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156.役割分担  1

この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・名称等は一切関係ありません。

合流座標が確定した瞬間、状況は「持ちこたえる」から「撃ちながら退く」に変わった。


地下に英雄の居場所なんてない。あるのは節点だけだ。誰かが一歩踏み外せば、後ろに連なる負傷兵、医療スタッフ、憲兵、扉の向こうから引きずり出したばかりの民間人が、配管の中で数珠つなぎになって死ぬ。手元の略図を半分に折って防弾ベストの前ポケットに押し込み、頭の中には一番命に関わる点だけを残した。B3旧導管、北側補助エレベータ井戸、折れた換気主管、マリア像の下にある廃棄された保守用中間層。


俺たちが向かうのは安全地帯じゃない。今よりほんの少しだけ死ぬのが遅い場所だ。


デュヴァルにまだ歩ける憲兵二人をつけて第一陣を前に押し出させた。担架は中央、撃てる奴は左右、医療スタッフは隊列の核心に置く。神父が殿だ。俺の役目は後退路の曲がり角を全部屍の山に変えて、後ろの白衣どもに教えることだ。この線は空じゃないって。


後方の騎乗ユニットが第二輪で押し込んできた時は、第一輪よりさらに手順じみていた。突撃じゃない。校正だ。俺たちを一気に飲み込もうと焦ってるわけじゃない。前の盾列と槍列を使って俺の火力を測り、通路の幅を測り、壁の厚さを測っている。橋を測量する工兵みたいに。


最初の衝撃が来た時、補助通路の照明が半分まとめて消えた。


完全な暗闇じゃない。一番胸糞悪い半死半生の状態だ。左は点いて右は消えて、天井の破損した蛍光管が二本まだちらついて、人の顔を死体みたいに照らしている。俺は二歩下がって散弾銃を配管のブラケットに架け、白衣の盾列で塞がれた前方の扉口に狙いをつけた。


二度目の衝撃が続いて、壁の灰がごっそり落ちてくる。後ろで誰かが咳き込んだが、前の白衣は咳き込まない。あいつらに肺は要らない。


「三秒」俺は言った。


デュヴァルが前方で了解と返す。


神父は返事しなかった。一番狭い断口に立ち、左手に鎖を垂らし、右手にあの鉄塊みたいな聖書を提げている。黒い祭袍の裾には前の一輪でこびりついた灰白色の肉片がついていた。敵を待ってるんじゃない。手順が自分のところまで回ってくるのを待っているんだ。


三度目の衝撃が止んだ瞬間、俺は撃った。


一発目は最前列の盾の隙間に。盾を貫くためじゃない。後ろの槍持ちを本能的に前に詰めさせるためだ。狭い地形で隊形が乱れれば、前後で勝手に詰まる。二発目は低く、脚を狙う。三発目は照明だ。前方が一気に暗くなり、さらに奥の、生きた人間のものじゃない灰白色の反射光だけが残った。塩水に浸けた骨が動いてるみたいだ。


「一節退け」俺は叫んだ。


隊列が後ろに滑り始める。走るんじゃない。節奏を刻んで退く。担架が先、掩護が後、交差して位置を入れ替える。こういう時に振り返った奴が負けだ。俺は後退しながら撃ち足し、顔を出した白衣を一体ずつ扉の内側に釘付けにしていく。神父は本当に断口を押し抜いてきた時だけ動いた。


鎖が先に出る。


振り回すんじゃない。放つんだ。三メートルの鋼鎖が左手の上で骨の生えた蛇みたいに動き、最前列の白衣盾手の首に絡みついて、下に沈んで後ろの二体を一緒に引き倒した。人が倒れる音じゃない。濡れた石灰の袋を階段に叩きつけたような音だ。


「悔い改めよ」と彼は言った。


二撃目は聖書だ。


十五キロの金属角打ち厚本が前に叩きつけられる。頭じゃない。鎖骨と顔面の境目だ。骨が折れる音は乾いていた。木の棒が裂けるみたいに乾いた音。白衣が横に倒れ、盾が通路に引っかかって後ろの列全体を一塊に詰まらせた。神父がその上に踏み出し、鋲底の靴でその乾いた胸を踏み凹ませる。


「アーメン」


俺には見届ける暇がない。あっちでまだ喋っている間は、後ろがまだ持ちこたえている証拠だ。


その時、イヤホンに地上線の音が入ってきた。最初は雑音、それからシキのあの押し殺したような冷たい声調。


「外圏サービス道路、半分突破。前方二百メートル、南医療搬送口の地上封鎖が予測より厚い。イェ・キアンが第二列盾壁の後ろに移動式の高札を確認、指揮旗かどうかは不明。マー・サンニャンは接敵済み。ニウ・シャオチン展開中」


俺は口の中の灰を吐き出しながら退きつつ返した。「大技は打つな。街口と人の流れだけ保て」


「わかってる」彼女は短く言った。「今は見世物をやってる場合じゃない」


続けて別の声が入ってきた。イェ・キアンだ。シキより整っているが、より鋭い。


「市外の無線が全部混線した。消防、警察、救急が同じ周波数になってる。外周の交通信号が連鎖で落ちて、北側で民間人が港線に向かって逆流してる。それと——白衣の弓手は散発じゃない。もう組を作ってる」


