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25話 出発

まだ章にしてはいませんが、名付けると始まり篇終了です。(ネーミングセンスが足りない。)

次回は学園篇です。


それでは一先ず25話 出発をお楽しみ下さい。(言ってみたかった。)

「コウさん、詳しくは聞きませんが、誰が一番なんですか?」


「は?」


「いえ、ただ気になっただけです。」


少し顔を伏せながらリリーはそう言った。

明日から学園に通う事になるから自制しようと思っていたんだがな。

こんな可愛い反応をされてはな。


「リリー。」


「はい?って、わわわ!」


リリーをベッドの方へ投げ、俺も近づいた。

そして耳元で呟いた。


「一番はリリーだよ。でも、みんな愛する様にするけどな。」


「反則です。」


そう言ってリリーは体中の力を抜いた。




さて、2日連続になった訳だが、よく考えるとリリーとちゃんと出会ってからまだ会った日を含めても今日で4日目か…

かなリリーがタイプなんだがかこれは早すぎるな。

そう独り自己嫌悪に陥っていたらリリーが起きた。


「おはようございます。」


初日と違い慣れたのもあり、昨日それほど激しくしなかったのでダルそうな仕草は無かった。


「おはよう。」


寸前まで自己嫌悪に陥っていたせいか暗い声になっていた。


「あまり自分を責めないで下さいね。私はコウさんと、その…デキて嬉しいですから。」


おいおい、なんて嬉しい事を言ってくれるんだ。

あーもう駄目だ!


バサッ


「ちょっとコウさん!?

朝からは、ンンッ。」




「ごめん、朝食に遅れてしまったな。」


「ケダm…なんでもありません。」


ほとんど言っていたよな。

ケダモノって言おうとしていたよな…


「1時間後にここを出発していただかないと歓迎式に遅れる事になります。」


今が7時30分で歓迎式が9時からだから移動に30分弱かかるということか。


「じゃあ食べ終わったら全て用意してから国王やアスレイさんに挨拶していくか。」





「陛下、入ってもよろしいですか?」


執務室にいると言われたので出発の挨拶に来た。


「コウか。入って良いぞ。」


「失礼します。」


「コウ、そんなに改まらなくて良いのだぞ?

お前は私の息子なのだからな。」


「まだ早い気がしますが。」


そう言って中を見るとアスレイさんも居た。これは手間が省けたな。


「お前の事は学園長…に報告してあるから何かと便宜をはかってくれるはずだぞ。」


今学園長と言った後に間隔があった気がするが。


「当分Eランクで過ごすつもりなんだろうが、いくら上手に振る舞っても節々にキレのある動きがでてしまうものだよ。

宝石を石ころに見せようとしても必ず分かってしまうものだ。

私としては直ぐに正体をあかす事になると思うがな。」


「はぁ、ありがとうございます。」


「それとコウ君にこれを渡しておくよ。」


「何ですかこれは?」


耳にかけるような日本にあった携帯と無線接続して電話を出来るようにするやつに似ていた。


「通信機だよ。」


当たっていた。


「かなり高価なものだから無くしたり壊したりしないでくれよ。」


「何故俺に?」


「君はRランクなんだよ?

緊急の時などに連絡が出来ないと厄介だからね。」


あぁ、言われてみれば納得だ。


「それは魔力を流せば対応しているもう1つの通信機と繋がる様になっているから。

それと対応している通信機がこれだ。」


そう言ってアスレイさんは懐から通信機を取り出した。


「直接私に繋がるから緊急からプライベートまでいつでもかけてきてくれれば良いよ。」


「私が欲しかったのだがな。」


国王がすこしふくれている。


「通信機の件は分かりました。」


と言ってもプライベートでかけたりは余程の事が無い限りしないが。


「それでは学園の歓迎式のために出発します。」


「そうだな。色々あるだろうが、何かあったらいつでもRランクの立場を使えよ。」


「はい。」


「気をつけてな。」


その言葉を最後に執務室を後にした。


部屋に戻ると準備万端のリリーが待っていた。

元々の荷物が少ないのと何でも入るバッグがあるのでほぼ手ぶらの状態だ。


「さ、行こうか。」


学園の位置を地図で確認しリリーに呼び掛けた。

するとリリーは俺の腕に手を絡ませて来た。


「はい、行きましょう。」


少し照れ臭かったが我慢し学園へ向けて歩き始めた。


とうとう学園生活が始まる。

学園でやはり王道を行ってもらいたいですね。


始まり篇が終わりましたがこれからも待雪草をよろしくお願いします。(言ってみたかった。)


読んで頂きありがとうございました。

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