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165.生配信 2

この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・名称等は一切関係ありません。

俺は一号塔の上に立ち、三号塔の外殻にようやく最初の本物の破口が開くのを見ていた。


投石機が追いついた。


あいつが放り出す石塊は床弩より馬鹿でかく、そしてより効果的だ。第一発はやや逸れて外牽骨格を掠め、吊り鐘を乱打した。第二発は狙い通り、海側吊り架の根元に直撃した。三号塔の外縁全体がまず外側へ引っ張られ、続いて斜め支柱が一区間まるごと外れ、中の、黒光りして、湿った夜の全部を練り込んで作ったみたいな中軸が剥き出しになった。


「破口が出た。」俺は言う。「全火力を破口に集中しろ。均等に分けるな。神臂弓は上層、床弩は中層の斜め支柱、投石機は塔基の外脚を校正しろ。馬三娘(マー・サンニャン)、今から口を閉じろ」


記者チームの何人かが、俺が目の前でこういう命令を下すのを聞いて、少し呆けた顔をした。


無理もない。


「戦場指揮」が映画みたいに怒鳴れば誰かが突撃するものじゃないと、初めて実感する人間の顔だ。数秒のうちに、どの構造から先に壊し、どの線を先に絞り、誰を死なせてはならず、どの通路を必ず封じるかを決めて、そのうちどれか一つ判断を誤れば即座に死体が増えるという現実を、目の前で見ている顔だ。


市長が突然俺に聞いた。「あなたは軍人なのか、一体何者なんだ?」


俺は振り返って一瞥した。


「船が半分沈みかけているときに、船長がどこの学校を出たか追いかけるのと同じくらい、今は意味のない質問だ」


市長は言い返せずに黙った。


俺は双眼鏡を構え直す。


馬三娘の側では、岳家軍の外線がすでに完全に合わさっていた。大盾手が主街路と埠頭沿いに半月形の圧迫面を形成し、長戟手は盾の後ろで一層ずつ内側へ押し込み、三号塔がまだ押し出そうとしている封海道兵を海堤に釘付けにしていく。背嵬(はいぐい)騎兵はさらに外側から、海側最後の退路を数本断ち切っていく。神臂弓はもう散兵には使わない。全部が破口と高位節点に集中している。床弩と投石機が三号塔の剥き出しになった構造に一波また一波と噛みついていく。


この時点での戦場は、もう正面衝突じゃない。


解体だ。


三号塔は、衆人環視の中で生きたまま解体されている巨獣のように、外牽骨格、吊り架、鐘鎖、海側の支脚が一区間ずつ引き抜かれていく。まだ鳴いている。あの耳障りな拍で海霧を内側に吸い続けている。だが一回一回の吸気が、前より短く、前より乱れている。


「もっと押せ。」俺は言う。「回拍させるな。神父、連続短拍。修女は反響の死角を見張れ。エリザヴェータ、破口の上縁で黒布を持っているやつを片づけろ」


後ろの女性記者が、小声でカメラマンに一言だけ言った。「彼の声を追え」


俺を映せと言っているんじゃない。


海側の戦場全体のリズムが今、俺の口に縛り付けられていると、彼女はカメラマンに伝えていた。


この女、本当に頭が動く。


上がってきてもらったのは、悪くなかったかもしれない。少なくともこの仕事を安っぽい怪奇映画には仕立てない。


---


パリの会議室で、マルセイユからの不安定な現場映像が突然メインスクリーンに切り替わった。


アングルは高く、不安定で、誰かが異常に高い構造物の上に立ち、海側港区に向けて撮っているような映像だ。画面の中では、三号塔の外殻が弩矢と重石と構造への連続打撃でズタボロになっていく。さらに遠くには、どう見ても二十一世紀に属していない軍隊が、恐ろしいほど整然とした方法で、海側戦線全体を一方通行の収口に変えていた。


バチカンの聖職者が画面を見ながら、静かに言った。「あの人だ」


フランス首相が振り向いた。


「確かなのか?」


「高所に立ったまま節点と破口を報告し続けているあの人物がジョウ・シーダーなら、」聖職者は言った。「今あなた方がやるべきことは、すべての政治家に五分間黙っていてもらうことだけです」


