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ぺろりんさんと学級新聞10
「べろん~!」ぺろりんさんがべろんをよんだ。
「ついにきた! ちまたでウワサのべろん! いったいどんなヤツなんだ?」
「どこだ。どこにいるんだ。ふん!」
ぼくとデーブは身がまえて、あたりをきょろきょろ見まわした。
すると「べろ~ん!」と、何かのなき声が上から聞こえてきた。
「上か!」
「上だ! ふん!」
ふたりで上を見あげるのとどうじくらいに頭の上の木の中から舌がたれさがってきた。
「べろ~ん!」その舌にぼくとデーブは、顔をべろ~んとなめられた。
「うわわわっ!」
「ふがががっ!」
ぼくたちがあわてていると「べろ~ん!」ふたたび、ぼくたちはなめられた。
「あわわわっ!」
「ふぎょぎょぎょっ!」
「べろろろ!」
びたーん!
変なわらい声とともに何かが落ちてきた。
「べろろろ!」
ゲームでよく見るスライムみたいなのが、大きな口から舌を出してうねうねしている。
これが、べろん? わらってる?
「べろんは~人を~びっくりさせるのが~好き~。人が~びっくりすると~よろこぶ~」
「で、そのあとはどうなるの?」
顔がべたべたになったぼくは、ぺろりんさんに聞いた。
「それで~おわり~」
「よろこんで、おわりなのか。ふん!」
「うん~」
「べろん……。うふ」
見崎さんが指でべろんをつっついてる。
つづく




