エッセイ『小学三年生の時の話』
『小学三年生の時の話』
小学三年生の時の話です。
当時、何だかよく分からないのですが、文部科学省だか何だかが、友人に対して「さん」付けをするよう指導するというものがありました。
君、ちゃん、あだ名、全て駄目。
全部「さん」で統一させるというよく分からない教育をされる事となりました。
とは言っても適当で良いだろと思っていた私とクラスの友人は普通に呼び捨てで呼び合ってました。「おーい、〇〇―」みたいに。
すると当時の担任が鬼の形相で「〇〇!?」と威嚇してきたので「何でそんなに怒ってるんだ?」「あ、『さん』付けしてないからか」というのが同時に処理出来て遅れて「さん」と言いました。
その後職員室に友人達と私は呼び出され、何故か「謝れ!」と言われました。
「え?誰に対してですか?」
「そんな事私が知るか!」
マジで意味が分かんなかったです。
誰にどう何を何に対して謝れば良いのか分からず、当時適当に「ごめんなさい」と言わされ、その日は帰されました。
またその担任は普通に休み時間を無しにするタイプの先生で、休み時間になったのに休憩を入れてくれなくて学級委員の子が「先生。休み時間なんですけど」と言うと「じゃあ勝手に遊んで来れば?」と突き放してきました。その子は当然どうしたら良いか分からずその場に座るしか無かったみたいです。
三年生後半は「今日の自分の悪いところを三個言え」という謎ルールが施行され、言わないと全員帰れないという地獄が待っていました。
それに対しとある子が「俺には無い!」と宣言すると「お前はこことこことこことこことこことここが悪い!それを言えないでこれから先生きていけると思っているのか!?」とキレ散らかされていました。いや、三個じゃないんかいと内心ツッコんでいましたが。
そして四年生に上がる際、PTAの前で「このクソガキ共をこれからも指導するなんて無理です。私はもっと大人しい学年の子達を対象に担任になりたいです」と堂々宣言したヤバいタイプの先生でした。
まぁ私たち自身にも悪いところがあったのも事実なのでそこまで責めは出来ないのですが、だからと言って理不尽に対して目を瞑れというのはまた違う話であって……
最近、その先生の近況を聞いて、思い出したので書いてみました。




