エッセイ『理不尽にキレられた小学六年生の時の話』
『理不尽にキレられた小学六年生の時の話』
小学生時代、私の代の学年は荒れに荒れていました。
それを見兼ねて校長先生と副校長先生は私のクラスにのみ副担任を設けました。
その副担任の先生はかなり訳アリの人物で、ぶっちゃけて言うと「問題を起こす迷惑な先生」として周りでは有名でした。つまり悪評のある先生だったのです。
そんなある日、習字の授業で私が一生懸命書いた字を友達に見せて「どう?上手く書けてない?」と聞いていたらその副担任の先生が「ふざけるな!」と私を怒鳴り付けてきました。
「は?」と思っていると「真面目に書け!」「そんなんで良いと思っているのか!?」「どういう教育を受けて来たんだお前は!」と罵詈雑言の嵐で小学生時代初めて泣いてしまいました。
その事を母に伝えると、母は学校にクレームを入れました。
その翌日、その副担任の先生が私を個人的に呼び出し「お前、今まで親に怒られた事無いのか?」と聞かれ「えぇ。だって怒られるような事してきませんでしたから」と答えると「そういうところだぞ!この馬鹿者!」と怒鳴って私を帰しました。
その事も母がクレームを入れると副担任の先生は私を校長室に呼び出し、校長先生と副校長先生の前で「この子は親に甘やかされて育った不良です」と答えました。
校長先生と副校長先生はこの副担任の先生に大激怒。
翌週から、その先生は何処かの学校に飛ばされたか、クビにされたかは分かりませんが、いなくなりました。
つくづく先生に恵まれない人生だな、とふと思い出しました。




