第5話:(二十二日目~二十八日目)
二十二日目
今日は朝から「精霊ノ試練迷宮」に潜り、七階層まで行った。
帰る時に見た事がない部屋を発見
部屋の中には何やら装飾が施されていて、豪華そうな台の上に左腕用の籠手みたいな物が置かれていた。
二回目のプレゼントである。
精霊の寵愛のお陰かな?
それにしては精霊獣に攻撃されるが……
まあ、良いでしょう
つけるとピッタリのサイズで、外すのが面倒なのでつけたまま仕事斡旋所に行った(つまり気に入った)
明日の朝に行う仕事を見繕い、拠点に戻った。
初期の五人を除く学生が十五人に増えていた。
四国産まれのよくわからん男も居た。
学生二人と一緒に全員分の晩飯を作くったら時間がかった。
今日は猪肉のステーキを晩御飯として食べた。
二十三日目
今日も朝から皆んな仕事をしに行っている。
俺は朝食を置いて、早朝から仕事に行っている。
受付嬢の朝食を作るという物だ。
この街では仕事斡旋所は全然使われていない
仕事を発注する時には手数料がかかるからだ。
しかし、受付の様な仕事斡旋所で働いている者は自由に仕事を出せる。
手数料無しで
まあ、余談も置いておいて、俺は受付嬢に恋の精神魔法の一つを報酬として朝食を作りに行く
まずはノックから
コンコン(ノック音)
返事がない
コンコン
返事が無いただの屍の様だ。
受付嬢からは昨日許可は取った。
という事で
「入ります」
初めて女性の部屋に入っ……
そう言えば前晩御飯作りに行ったな
俺、料理人でもなんでもなく、器用でご飯の作り方を少し知ってるだけなのに……
まあ、放っておこう
受付嬢、まだ寝てる…
先に飯作るか
出来たな
作ったのは瓶詰めの魚(味付け、骨取り済み)とここら辺で取れたレタスをパンで挟んだサンドイッチ擬きだ。
一応目玉焼きもある。
半熟だ。
「ご飯出来ましたよ……」
……ダメだ。返事が無い、ただの屍の様だ。
よし、水(の精霊)魔法で起こしてやる。
冷たい炭酸水を操作して……
顔にシュワシュワっと……
「ひゃぅ!?」
「やっと起きた」
というか反応からして元から起きてただろ
「あれ?私、結婚してたっけ?」
「大丈夫です。貴方は独身のままです」
夢を観るのは寝てる最中だけで結構
「なってあげようか?」
何に?
あっそういう事?
「もっと良い人が居ると思いますよ」
一応、美人の部類に入ると思うし
胸も地味にあるしね
「ちっ結婚できたら精霊魔法使いで、精神魔法も使える良い旦那を手に入れて村の皆んなに自慢出来たのに……」
腹黒っ……じゃなくて
「へー」
そうなんだー
この後、愛の精神魔法「視力強化」、「聴力強化」を手に入れた。
前回手に入れたのと言いヤンデレ専用だろコレ
彼氏とか彼女とか監視する為のやつだろ
恋の精神魔法、水の精霊魔法を使いウサギ探し中
自分はウサギに恋をしているわけではない。
仕事斡旋所でウサギを五匹納品するというのがあったのだ。
そして、俺はいつ貰ったのかも忘れていたが、この大陸全ての仕事斡旋所で使えるランクが書かれたプレートのランクが今日、5になる。
5になれば就職やアルバイトなどでも有利になるとか、ならないんだとか。
闇の精霊魔法で動きを鈍らせ、水の精霊魔法で窒息死させた。
我ながら人の心が無いと思う。
四国産まれの男は昼に他の都市に行ったらしい。
他の転移者の集団が近くにあるとコメント欄にあったからそこに向かうとの事
学生と教員達は魔窟から帰って来た。
明日は学校の生徒達に会いに行き、明後日から皆んなで二個隣の街へ行く予定だ。
そこには鉱山とここより難易度の高い魔窟がある様で、王都にも近いらしい。
知り合いである街の人にはまた旅を続けると言ったら励ましの言葉や物をくれた。
今夜はカツ丼である。
御代わりは一人二回出来る。
最初と比べて豪華になったものだ。
二十三日目
久しぶりに学校の生徒や教員達にあった。
情報共有を行い。
食料を置いて、街へ戻った。
今のメンバーは
—————
⭐︎俺⭐︎
初期メンバー(三年の女子二人、二年の女子一人、一年の女子一人)
途中合流(女一人、男二人)
教員二人(保健の教師(女)何処かの顧問(男))
生徒二十人(女十五人、男五人)
—————
である。
……男が少ない
初期メンバーの女五人の内四人ぐらいがデキていて。
途中合流組と男一人がデキている。
百合ハーレムと逆ハーレムの二冠である。
どちらにも属していない独身の教師二人と自分
ちなみに、テントの数は四つである。
拠点に戻り、男五人を魔窟協会へ登録させ、戦いを経験させた。
今日の晩御飯はボタン鍋である
寒いし、食料もそこまで無いのでこうなった。
今日は
闇の精霊魔法「陰騎士」
(黒い騎士を召喚できた。使いにくい。次までの熟練度は30,000……高い)
水の精霊魔法「泡生成」
(泡が作れる。それだけ、炭酸水でも泡は作れた。特に意味はない。次までの熟練度は5,000と低めだった)
二十四日目
早朝に出発前、この仕事斡旋所で最後の仕事を受けた。
そして、出発である。
盗賊団に出会った。
皆んな怖がっていたりしたが、俺だけ普通に殺した。
相手三十四人死亡、頭領らしき人物と幹部らしき人物は逃走
こっちは二人隙を突かれて死亡、五人重症その他八人軽症
詳しく言うと前衛の男二人死亡、前衛の男三人と女二人が重症、助けようとした教員二人軽症、男二人軽症、女四人軽症
被害甚大である。
死んだ者は墓を掘り、埋めた。
男が減った。
いや、漢か……?
