ぺろりんさんとおばあちゃんの思い出のスカーフ07
「シロダマ~」ぺろりんさんが、また何かの名まえをよんだ。
ザーッ!
「わあ!」
「きゃーっ!」
すごい音とともに、こんどはピンポン球みたいな白い玉が空からふってきた。
その白い玉は地面にぶつかると、スーパーボールのようにぽーんと高くはねる。
ぼくたちのまわりでたくさんの白い玉がぽんぽんはねている。
「ポー」
「今度は何?」
「シロダマ~。ぽんぽんはねる~」
シロダマにも目があって、ぼくたちを見ながらはねている。
「マシュマロみたいにやわらかーい!」しずくがシロダマをさわりながらいった。
「ほんとうだ。やわらかくて、さわると気持ちがいいね」
「シロダマ~くっついて~」
「ポー!」
ぺたぺたぺたっ! シロダマがぼくたちの体にぺたぺたとくっつきはじめた。
ぼくたちは、みるみるうちにまっ白な雪だるまのようになった。
「はねる~」
ぺろりんさんが、ぴょーん、ぴょーんとはねる。
ぼくもぺろりんさんのまねをしてはねてみた。
「すごい、何これ!」
かるくはねるだけで、すごく高くジャンプできる。
「見て見てー。シロダマジャーンプ!」
びょーん!
となりですごい音がするので見てみると、しずくがまわりの木より高くジャンプしていた。
「シロダマジャンプ?」
「シロダマでジャンプするから、シロダマジャンプだよ。シロダマジャーンプ!」
びょーん!
まるでロケットのようにしずくは飛びあがった。
つづく




