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12話 再開

コウがイチャイチャします。


クソッ俺だって…

どうする?声をかけるか?

そう思ってもう一度寝転んで足をバタバタさせているリリーをみた。

そんなリリーの仕草を見て可愛いなと思ってしまった。

今まで女の子と付き合った事はあったが相手をこんなに可愛いと思った事は無かった。こんなにも可愛いと思える女の子が自分を好きでいてくれると思うと自分の幸運に感謝した。


「リリー。」


リリーの姿を見ていると話たくなって声をかけてしまった。


すると振り返り俺の顔を見た瞬間顔を輝かせた。


「来ちゃいました。」


少し首をかしげながらそう言った。


そんな言葉まで可愛く思える俺は末期だろうか?


「早かったな。」


「コウさんからお返事を貰って無かったので気になってしまって。」


「もちろん。俺で良かったら付き合ってくれるか?」


そう言ってリリーを見ると、泣いていた。


「ちょっ。」


「ごめんなさい。嬉しくて。」


俺と付き合えるだけで嬉し泣きしてくれるリリーが愛しく感じ衝動のまま抱きしめてしまった。

すると顔を上げたリリーと目があった。その目に引き寄せられるように俺とリリーはお互いを確かめ合うような熱いキスをした。



数分後リリーが顔を赤くして離れた。


「初めてだったんですよ?」


その言葉には嬉しさと非難の両方の色が混ざっている事が分かった。

リリーには悪いが俺は初めてでは無かった。


「そうですよね。コウさんは今までに付き合った事があるんですよね。それだけじゃ無くイチャイチャと…」


そんな過去の事にまで嫉妬してくれた。


「今はリリーが好きだよ。」


「そうですね。でもそう言いながらこの国の王女と婚約してるじゃないですか。」


「それは…ごめん。」


「嘘ですよ。コウさんが襲われている所を助けて成り行きで婚約者になったんですよね。分かっていますよ。コウさんは優しいですからね。惚れた弱味というやつです。」


「もしリリーが嫌なら婚約を破棄することもできるが?」


「いえ、いいです。私1人にコウさんを縛り付けたく無いですから。でもちゃんと私を愛して下さいね?」


ヤバイ可愛い過ぎる。

自制しようと思ったが出来ずにまたキスしてしまった。

リリーは驚いてはいたが、受け入れてくれた。



数分後また顔を赤くしたリリーがいた。


「そ、そんなことより伝える事があったんでした。

コウさんのあの事件ですけどここの魔神と呼ばれている者を送った神と同じ神が起こさせている事が分かりました。」


「どの神か分からないのか?」


「はい。うまく証拠が消されているので。

それで私も調べるためにこの地域に来る事にしました。」


「は!?」


「これからコウさんと直ぐに会えます。」


「いや、それは良いけど地球は大丈夫なのか?」


「はい。元々自分の監督する地域に手出しをしなければならないという訳でもありませんでしたし、これから不正侵入が無い様にお父様に頼んで強力な結界を張ってもらいましたから。」


「そうなのか。」


「はい。だから向こうの最新巻も直ぐに見れます。

それとお父様にお願いする際にコウさんの事を話す必要があったので話したらコウさんを神様の一員に加える事が決定しまして、その上お父様が一段落ついたら連れて来る様に言われてしまいました。」


「お父さんの方はいずれは伺うつもりだったから良いけど、俺が神様?神様ってそんなに簡単に成れるのか?」


「神様の誰かから力を貰えば成る権利はあります。」


「分かったよ。神様の事についてまだ何も知らないから教えてくれよな。」


「はい。私もコウさんと同じ魔法学園に通うのでいつでも教えます。」


「えっ!魔法学園に通うのか?」


「はい。Aランクでコウさんと同学年の新入生です。」


「学園ではあまり話せないかもな。俺はEランクだから違い過ぎる。」


「私は気にしないので学園でも同じ様にしてください。」


「分かったよ。じゃあ今日からここにリリーが泊まる事を国王陛下達に言ってリリーの紹介もしなくちゃな。」


「そうですね。じゃあ、これからよろしくお願いします。」

短くてスミマセン。


読んで頂きありがとうございます。

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