44話 校長室
サブタイトルが3文字になりました(^o^)/
この度は1週間以上も開けてしまいすみませんでした。
色々とトラブル(テストの為の一夜漬けによる睡眠不足からの体調不良等)とスランプといいますか、ネタが浮かび上がらないということになってしまい遅れました。
今回は読んで下さっていた皆様にまだ生きている事を報告する為に短いながら投稿しました。(量は今までと変わりませんがw)
これからもよろしくお願いします。
「もぅ、あんなにコウ君は規格外だから注意してって言ったのに。」
「すみません。」
「すみません。」
現在、校長室でアルカ先生と一緒に怒られている。
ちょうど俺が結界ごと訓練場の壁を壊した直ぐに鐘が鳴りアルカ先生が生徒を解散させてくれたお陰で今は訓練場は閉鎖されている。結界まで壊してしまったんだから仕方がないけど…
「コウ君に戦うようにすすめちゃだめでしょ。何度も言ったように規格外なんだから。」
ん?
「すみません。ここまで規格外だとは思っていませんでした。」
んん?
「災いを呼び寄せる力も規格外でしょ?
最初からサンデンガルム家の次期当主に目をつけられるなんて。」
「最初に見た時は驚きましたよ。問題児の可能性があるからと注目していたら早速絡んでて、相手を見ると何度も聞かされてきた規格外のコウ君なんですから。」
「人を陰でどんな扱いしてるんですか…」
「…まぁそれは置いておいて、訓練場の修理とサンデンガルム家の次期当主をこれからどうするかを決めましょう。」
置いておかれたな。
なんというかこの人が真面目な態度をとるのを想像出来なかったが、実際目にすると様になっているな。
伊達に皇后をやっていないというわけか。
「今何か失礼な事を考えていたでしょ。」
す、鋭い!
っと。
「そんなことは無いですよ。」
「そう?なら良いけど。」
まだ疑わしげな目を向けて来たが表情を変えずにスルーした。
「コウ君はあの結界を直せる?」
「たぶん出来ると思います。
あれは見たところ空間属性の魔法を常時発動にしておいて魔力は定期的に供給するか、当たった魔法から吸い取るものだとしたらなんとか。」
「流石ね。見ただけでそこまで把握しているとは。」
感心とも呆れともとれる言い方だ。
「あの結界は空間魔法の固有魔法を所有していた人が造ったのでしたよね?それを修復可能ってどんなよ…」
「何にせよ、出来るならやってもらうわ。どれくらいの時間が必要かしら?」
「それほどかかりません。」
「なら今日の夜に訓練場に来て修復してね。」
「分かりました。」
「残念ね。今日はリリーちゃんの所に行けないわね。」
今までの雰囲気から一変していつも(それほど会ったことはないが)の口調に戻ってからかってきた。
「どういうことですか?男子は女子寮には入れないはずですよ。」
動揺は顔に出さない様にして正論で反論した。
「力づくで入ったんじゃないの?
今後の改善のためにどうやって入ったかだけでも教えてよ。」
「はぁ、分かりました。」
そう言われると黙っているわけにはいかなくなってしまった。
「普通に入ろうとすると拒絶されたので魔力を放出して体の周りに纏わせたまま入ってみたんです。すると思いの外上手くいって中に入る事が出来ました。」
「へぇ、魔力を体に纏わせたら中に入れるんだ。」
「私も初めて知りました。」
「でも、体全体に纏わせる何て事が誰にでも出来るわけが無いし、あの魔法を抜けられる程の魔力を使うことなんで出来ないだろうから現実には不可能ね。
でも、ちゃっかり会いに行ってたのね。」
ここで動揺してもこの人を喜ばせるだけなので我慢した。
「私はいつも王城まで帰るから無理だけど娘のセシリアなら襲っても良いのよ?婚約者なんだから。」
極力考えない様にしていた事を思い出させられた。
「考えておきますよ。では夜の皆が寝た頃に訓練場に向かいます。」
旗色が悪くなってきたのを感じとった俺は戦略的撤退を選択した。
「前向きにねー。」
その声を最後に校長室を出た。
「…疲れた。」
読んで頂きありがとうございました。




