エッセイ『フィフティーン』
『フィフティーン』
本当に些細な出来事で書く必要も無いんですが、語らせて下さい。
あれは小学校二年生の時の話です。忘れもしない、あの屈辱。
当時友人だったA君が英語に興味を持ち始めて、私に色々聞いてきました。その時、大親友であり幼馴染の男の子が一部始終を見ていました。
A「1は?」
私「ワン」
A「2は?」
私「ツー」
A「3は?」
私「スリー」
A「4は?」
私「フォー」
A「5は?」
私「ファイブ」
といったように進めていたんですが、十一を超えた辺りからおかしくなってきました。
A「10は?」
私「テン」
A「11は?」
私「イレブン」
A「12は?」
私「トゥウェルブ」
A「13は?」
私「サーティーン」
A「14は?」
私「フォーティーン」
A「へー!ここから最初の英語に近いモンになっていくんだ!15は?」
私「フィフティーン」
A「は?フォーとフォーティーンなんだからファイブティーンだろ。バッカじゃねぇの?勉強し直して来いよ。それでも英会話スクール通ってんの?頭悪っ!バーカ!バーカ!」
と皆の前で恥(?)を晒されました。一年後、英語に触れる授業で私が言った事が正しかった事が証明されたのですが、当時の事を覚えているのは私とあの時居た大親友だけで、皆はとうの昔に忘れているので一人静かにブチ切れてました。
そんな彼は今は引き籠りを最後に消息不明。元気だろうか。何やかんや仲良かったんだけどな……




