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トイレのぺろりんさん  作者: 田中たんばりん
第2話 ぺろりんさんとおばあちゃんの思い出のスカーフ
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ぺろりんさんとおばあちゃんの思い出のスカーフ02

ぼくはみんながねむったあと、そろりそろりと家のトイレに向かった。

そう、ぺろりんさんにそうだんするためだ。


「ぺろりんさーん。困ったことがあって、そうだんしたいんだけどこれるかな?」


ぺろりんさんは、こんなそうだんにのってくれるのかな?

ダメだったとしてもしかたないよな。

ダメだった時の心のじゅんびをしていると、ぺろりんさんの声が聞こえた。


「な~に~?」


「あ、ぺろりんさん、きてくれたんだね。ありがとう。あのね、じつはさがしものをしてほしいんだ」


「さがしもの~?」


「おばあちゃんのスカーフなんだけど、風に飛ばされてどこかにいっちゃったんだ。スカーフ、さがせるかな?」


「う~ん……」


あ~、やっぱりダメか……。


「見つかるかどうか~わからないけど~さがしてみようか~?」


「ほ、ほんとう! ぺろりんさん、お願いします!」

ぼくは気をつけをして便器におじぎをした。


「じゃあ~くつを~はいて~おばあちゃんの~スカーフが~うつっている~写真を~持ってきて~」


スカーフがうつっている写真はわかるけど、くつをはくってどういうことだ?

とにかく写真とくつを取ってこようとトイレから出たらしずくが立っていた。


「しずく、ぺろりんさんにお話があるの。ちょっとどいてくれる?」


「ぺろりんさんに話って、おばあちゃんのスカーフのこと?」


「うん」


数分後、ぼくとしずくはくつと写真を持ってトイレにもどってきた。


挿絵(By みてみん)


つづく

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