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エッセイ  作者: 河野吉田
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エッセイ『高校時代の英語の先生の話』

『高校時代の英語の先生の話』


 高校時代の英語の先生はとっても良い人で、今でも尊敬しています。

 とても分かり易い教え方に、分からない事があれば気軽に聞けて、真摯に教えてくれる、そんな先生でした。

 ただ、この先生にも未だに許せない事が一つだけあります。

 それは高校一年生の夏休みの宿題で「詩を作って来い」という内容でした。

 先生曰く、英語の場合、韻を踏んでいれば何でも詩になるとの事で、そこで私は以下の詩を提出しました。

「My family calls my mother “Mommy”.

My family is wisdom.

My family calls my father "Puppy".

My family is freedom.」

(私の家族は母の事をマミーと呼ぶ。

私の家族は賢い。

私の家族は父をパピーと呼ぶ。

私の家族は自由だ。)

 という詩を提出したら、その先生は自分が書いた事にして賞に応募しました。

 そしてちゃっかり優勝して賞品だか賞金だかを貰ってました。

「ありがとなー」

 その一言だけで特に何か奢ってくれたりとかは無かったです。

 唯一、それだけが許せません。

 でも、それでも、今でも尊敬しています。


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