‼」