EU代表は手元の資料に目を落とし、それから画面の中の解体されていく海側の黒い塔を見て、その資料を閉じた。


通常の官僚的な道具は、この種の映像の前では紙で作った模型も同然だ。


中国大使はまだあの標準的な、見ているだけで気分が悪くなる外交的表情を保っていた。


「中国側は依然として、現在の情報量では——」


「黙れ。」フランス首相が言った。


今度こそ、会議室が本当に静かになった。


中国大使は一瞬固まった。フランス首相がこういう公式ビデオ会議でこの二文字を直接使うとは、明らかに想定していなかった。


台湾代表は無表情のまま視線を横に逃がし、笑いをこらえているように見えないよう全力で頑張っていた。


---


三号塔が、ついに本当に傾いた。


錯覚じゃない。霧のせいでもない。


海側の最も太い外牽支脚が床弩と投石機の連続打撃でまるごと外れ、塔身中段が海側へほんの少しだけ偏った。ほんの少しだけ。だが十分だった。破口ができた瞬間、塔内でそれまで互いを引っ張り合って保っていた構造部材が不均衡になり始めた。高所の吊り鐘が一列ごと斜めに滑り、下の二層のカルトと封海道兵を一緒に押し潰した。


「今だ。」俺は言う。「全線でもう半周締めろ。塔には入るな、自分で崩させろ。全員、海側正面から三十メートル離れろ。道連れにされるな。K7は第三弾薬箱を外線の後ろに送って、送り終わったら掩体に戻れ。シュトゥルムシュライターはその場で立ち続けろ、倒れてくる塔に引き込まれるな」


それを言い終えてから、俺は初めて記者チームの方を向いた。


塔の上は風が強く、海霧が煙塵と混じって叩きつけてくる。全員が、今しがた災害現場から掘り起こされたみたいな顔をしていた。市長はもう喋らなかった。この戦いの中で、自分にできることが思っていたよりずっと少ないと、ようやくわかったんだろう。


だが女性記者だけは、まだ俺を見ていた。


戦場じゃなく、俺を。


この目線には覚えがある。人を見ているんじゃない。その人間が口にした言葉を、流すに値するかどうか測っている目だ。


俺は少しおかしくなった。


世界がここまで狂い果てても、それでも誰かが見出しをつける担当をしなきゃならない。


俺はあの女性記者に向けて、そして彼女の手元のカメラに向けて、平坦に口を開いた。


「あなた方が今見ているのは、暴走じゃない」


誰も声を出さなかった。


塔の外から風が打ち込んできた。塩、灰、血、そして少し焦げた木の匂いが混じっている。海側の三号塔の破口から、また一波の床弩の命中音が爆ぜた。遠くで誰かが叫んでいたが、風に引き裂かれてばらばらになった。バッローロ神父が鐘室で新しい反拍を叩き出し、俺の足元のこの塔まで一緒に震えた。


俺は彼女を見て、続けた。


「暴走が、一時的に押さえ込まれている様子だ」


彼女は動かなかった。


「この世界はもう狂っている。」俺は言う。「これからもっと狂う。あなたの手にあるものは、撮るなら撮れ、流すなら流せ。どうせもう少ししたら、こういうものは隠す気にもならなくなるから」


この言葉が口を出た、その同じ瞬間——


パリの地下会議室では、全員が同じ画面を見ていた。


フランス首相の顔は、もはや黒ずみに近い険しさになっていた。EU代表の眼鏡の奥の目は完全に虚ろになっていた。中国大使は災難現場の最前列に無理やり座らされた不運な置物のようで、口の端がわずかに引き攣ったが、それでも公式の空言専用の表情を保っていた。台湾代表は「帰ってから報告書をどう書けばいいんだ」という半死の状態にあった。ただ一人、バチカンの聖職者だけが、その言葉を聞いた後、ごくかすかに頷いた。


まるで誰かが、今のこの世界の病状を、ようやく人間の言葉に変えてくれたかのように。


そして塔の上では、あの女性記者がついに口を開いた。


プロとしての矜持が最後の一秒まで持ちこたえていたが、それでも表情は避けがたく、少しだけ気まずくなった。


「あの、」と彼女は言った。「今、生放送中です」


俺は一号黒ミサ塔の塔冠に立っていた。双眼鏡は胸の前にぶら下がったまま、足元の鐘室は震え、海側の三号塔はまだ崩れ続けていて、フランス政府全体、おそらくヨーロッパの半分も、今しがた俺のあの言葉を全部聞いた。


