挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
日本にダンジョンが現われた! 作者:赤野用介

第三巻 接触

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

44/53

44話 パワーレベリング

 二〇四五年一〇月一八日、水曜日。
 秋の日の入りは早く、夜空では既に星々の海が輝きを放っている。
 この日は井口内閣が誕生してから三日目の夜であり、国難の渦中にある日本は暗中模索しつつも、ようやく一筋の光明を見出したところであった。

 新総理となった井口豊は、国家安全保障会議を行う九大臣会合の席に連立各党の党首を据え、野党となった労働党の小林派や国民党とも協力して挙国態勢で国難に臨む姿勢を内外に示した。
 総務大臣に改革党の藤沢博文、経済産業大臣に新生党の麻倉道繁、国土交通大臣に共歩党の青山浩一。加えて農林水産大臣職も改革党に譲るなど、大きな配慮を見せている。
 また防衛大臣には広瀬議員を起用し、その他の重要閣僚や国家公安委員長には広瀬大臣を阻害しない人物を配するなど、井口内閣の最優先課題が誰の目にも明々白々な組閣を行った。
 広瀬防衛大臣にとっては、就任から三日目。
 次郎にとっては、二学期の中間テストが終わった当日。
 関係者のスケジュールが最速で折り合ったこの日、山中県の上級と思わしきダンジョン内部において、光量を抑えた軍用投光器の数々が、未知なる深淵の奥深くを幾重にも照らし出した。

 暗闇に浮かび上がるのは、陸上自衛隊の普通科連隊と呼ばれる部隊の隊員達。
 灰色い塔型円柱の地下を先行しているのは、小銃小隊と呼ばれる三〇余名の小隊だ。彼らはレベル持ちであり、その能力を活かして本来は携帯できない強力な特殊対物ライフルを携えながら、扇状に展開し、前面にクロスファイヤポイントを形成していた。
 特殊対物ライフルの弾頭には、レベル七のコオロギの魔石の核が用いられている。未使用の魔石にはエネルギーが残っており、魔石の核を含んだ弾頭を高速で撃ち込む事により、魔物に衝撃を与えられるのだ。
 コオロギの魔石は初級ダンジョンから魔物が溢れていた頃に集められた物で、在庫は有るが補充が難しいため、使用が認められる場所は限定される。地上で用いられる特殊対物ライフルの弾頭は、レベル三のトノサマバッタの魔石の方だ。
 魔石には、水素自動車の燃料である圧縮水素の代わりに水魔石を用いた新たな自動車の実用化が期待できるなど、エネルギー革命を起こす凄まじい可能性があり、大学では研究が進められている。
 だが魔石の最初の利用は、コストを無視した軍事目的だった。
 そんな夢もへったくれも無いプライスレスな弾丸で武装した彼らの前方には、無人偵察通信車が先行しており、連隊本部はカメラを通して現場に指示を出している。

 自衛隊には、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の三種類がある。
 大前提として武力攻撃が起こらないようにするのが政府の責務であるが、万が一にも日本が武力攻撃を受けるようなことがあれば、島国の日本は空で防いで、海で防いで、最後に陸で防ぐ。そんな国民にとっての最後の砦となるのが、陸上自衛隊だ。
 陸上自衛隊は超巨大組織であり、この場に居るのは日本に一〇〇個ほどある連隊の一個に過ぎない。
 しかし山中ダンジョンの駐留連隊長は各国の大佐にあたる一等陸佐(二)で、隷下には千数百名の隊員が居る。
 連隊の力がどのくらい高いのか、次郎を含めた一般人には非常に理解し難いが、日本の歴史の教科書に載っている二・二六事件は、この場に居る連隊とほぼ同規模の千数百名で起こった。
 その時は首相官邸や警視庁、防衛省などが占拠され、陸軍大将や複数の大臣が殺され、最終的に内閣が総辞職している。
 現代ではまず有り得ないが、連隊から全ての制約を外し、完全な奇襲を許したという条件を付け加えれば、連隊はそのくらいの力を持っている。
 そんな凄まじい力を持つ彼らは、防衛大臣から最重要任務を帯び、目下遂行中である。
 連隊本部はダンジョンの入口前に設営されており、そこには防衛大臣の命令を受けた総監部防衛課長や、井口和馬大臣秘書官なども詰めながら、今回の作戦を固唾を呑んで見守っている。

