表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/53

23話 輪廻

予定通り投稿できて良かったです。


これからも待雪草をよろしくお願いします。

(スミマセン、言いたかっただけです。)

「剣を提げて入られた方が良いんじゃありませんか?」


「もう呼ばれたぞ?」


「ですが、その服には剣を提げるような造りになっていますよ?」


「そう言われてもな。」


言われた通りこの服の左腰あたりには剣を提げるのではないかと思うような造りになっている。

だが、今は剣が無いので提げる事が出来ない。


すると頭の中で剣があったらなと手元にあることを想像した瞬間、右手が光ったかと思うと右手の中に鞘に入った状態のあの剣があった。

これには俺だけでなくセシリアや呼びに来た侍女も驚いていた。


「…あるみたいだな。

これをここに挿せばいいか?」


「はい、やはりその方がお似合いです。」


「ありがとう。

じゃあ行くか。」


俺が腕を少し曲げるとセシリアがスルリと腕を通してきた。



中に入ると公爵家の当主に大臣、妻、娘が全員来ていた。

入った途端全員がこちらを見てきて身が軽く驚いた。

中には品定めするような目付きで俺の足の先から頭の先までジロジロと見てくる人も居た。


…かなり居心地が悪い。


戸惑いながら国王陛下(お父さん)を見ると俺の左腰にある剣をみてハッとした表情をしてから俺にすまなかったとでもいう様な表情をした。


…やはり剣の事も忘れていたのか。


どこに行けば良いのか分からなくて少し速度を緩めて歩いていると国王陛下が俺を呼びつけた。


「この者が新たにRランクになり、私の娘である王女のセシリアと婚約したコウ=カンザキである。

コウ=カンザキ、こちらに来い。」


そう言われ国王の元に向かおうとしたら左の方から聞き覚えのある声が大声で飛び込んできた。


「お兄ちゃん!?」


「はぁ!?」


思わず声をあげてしまった。

そして声の発生源であろう辺りを見るとそこに居た人達が一人の同年齢くらいの女の子を見ていた。


「やっぱりお兄ちゃんだよね!?」


当たり前だが、横に要るセシリアや国王、数々居る大臣や公爵家の人達はかなり困惑していた。

実を言うと俺も困惑している。あんな金髪の子を妹に持った覚えが無いからである。


「あれ?忘れちゃった!?

私だよ、つぐみだよ。」


「えっ!?」


つぐみ

この名前は俺が日本に居た時の妹の名前だった。

この世界の人達が俺が日本に居た事を知っているはずも無いからもしかしたら…


するとつぐみと名乗った子は近づいて来た。


「やっぱりお兄ちゃんだよね!?」


近くに来られてようやくこのつぐみと名乗った子が日本に居た時の妹と髪が金髪ということ以外酷似している事に気がついた。


「お前…つぐみなのか?

でも、どうして?」


「え~と、なんていうか気がついたらこの世界で赤ちゃんになってたの。」


「ん?どういう事だ?」


「後で、神様みたいな男の人が来て教えてくれたんだけど、私の魂が輪廻転生したみたいなんだよ。

それで輪廻転生するときに魂に付属している記憶のフォーマットする時に何か問題が発生してそのままの状態で輪廻転生しちゃったんだって。」


「じゃあつぐみは死んでしまっていたんだな…」


「そうだと思うよ。

学園祭の日までしか思い出せないもん。

もしかして、お兄ちゃんも?」


「俺は死んでないよ。

でもつぐみ達をを殺した犯人に復讐をするためと同じことを起こさせないようにこっちに来たんだ。」


「そうなんだ…」


そこまで話して俺は周りの人達を忘れていた事に気がついた。

これだけ話してしまった後だ、それなりに事情は分かっただろう。


「国王陛下。」


「なんだ?」


「ある程度分かったでしょうが、今まで隠していましたが俺は違う世界、異世界から来た人間です。

その事を黙っていたことで婚約やランクを白紙にされても当然だと思っています。

ですが、魔神を倒しに来た事は本当です。」


「待て待て。

誰もお前をどうこうするつもりは無い。

異世界から来たなどということは聞いた事がないが今の話からすると本当だろう。

異世界人だからといって今までとなんら変わりはないこれまで通り接するし、学園にも行けば良い。」


「ありがとうございます。」


「まぁ聞きたい事もあるだろうがまずはこれをしてからだ。」


そう言って国王陛下は大きい水晶を指し示した。


なんだあれ?

長さや時間的な関係で2日おきになるかも…


読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