その瞬間、俺の中に、ひどく強烈な衝動が湧き上がった。


今すぐ塔から飛び降りたい。


死にたいからじゃない。


三号塔と正面から殴り合うほうが、「生放送」という言葉と向き合うよりずっとマシだと、心の底から思ったからだ。


女性記者の「先生、今、生放送中です」という一言が落ちた後、一号塔の塔冠が数秒、死んだように静まり返った。


静寂じゃない。


まだ生きていて、頭が回って、「生放送」という言葉が何を意味するか理解している全員が、同じ一秒の中で同時に気づいた瞬間だ——今の俺のあの言葉は、目の前のこの数人の不運な連中に向けて言ったんじゃない。


外の、今まさに狂い始めているあの世界全体に向けて言ったんだ。


風はまだ吹いていた。


海側の三号黒ミサ塔はまだ霧を吸い込み、塔外の吊り架と黒木の外牽骨格がまだ一節ずつ軋んでいる。床弩が打ち込んだ箇所から、白袍と木屑と鉄鎖の半切れがまだ落ち続けている。バッローロ神父が鐘室から叩き出す反拍が塔身を伝い、俺の足元の石面を軽くなったり重くなったりさせていた。まるで塔全体が歯を食いしばっているみたいに。それでもあの数秒が異様に長く感じた。十分すぎるほど長く、俺はその間にきっちり考えた——今頃パリの政治屋ども、EUの文官連中、バチカンの黒衣の連中、それにどこかの国の諜報機関の何人かが、俺のあの余計な口から出た言葉を聞いたはずだ。


俺は一号塔の塔冠に立ち、双眼鏡を胸にぶら下げたまま、本当に今すぐ飛び降りたかった。


死にたいからじゃない。


この種の恥のかき方が新しすぎて、対処マニュアルを再構築するのに半秒かかったからだ。


最初に我に返ったのは市長だった。


ゆっくりと頭をあの女性記者に向け、その表情は衝撃と屈辱と今すぐ首を絞めたいという衝動の中間あたりにあった。後ろのカメラマンとプロデューサーたちはもっと見物だった。機材を抱える手が、さっき骨の橋を渡ったときより強く締まっていて、音声担当に至っては無意識に一歩後退し、ブーツの底が塔冠に剥き出しになっていた鉄肋を擦って、危うく自分で自分を驚かせて落ちかけた。


この連中を見渡しながら、俺が最初に口にした一言で、俺自身もこの世界には本当に救いがないと思った。


「わかった。」俺は一度頷いた。「じゃあカットするな」


女性記者が少し固まった。


市長も少し固まった。


だが俺は急に悟りを開いたわけじゃない。ただ一つのことを素早く整理しただけだ——すでに生放送なら、今一番馬鹿な反応は慌てることだ。慌てても無駄だし、取り返しもつかない。カメラがすでに回っていて、世界全体が見ているなら、もう一本の公開チャンネルとして使えばいい。


どうせ今日のこの戦いは、逃げようがない。


なら、はっきり見せてやる。


俺は双眼鏡を再び持ち上げた。さっきの数秒が最初からなかったかのように。


「全線注意。」俺はイヤホンを押さえ、声を平らに戻した。「さっきの一言が聞き苦しかった奴は、今は我慢しろ。戦場に戻る。三号塔外殻の破口は開いた。圧縮火力フェーズに入る」


喋りながらカメラを意識的に避けることもしなかったし、喋るペースを変えることもしなかった。


今さら取り繕ったところで、もっと間抜けに見えるだけだ。


---


パリの連中の顔がどれだけ険しくなっているかなんて、気にしている暇はなかった。


三号塔外縁の破口が広がっていたからだ。


床弩が斜め支柱を二組連続で噛み砕いた後、外牽骨格の大きな一区間が明らかに緩んだ。上に括り付けられていた黒布、鎖、吊り鐘が全部海側へ崩れ落ち、下の三層の構造を一緒に歪めた。この瞬間に一番危ないのは塔が倒れるかどうかじゃない。倒れる前に、周囲の全員を海に引きずり込むかどうかだ。


だから岳家軍(がっかぐん)を近づけすぎるわけにはいかない。


「外線を止めろ。」俺は言う。「全歩兵は海側正面から三十メートルを維持しろ。破口を奪おうと中に貼りつくな。神臂弓は高位への圧を続けろ。床弩は外脚に第二波を打て。投石機は準備しろ。もう一度傾かせる」


