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短歌 その2
素直に「おめでとう」と言えなかった自分が嫌いになる道で雨
ゲリラ豪雨と雅やかさのない名前で呼びたくない夕立後
「さよなら」と言ったら終わりになるから笑って「またね。」が私のクセ
夏らしく誰もが羨むアイスが溶けるような恋をしませんか?
眠りの浅い夏の朝の中で 夢に出てきた君だけを想う
ニュースを見て考えたのは君のことだったから理屈じゃない
雨音が埋める沈黙 二人きりなのにぎこちのないアルペジオ
泣きたくなるぐらいに切ない気持ちになっても歯を食いしばるだけ
今もあなたのサヨナラの仕草を憶えている 笑う写真立て
君のココロを守れるほどの強さを持たないまま大人になった
たくさん会う約束をした でも君は「また」を守ってくれなかった
二人だけになれるのなら「ここ」じゃなくてもいいと君が言うのなら
僕は君が探し求めるトップスターになる チケットは確約
願い事がないわけじゃない願い事を口にしなくなっただけ
願っても私の耳には届かない。あなたの紡ぐ愛の言葉
誰でもいいよ。は誰もじゃなくて『特別』だって僕は知ってる
手の中のモノを失うことは恐くはないの 喪うのが怖い
私が愛する人は幸福になると確かな約束が欲しい
グラスのような心を持った君は氷のように透き通ってる
もっと寄り添いたいと寂しいあなたの傍まで足を運んだけど