 カメラが映し出しているのは、無人偵察車の前方に一人だけ立つ次郎だ。
 注がれているであろう数多の視線に、まるで全身を透視されているかのような居心地の悪さを感じざるを得ない。
 次郎への身元詮索に関しては、広瀬大臣が指揮官たる連隊長を防衛省まで呼び寄せて、新任の防衛次官や統合幕僚長も同席の元、一切の詮索を禁じる旨の命令書を直接渡している。
 そして下で命令を破らせる者が居れば、それが誰であろうと直ぐに防衛省若しくは統合幕僚監部に報告せよと厳命までされていた。
 命令された連隊長としては、唯々諾々と従うだけである。
 なにしろ所管の大臣、制服組トップ、軍服組トップの三者から統一された命令を直接受領したのだ。
 機密は、それを知る者の数が増えると漏れるリスクが高くなる。
 自衛隊で正体を把握すれば、機密が他国に漏れて干渉や引き抜きの恐れが生じる。そして他国に知られると最も困るのが、山田太郎とその仲間達だ。
 総理や防衛大臣が連絡手段を持っており、自衛隊では身元を調べない方が国益に叶うという政治判断がされた事は、連隊長にも理解できない話では無かった。
 もちろん次郎の側も、自衛策は行っている。
 体格が出難い服装や顔のペイント、固定ゴーグルやマスク、ニット帽などで変装し、転移で山中ダンジョンの内部に直接跳ぶなど工夫している。
 ここまでして次郎が来なければならなかった理由は、今回の作戦が日本全体を救う抜本的なものだからだ。
 その作戦とは、日本政府が次郎の手を借りて、選抜された中高生六〇余名のレベルを引き上げさせ、日本に現われた初級ダンジョンを残らず攻略させるというものである。
 これは綾香のパワーレベリングの限定版と見なせるだろうか。

 第一陣は、四親等内の血族に現職の大物国会議員を持つ、三〇余名の中高生達。
 彼らを選定した名目は、次の通りだ。

 ・政治家として子供を戦地に送り込むなら、まず身内から。
 ・政治家のコントロールが利きやすい相手だけを選別できる。
 ・責任所在を明確に出来て、推薦者に責任を取らせられる。
 ・最初から地位も財産も権力も持っていれば、買収され難い。
 ・超党派の大物政治家の血族で揃えれば、国内外から守りやすい。
 ・状況が切迫しているため、選挙前からの選定が必要だった。

 政権交代からカマキリ出現までは、二ヵ月を切っている。
 そのため条件を整えた人員を速やかに送り込むために、内閣不信任決議を提出する以前から、内々に選定が行われてきた。
 選定者、保護者、推薦者には、誓約書に反すれば命は無いとの同意書を書かせている。そして実際に殺しても構わないように、一人息子や一人娘などを避け、死んだと思って出すようにと予め言い含められていた。
 そんな彼ら彼女らは、小林派以外の労働党を省く超党派から選ばれている。次郎が東京で五党の党首と小林議員に会った頃、選考を進める話が付いていた。
 現与党が衆議院の議席の七五%を占め、野党となった労働党小林派や国民党など一六%とも協力関係を築けたために、党利党略や与党の依怙贔屓にはあたらない。
 それでもレベルや特典を得られる事には、一定の不満や嫉妬が予想される。
 そのため少年少女が、魔物の巣窟に放り込まれてボスと戦わされる事実を分かり易く伝えるべく、集団の名称は『特攻隊』と名付けられた。あからさまで、時代錯誤も甚だしい名称と実態である。

 そんな特攻隊の第一陣に選ばれたのは、何れも閣僚級やそれに準じる者、各政党・各派閥の実力者を四親等内の血族に持つ、選択基準の中でも特に厳選された御令息・御令嬢たちだ。
 そこに綾香を混ぜる事により、能力獲得を自然に演出させられ、総理たちも大っぴらに綾香の能力に頼れるようになるという思惑もある。
 かくして選抜された三〇余名は、大場元総理が発したままの国家緊急事態宣言下における徴用扱いとなった。
 もちろん公欠扱いとなるが、その他にも補償に関しては、閣議決定と衆議院への法案から直ぐの可決で、様々に行われる予定になっている。
 例えば希望する国公立への無試験合格、一時金と生涯年金、任務中は国家命令に基づく活動で個人の刑事・民事責任は一切問われない等だ。
 これは国外に引き抜かれないための措置で、生涯に渡る日本国での特別年金支給などの各種優遇は、世間に一般公開する時点で速やかに法整備する予定となっている。
 この程度で日本にカマキリ以降の魔物が出なくなるのであれば、圧倒的大多数の国民はその判断を支持するだろう。仮に支持されなくても政府は決行する。非常時の巨大な内閣ならではの、有無を言わせぬ舵取りであった。