「了解。」バッローロ神父が突然鐘室の回線に割り込んできた。「中にまだ拍がある。弱い、だがある」


「なら叩き潰せ。」俺は言う。「神父、連続短拍、息をつかせるな。修女、反響が反撃してきたら、自分で処理しろ」


マリア修女が後ろで笑った。ようやく人間の言葉を聞いたとでも言うような笑い方だ。


「いいわよ」


次の瞬間、一号塔内部の反拍が一気に密度を上げた。


その音は塔上の記者たちが本能的に眉をひそめるほど耳障りだった。俺たちにとっては仕事の音だが、三号塔にとっては、骨の継ぎ目に鉄錐を直接打ち込まれているようなものだろう。海側の吊り鐘がすぐに乱れ始め、黒木構造がもう少し傾いた。


そこへエリザヴェータが最後の一撃を加えた。


高所でまだ死に物狂いで踏ん張っていた最後の鎖手の一組が、外側から一面ごと引き剥がされたように、全員一斉に下へ転落した。海霧の中から短く、素早い衝撃音が連続して響き、それからその鎖は完全に落ちた。


「よし。」俺は一息ついた。「十分だ」


市長がようやくまた声を見つけた。


「これをいつ終わらせるつもりだ?」


俺は振り返って一瞥した。


「津波にいつ話し終えるか聞くのと同じくらい、意味のない質問だ。」俺は言う。「ただ、三号塔のことを言っているなら——今だ」


俺は再び戦場に向き直った。


海風が塔の外から叩きつけてきて、ジャケットの裾を後ろへ翻した。三号黒ミサ塔はもう完全な塔の形をしていない。肋骨を半分取り除かれながら、邪な拍だけを頼りに立ち続けている怪物だ。まだ口を閉じることはできる。まだ封海道兵を吐き出せる。残った吊り鐘で霧を引くこともできる。だがさっきまであった「海岸線全体をゆっくり飲み込んでいける」あの気配は、もうない。


今が窓だ。


もたつけば、奴は持ち直すかもしれない。早く押しすぎれば、人を道連れにする。


こういう瞬間、指揮官がやることは一つだけのときがある。いつ保守をやめるかを決めることだ。


俺はイヤホンを押さえた。今度は声を落とさなかった。塔上のカメラにも、地上の全チャンネルにも、外で野次馬している世界全体にも、そのまま聞こえるように。


「全線注意」


塔冠全体が、一瞬一緒に静まり返ったようだった。


「三号塔外殻開放、外牽断絶、拍のバランス崩壊。岳家軍全線、総攻撃準備に移行。大盾手は外周を封じろ。長戟手は主街路を押さえろ。背嵬(はいぐい)騎は後口を断て。床弩と投石機は同時に塔基を打つ準備をしろ。シュトゥルムシュライターは南線を死守しろ。K7は最後の一輪の弾薬を補給し終えたら掩体に戻れ。全員、よく聞け——」


俺は霧の中でまだ喘いでいる海側のあの黒い怪物を見据え、最後の一言を平坦に送り出した。


「岳家軍、三号黒ミサ塔への総攻撃、開始」


---


パリの地下会議室では、この命令が生放送の遅延とほぼ同時に全員の耳に炸裂した。


フランス首相は両手を組み、指の関節が白くなるほど力を込めていた。


EU代表はメモを取ることをついに諦めた。自分が書き留めた言葉が全部、目の前の映像よりも荒唐無稽に見えると気づいたからだ。


中国大使はひどく微妙な表情を浮かべていた——「自分には関係ない」と「なぜよりによって自分の祖先に似た顔をしているんだ」の中間で、均等に気持ち悪い顔だった。


台湾代表は自分の小さい枠の中で、目線がしだいにほとんど哲学的な虚空へと変わっていった。知らないんじゃない。知っていることが少なすぎて、そもそも反応の土台が作れないのだ。


ただ一人、バチカンの黒衣の聖職者だけが、「総攻撃」という言葉を聞いた後、ゆっくりと息を吐いた。


「ようやく手加減をやめる気になったか」


フランス首相が横を向いて彼を見た。


「それはどういう意味だ」


聖職者はスクリーンを見つめたまま、静かに言った。


「三号塔が、問題から目標に変わったということです」

「とても面白い」★四つか五つを押してね!


「普通かなぁ?」★三つを押してね!


「あまりかな?」★一つか二つを押してね!

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