36話 加減
コウ「リリーと出会ったのって1年前だよな?」
リリー「そうですね。」
コウ「作者?その時の話を投稿しないのか?」
作者「しましょうかね。」
コウ「よし、次回 コウとリリーが出会った日」
作者「タイトルまで勝手に決められた!?」
「今の魔法の使い方に慣れるように何回か魔法を使って馴染ませてくれ。
俺が使える様になったと思ったら声をかけるからそうしたら模擬戦をして使えるようにするぞ。」
「そんなに何発も撃ってたら魔力が無くなるし、ここら辺一帯が穴だらけになると思うだが?」
俺の指示にレオンは最もな疑問を口にした。
「魔力は俺の治癒魔法で魔力譲渡を使って治すし、被害に関しては何のために時と空間の魔法があると思っている。」
「魔法の練習に時と空間の魔法を使うんだ…」
「無駄に贅沢だな。」
また、呆れられた。
「グダグダ言わずにやっていてくれよ。」
「コウはその間どうするんだ?」
「リリーと模擬戦でもしようかと思うんだが。」
レオンへの返事とリリーに確認を合わせて話すとリリーは「良いですよ。」と言うように首を縦に振った。
素のリリーに攻撃することなど出来るはずもなく空間魔法でリリーの周りに薄い膜の様なものを造りダメージが直接いかないようにした。
「いきます。」
俺の準備が整ったのを見てリリーは一声かけると氣力で体を強化し突っ込んできた。
かなりの速さでたぶんレオンやライトには見えなかったかもしれない速度だった。
俺も少し焦った程だった。
リリーが手を後ろから前に持ってくるとその手には氷剣が握られていた。
俺は即座に氣力で手刀を作った手を強化し、氷剣を受け止めた。
「!」
リリーが驚いたのが分かったが実は俺も驚いている。
マリーからもらった知識に氣力でどれくらい強化すれば何と同じ硬さになるかという知識が含まれていたのでそれにあわせて強化しただけだがリリーの氷剣の硬さについての知識もあった。
リリーの氷剣は普通の剣では太刀打ち出来ないような硬さで常人の氣力での強化では負けてしまう程の硬さをほこっていた。
どうにか距離を取り、剣を取り出そうかと思ったが店で買った剣だとリリーの氷剣に簡単に叩き折られると分かっているので、グランハイムを呼び寄せた。
この呼び寄せるのはグランハイムの持ち主がグランハイムを必要だと思い、願えば手の中に移動してくるという機能を使ったものだ。
この機能をリリーは知らなかったのか、これにも驚いていた。
俺も最初は驚いた。
リリーは俺も得物を持った事が分かると俺が距離をとった位置から変わらずに斬撃の衝撃波だけ飛ばしてきた。
この衝撃波は氣力を剣にのせ、切る動作で氣力を飛ばし攻撃する技だ。
比較的簡単だが切れる様にしたり攻撃力を上げるのは氣力の操作を上手く出来ないと出来ない。
リリーは氣力の鋭さも速さも申し分無いが、相手が悪かった。
「はっ。」
俺は短い吐息と共にリリーの衝撃波を上回る威力と鋭さの衝撃波を飛ばし、リリーの衝撃波を霧消させると共に反撃をした。
だが、リリーは軽く横にズレて避けるとウインドアローを無詠唱で放ってきた。
何故か使いたくなったので俺とリリーの間を範囲指定し、魔法を使った。
〈構築〉
〈展開〉
氷属性禁術級魔法ニブルヘイム
ウインドアローごと凍らせたが、とっさで威力が加減出来ずに魔力を込めてしまったため俺とリリーの間が北極の様になってしまった。
…しまらねぇ
「ただの模擬戦でニブルヘイムを使うって…」
「バカだな。」
「コウさん凄いです。」
とお決まりみたいな呆れ、罵倒、称賛をもらった。
「少し凍らせるつもりが加減を間違えてしまったんだ。」
「…」
「…リリーさんもよくこんなやつの彼女やってられるよな。」
呆れながらレオンが失礼な事を口にした。
「一度助けて頂いてからコウさん以外考えられません。」
と、何かを思い出す様に遠い目?をしながらリリーが呟いた。
コウの魔法の制御が甘いのは魔法を今まで使ったことが無かった事と、まだ魔力や氣力に慣れていないからです。
少々行き当たりばったり的に書いて今辻褄合わせが難しくなった所を編集しました。
変だな。とかこれはおかしいと思う場合、少し変わっているか本当におかしいのどちらかですので、おかしな所を見つけられた場合、報告していただけると有難いです。m(__)m
読んで頂きありがとうございました。