 特攻隊の第二陣は、防衛省や自衛隊の幹部を祖父や父に持ち、将来自衛官を志す男子中学三年生たち計三〇余名となる予定だ。
 彼らは陸上自衛隊高等工科学校に推薦扱いで進学が確定し、進学後もダンジョン任務を行う事になる。その後は任官するか、防衛大学に進んでさらに任務を継続する。
 選抜条件は、本人の志願の他にも多岐に渡る。
 学校の成績や内申書、過去の非行歴、親の所属や階級、祖父や親以外の自衛官の有無、家庭の経済状態、二親等内の職歴や犯罪歴、血縁者に外国籍の者が居るか等、調べられるだけ調べて最良の者から順に選ぶ。
 攻略特典を持たせるにあたって、不安定要素を一点も抱えたくないのだ。
 もしも選考が間に合わなければ、第一陣から漏れた政治家の子弟で穴を埋める予定であり、それを聞かされている自衛隊は不仲な将官達ですら協力し合って、迅速な選考作業を進めている。

「作戦開始時刻です」

 不審者スタイルの男に、背後から催促の声が投げかけられた。
 すると肩を竦めた先頭の男は、傾斜の浅い下り坂をゆっくりと歩み始める。
 その後ろからは遠隔操作の無人偵察通信車二両が付き従い、一〇〇メートルほど後ろから厳つい男達と、武装した上に番号の入ったビブスを付けた御令息、御令嬢が続く。
 暫く勾配を下っていくと、やがてダンジョンでは定番らしき大広間の入り口が見えてきた。
 大広間は、初級以降の各ダンジョンの登竜門だ。
 常に何体かの魔物が居て、必ず侵入者に襲い掛かる。
 さらに通路からは新手もやってくるため、大広間を突破するには相応の実力か、あるいは魔物の攻撃に耐えられる人数の何れかを要する。
 速度を落とさずに大広間へ踏み入った次郎は、偵察通信車輌が続いたのを確認した後、巨大な入り口の大半を土壁で一気に塞いだ。
 そしてワザと残した一角に、土槍を格子状に重ねた出窓を作り、後背への魔物の侵入路を防いでから広場に向き直る。

 広い空間内には、既に十数体の魔物が潜んでいた。
 次郎は手持ちの石槍に、闇魔法で痺れの効果をイメージして込め、槍の先端には銛のような反しを付ける。
 そして徐ろに槍を構えた刹那、黒くて丸い影が、時速一〇〇〇キロを越える速度で突っ込んできた。

「ぬおっ!」

 突き出した石槍に、ロケットランチャーから発射された砲弾を空中で殴りつけた時のような激しい衝撃が走る。
 実に良い手応えのあった槍は、横合いへ受け流されながら直ぐに手放された。
 既に手元には新たな槍が生み出されており、その槍は瞬く間に二体目の影に突き刺さった。
 衝撃を受けた二本目の槍が、流れるように後方へ飛んでいく。
 既に三つ目の影が迫っており、次郎は手放した二本目の槍には目もくれず、新たに生み出した三本目の槍を突き刺した。

 今の自分が、どれだけ有り得ない事をしているのか。
 迎撃する姿を第三者に見られる事で、次郎は始めて自分の行為を客観的に見直した。

『四方八方から一斉に迫り来る十数発ものロケットランチャーの砲弾を、槍で次々と貫きながら叩き落としていく』

 それは一体、何処のイージス艦の自動迎撃システムだろうか。
 しかも迫り来る砲弾は、実際には翼の生えた猫の様な姿であり、直線的に接近するだけでは無く、減速や軌道修正、方向転換などを行うミサイルの性質を持っている。
 さらに風魔法や闇魔法で風や影に溶け込みながら、侵入者に悟られぬように近付くなど、ステルス性も抜群だ。
 そんなステルスミサイル並の魔物達を、美也はアルプと名付けた。
 アルプとは、ゲルマン神話に出てくる妖精の一種だ。
 様々な動物の姿に化けたり、姿を消したりしながら、人間に襲い掛かってくる夢魔だそうだ。まさに打って付けの名前である。

 上級ダンジョンの地下一階では、そんな淫乱ステルスミサイルのアルプたちが、侵入者に向かって一斉に飛び掛かってくる。
 地下一階は複数の市が入る広さで、一気に走り抜けるには長すぎる。
 しかも地形は入り組んだ地下通路で、出会い頭に現われたステルスミサイルを回避していくには狭すぎる。
 アルプは、そんな最低の環境に数万体は潜んでおり、時速一〇〇〇キロを超える速度で迫りながら、ミサイルの爆発に匹敵する威力の猫パンチをほぼ無限に繰り出してくる。
 相当のレベルが無ければ回避は不可能で、大きな差を持たないレベルで進むためには全てを撃破する以外に無い。
 いかに連隊が精強だとしても、こんな所を突破できるわけが無い。
 例えイージス艦のみで編成した大艦隊を侵入させられたとしても、地下二階に辿り着くまでに残らず撃沈される酷い場所だ。
 だが、そんな強力な魔物であるアルプたちは、次郎の体感では中級ダンジョンの地下二〇階に蔓延っていたレベル三五のアラクネに比べて、僅か一レベル高いに過ぎない。
 すなわち中級ダンジョンの地下二〇階も地獄であり、今の自衛隊では中級ダンジョンの攻略も不可能だと思われた。

