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トイレのぺろりんさん  作者: 田中たんばりん
第3話 ぺろりんさんと学級新聞
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ぺろりんさんと学級新聞10

「べろん~!」ぺろりんさんがべろんをよんだ。


「ついにきた! ちまたでウワサのべろん! いったいどんなヤツなんだ?」


「どこだ。どこにいるんだ。ふん!」


ぼくとデーブは身(み)がまえて、あたりをきょろきょろ見まわした。

すると「べろ~ん!」と、何かのなき声が上から聞こえてきた。


「上か!」

「上だ! ふん!」


挿絵(By みてみん)


ふたりで上を見あげるのとどうじくらいに頭の上の木の中から舌(した)がたれさがってきた。


挿絵(By みてみん)


「べろ~ん!」その舌にぼくとデーブは、顔をべろ~んとなめられた。


「うわわわっ!」

「ふがががっ!」


ぼくたちがあわてていると「べろ~ん!」ふたたび、ぼくたちはなめられた。


「あわわわっ!」

「ふぎょぎょぎょっ!」


「べろろろ!」


びたーん!

変(へん)なわらい声とともに何かが落ちてきた。


「べろろろ!」


ゲームでよく見るスライムみたいなのが、大きな口から舌を出してうねうねしている。

これが、べろん? わらってる?


挿絵(By みてみん)


「べろんは~人を~びっくりさせるのが~好き~。人が~びっくりすると~よろこぶ~」


「で、そのあとはどうなるの?」

顔がべたべたになったぼくは、ぺろりんさんに聞いた。


「それで~おわり~」


「よろこんで、おわりなのか。ふん!」


「うん~」


「べろん……。うふ」

見崎(みさき)さんが指でべろんをつっついてる。


挿絵(By みてみん)


つづく

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