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トイレのぺろりんさん  作者: 田中たんばりん
第2話 ぺろりんさんとおばあちゃんの思い出のスカーフ
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ぺろりんさんとおばあちゃんの思い出のスカーフ07

「シロダマ~」ぺろりんさんが、また何かの名まえをよんだ。


ザーッ!

「わあ!」

「きゃーっ!」


すごい音とともに、こんどはピンポン球みたいな白い玉が空からふってきた。

その白い玉は地面(じめん)にぶつかると、スーパーボールのようにぽーんと高くはねる。

ぼくたちのまわりでたくさんの白い玉がぽんぽんはねている。


挿絵(By みてみん)


「ポー」


「今度(こんど)は何?」


「シロダマ~。ぽんぽんはねる~」


シロダマにも目があって、ぼくたちを見ながらはねている。


「マシュマロみたいにやわらかーい!」しずくがシロダマをさわりながらいった。


「ほんとうだ。やわらかくて、さわると気持ちがいいね」


「シロダマ~くっついて~」


「ポー!」


ぺたぺたぺたっ! シロダマがぼくたちの体にぺたぺたとくっつきはじめた。

ぼくたちは、みるみるうちにまっ白な雪だるまのようになった。


「はねる~」


ぺろりんさんが、ぴょーん、ぴょーんとはねる。

ぼくもぺろりんさんのまねをしてはねてみた。


挿絵(By みてみん)


「すごい、何これ!」


かるくはねるだけで、すごく高くジャンプできる。


「見て見てー。シロダマジャーンプ!」


びょーん!

となりですごい音がするので見てみると、しずくがまわりの木より高くジャンプしていた。


「シロダマジャンプ?」


「シロダマでジャンプするから、シロダマジャンプだよ。シロダマジャーンプ!」


びょーん!

まるでロケットのようにしずくは飛びあがった。


挿絵(By みてみん)


つづく

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