 両手に持った二本の槍で、七体目と八体目のアルプを殆ど同時に貫いた次郎は、網目状になっている土壁の奥へ一瞬だけ視線を送った。
 出窓には、翼と四肢を折った串刺しのアルプを入れる予定だ。
 そうすれば御令息・御令嬢は、さぞかしレベルが上がる事だろう。

 綾香は中級ダンジョンを用いて僅か五日でレベル三四になったが、この上級と思わしきダンジョンで行うパワーレベリングの効率は、それを遙かに上回る。以前に比べると人数は多いが、三〇余名の大半が今月中にレベル三〇に届くと見込まれた。
 対価は、綾香の時より遙かに上積みされて、一レベルにつき二〇〇万円。
 すなわち三〇レベルの人間を一人作れば六〇〇〇万円の報酬で、六〇人分なら三六億円となり、人数やレベルが増えればさらに報酬は上がる。
 今回の活動には美也が加わらないため、報酬の全額が次郎の取り分だ。
 別にそこまで要らないと思った次郎だったが、この上積みには綾香の持参金も混ぜられているらしい。要するに、次郎との連絡を保ち続ける必要経費なわけだが。
 具体的な内訳は聞かされていないが、仮に半分だとすれば一八億円。上積み分は、丸ごと綾香に返しておいた方が無難だろうかと思い悩む次郎であった。
 これらの報酬は、全て国庫から支出される。
 匿名の次郎でも受領できて、受領時点で所得税も源泉徴収済みとなっている。
 内閣総理大臣ともなれば、それくらいは簡単に通せるらしい。もっとも僅かに残っている旧与党から追求されたところで、実際に国防のために不可欠な費用なのだが。

「もう終わりかいな。仰山倒したわ」

 適当な方言を呟いた身元不明の政府協力者は、最後の一匹である十六体目のアルプに襲い掛かり、背中から腹部まで一気に貫き通した。
 そして無線越しに戦闘終了を告げると、串刺しにされて魔法で痺れさせられたまま転がるアルプを回収し、次々と無力化する作業を開始した。
 レベル〇の人間は、アルプが身じろぎだけでも骨折するので、無力化作業には特に念を入れる。まずは手元で串刺しになっているアルプの翼と四肢を根元から折り、身動きが取れないようにした。
 何やらギャアギャアと鳴いているが、ここで容赦など一切しない。
 だが魔石の力を他人に吸収させるためには、次郎単独で殺してしまう訳にはいかない。そのためアルプの胸部に石ナイフで切り込みを入れて、トドメを刺し易い様にするまでで留める。

 次郎がレベル三〇に至るまでには、難易度の低いチュートリアルダンジョンですら中学時代の一年三ヵ月を費やした。
 それと比較すれば、僅か二週間で実質的な作業時間が夜の三時間のみというレベリングが、一体どれほど理不尽であるのか良く分かる。
 超人を生み出す対価として一人六〇〇〇万円という金額は、野球選手の獲得金を思い起こせば少なすぎる。要求すれば一〇倍でも払うだろう。

(でも一八億を超えても、使い道が無いしなぁ)

 次郎は考え事をしながら、余裕で解体作業を行い続ける。
 その様子をモニター越しに見ていた連隊本部は、ようやく息を吐いた。
 もっとも今回の作戦を通して、頭の痛くなる問題も見えてきた。
 先程の戦闘では、攻略特典という特殊能力は用いられず、単に高レベル者の戦闘力が示されたに過ぎない。すなわちレベルさえ上げれば、先程の脅威の戦闘は誰でも行えるようになるのだ。
 諸外国の軍人や工作員、テロリスト、反政府勢力などが高レベルを得た場合、新時代の市街戦は地獄となる。
 魔石を用いない携行火器類の大半が無意味になり、魔法が飛び交う新時代の戦闘に危機感を抱いた防衛課長は、共に派遣されてきた井口和馬大臣秘書官にその事を問うた。
 すると井口秘書官は、むしろ平然と答える。

「レベルには、同じくレベルという対抗手段があります」
「それでは今後の自衛隊には、彼のような高レベル者が求められるようになるのですか」
「ダンジョンが魔物を放出する以上、高レベルが求められるのは必然です。第二陣には頑張って貰い、彼個人に依存しなくても第三陣以降のパワーレベリングを行える体制を確立したいと大臣は考えておられます」

 モニターの向こう側では、アルプにトドメを刺す第一陣の面々が、急激にレベルを伸ばしていた。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