敵が使っていた闇の精神魔法を見様見真似でやろうとしていたら十分ぐらい掛けて……えっ?なんか出来た。
因みに魔法は二種類あった。
一つ目は黒い触手の様な物を出す魔法
二つ目は上から服や鎧を着る様な魔法で、防御力を増やし、イメージすれば見た目を変えられるというやつだ。
どちらも幹部や頭領が使っていた物である。
下っ端らしき者も使っては居たが、弱かった。
二十五日目
熊に出逢った。
久しぶり
みんなの協力の末、窒息死させる事が出来た。
泡を出して皆んなで遊んだりしていたら
水の精霊魔法「雨、雪」を手に入れた。
コレは雨を降らせると言うだけの代物
俺はシャワーを手に入れた。
次までのノルマはは10,000と、急に高くなった。
街に着いた。
この街は職人が沢山居る。
熊を絨毯にして貰った。
この熊は魔獣の様で、魔核を手に入れた。
術式魔法に使ったり、魔導具作成に使える様だ。
熊の骨は絨毯にした職人を通じて他の職人へ売った。
肉と臓器は臓器は珍味を取り扱っている店へ、肉は半分を精肉店へ売った。
俺は仕事斡旋所に行き女十六人を除いて他は魔窟へ
仕事斡旋所には臨時鉱夫の募集や色々あった。
俺は一つずつ仕事を受け、こなして行った。
魔窟へ行かなかった女達は店を巡り、魔窟へ行ったらしい。
いや、結局行ったんかい。
俺達は宿に泊まった。
一週間コースで泊まったので一週間後ここを出て王都に行ってみようと思う
二十六日目
宿で出た朝食を食べ、仕事斡旋所へ物の運搬や魔物の素材を採取しに行ったり大変だった。
効率もきちんと考えて行ったので問題は無いが疲れた。
俺は剣を買った。
片刃の剣を
一応、剣道経験者なので片刃である。
学校でやっただけ、と言えばそれだけだが経験はしていた。
夜の街を散策していたら綺麗なお姉さんに絡まれた。
頑張って逃げた。
俺には無理だ、あんなことは……
二十七日目
皆、朝から仕事へ。
俺は彼らと違って地味な仕事へ。
今日は熊退治である。
獣の絨毯を作る職人からの依頼だ。
因みに熊の絨毯は今、俺の部屋にある。
結果、午前と午後一時間程度を使って熊三匹倒したので、陰収納に入れて納品しに行った。
喜んではいた。
一応
職人二人と俺で解体した。
貴族に売るらしい
ふーん
一つは絨毯、二つ目は剥製、三つ目は服になる予定で、俺はだいぶ儲かった。
明日は狼を狩ろうと思う
と言うかお願いされたから狩る。
二十八日目
今日は早朝から狼狩り
狼の前に前の盗賊団を発見
俺はいつの間に狼になった?
狼じゃなくて政府の犬か。
戦闘を行い、頭領と幹部三人にまで減らした。
そうしたら四人とも降参した。
頭領を除く全員は後衛で、頭領を含む三人が女でもう一人が男だった。
頭領に学んだ闇の精神魔法「奴隷契約」を使って奴隷にした上で、愛の精神魔法で監視を始めた。
奴隷契約を使えば相手の了承さえ有れば奴隷に出来るらしい。
闇の精神魔法を沢山習った。
ここに居た盗賊団は魔法で顔を隠していた為、顔付きの指名手配書は無いので一緒に行動を始めた。
四人によると、犯罪歴を確認する物などは無いが、精神魔法で使える属性を判別する方法はあるらしい。
それは闇の精神魔法で隠蔽出来るが、隠蔽された事はわかる様だ。
昼になった。
【一週間目、視聴者ランキングを発表します。貴方は約八万人中55841位です】
八万って、めっちゃ減ってんな〜〜
二万も死んだぞ?
【五万位以上六万人以内の貴方のは報酬として、ランダムにアイテムを与えます】
【……貴方に与えられたアイテムは旅人セットです】
転移される時に取得できる物の一つ「旅人セット」を手に入れた。
……間に合っています。
大きなリュックの中には干し肉と短剣、フライパンなどがあり、一緒に普通の剣や服も入手した。
服は男用だったので元幹部の男に服を着せて、女一人にはリュックを背負わせた。
テントは使い方を教えた。
盗賊団の拠点にあった服などを着せて頭領以外を街に入れさせて、頭領を拷問した。
色々な事を聞き出せた。
「別に拷問しなくても、聞けば言ったのに……」と頭領は言っていた。
拷問したのは俺の気分の問題である。
やってみたかったんんだよね、拷問
と言っても俺は相手を拘束して「仲間を売れ!」とか言っただけである。
暴力は振るっていない。
結構楽しかった。




