エッセイ『高校時代の体育の先生の話』
『高校時代の体育の先生の話』
またも高校時代の話です。
この体育の先生がまた曲者でした。
サッカー部の顧問だったのですが、体育の授業は夏の柔道以外は毎回サッカーでした。
そしてある日、その先生は「何かサッカーばかりで飽きたな。皆。他の球技やりたくない?」と聞いてきたので「テニスをやってみたいです」と私と友人の二人が言いました。
しかしクラスの皆は「サッカーが良い!」と言い、先生は「仕方ないなぁ……」とは言いつつも嬉しそうにサッカーを受け入れてました。
そこで問題が発生しました。
ふとテニスラケット二本とテニスボール一つを持って来て「お前ら二人でテニスやったら良いじゃん」とぶっきらぼうに私達に渡してきました。
空気的に「テニスをやったらハブるぞ」みたいな感じになってしまい、仕方なくこちらも「サッカーにします……」と答えてサッカーをやりました。
この事を校長先生に言いに行くと、その先生は即、説教を受けていました。
また、サッカーの事を事前に予習して来なかった私も悪いのですが、味方ボールをキーパーの私が手に取ってしまった時の話ですが、サッカー部員からは「あー……味方からのパスは手で受け取っちゃいけないんだけど……」と言われ「あ、そうなの?」とその場にポンとボールを落とすと、その先生は「何やってんだ!常識だろ!」と怒鳴り付けてきました。
「何が常識じゃい!」
と思ってまた校長室に向かい事情を説明すると「授業でルールの説明を予めしないで『常識』だという言葉だけで生徒を侮辱したのは非常に悪質」という事で即、説教されてました。
つくづく先生運が無いなぁ、と思った今日この頃。