俺は「ああ」と返して、ライフルを点射から短連射に切り替え、前方通路の腰の高さを専門に掃いた。暗がりから飛び出してきた白衣二体がすぐに撃ち倒された。一体目は膝をつき、二体目はまだ前に来たが、神父が鎖で手首を絡めて全身を地面に引きずらせ、聖書で後頸を補った。


俺は振り返らず、前に手を振って第二陣の移動を続けさせた。


隊列が最初の分岐を通過した時、左側の封鎖されていたはずの設備扉が突然震えた。中から誰かが叩いたんじゃない。構造全体が共振しているんだ。地上でも重いものが圧をかけ始めたということだ。馬でも盾壁でも、もっと大きな何かでも、重量が伝わってきている。


イヤホンに都市の周波数が次々と飛び込んできた。


「——南区病院入口陥落、繰り返す、突破されたんじゃない、人流が逆流して——」


「——警四線は鐘楼街まで後退、これ以上民間人をロータリーに誘導するな——」


「——港線の制御が不通、クレーンが中空で停止、牽引車が詰まった——」


「——市政危機センター、南医療線がまだ使えるか確認要請、応答せよ、応答せよ——」


誰も答えない。


答えたくないからじゃない。答えられる人間全員の手が血まみれだからだ。


二つ目の低い配管廊を通過する時、天井から黒い水が垂れ始めた。上の消防管が破れて、積もった灰と錆を混ぜながら亀裂に沿って一筋一筋流れ落ちてくる。前の婦長は泣かない子供を抱えたまま歩いていたが、もう足取りが傾いていた。警備員一人に代わらせたが、子供はやはり泣かず、ただ天井を見上げていた。何かを聞いているみたいに。


俺にも聞こえた。


遠く、鈍く、一発一発。


砲声じゃない。銃声でもない。


長柄武器の石突がコンクリートを引きずって、持ち上げられて、叩きつけられる音だ。


マー・サンニャン。


地上線がもう俺たちの頭上のどこかの層まで来ている。


「シキ、位置を報告しろ」俺は言った。


向こうから最初に息を呑む音、次に衝撃音がした。誰かが車のドアで何かを挟み込んだような音だ。それから彼女が返した。「折れた電車の停留所標識の横、左側に横転した救急車があって、車体の下に白衣が二体挟まってる。ニウ・シャオチンが前を押さえてる、マー・サンニャンが二列目を崩してる。あと五十から七十メートルで、お前の言った聖母像に着くはず」


「突っ込みすぎるな」俺は言った。


彼女は冷たく返した。「自分の心配を先にしろ」


笑えなかった。最後の弾倉を換えるしかなかった。


前方の通路が突然明るくなった。電気が戻ったんじゃない。灰色の眼だ。


あの騎乗指揮ユニットがまた来た。


完全には姿を現さない。通路が狭すぎて、あの枯れ馬の骨の半面と外付けの金属額甲だけが盾列の割れ目から斜めに覗いている。灰白色の眼窩に眼球はなく、照明より冷たい微光があるだけだ。突撃してこない。ただ前に押してくる。前列の盾列がそれに合わせて押し出し、通路全体が見えない重機に前から押されているみたいになった。


「火力は節制して、脚を狙え」俺は言った。


デュヴァルと後ろの憲兵がすぐ従った。弾が前列の白衣の脛と膝裏に入り、倒れて第二の障害物になる。あいつらは死を怖がらない。なら詰まることを怖がらせてやる。通路が狭ければ、屍体そのものが陣地になる。


神父が半歩後ろに退き、初めてあの騎乗ユニットをまともに見た。


死んだ顔に大した変化はない。ただ、灰白色の眼窩の上の眉骨が、わずかに重くなったみたいだった。


「学んでいる」と彼は言った。


「俺もだ」俺は返した。


次の瞬間、前のあいつが突然頭を下に押し込んだ。


噛みつくためじゃない。衝突の予備動作だ。


俺はすぐに後ろの人間を引いた。「耳を塞げ!」


通路全体が正面から鉄槌で殴られたみたいに震えた。馬が壁にぶつかったんじゃない。そいつが前列の盾列ごと、断口全体を太鼓の皮みたいに叩きつけたんだ。配管が爆裂し、熱蒸気が通路中に噴き出す。体力がほとんど底をついていた民間人二人がその場でしゃがみ込んだ。後ろで誰かが叫び、俺は一人を蹴り上げた。


「立て。今倒れたら二度と起きられねえ」


俺たちは最後の中間層保守通路に入り始めた。担架を横にしないと通れないほど狭く、壁には時代遅れの標識と錆びたフランス語の警告板が並んでいる。合流点に近づくほど、逆に街の音がはっきりしてくる。静かになったからじゃない。上がもう滅茶苦茶で、建物全体が共鳴しているからだ。タイヤが路面を擦る音、ガラスが砕ける音、遠くで群衆が一斉に悲鳴を上げてから突然途切れる音、壊れた拡声器のフィードバックみたいな金切り音が、層を重ねて降ってくる。


イヤホンの中で、馬三娘(マー・サンニャン)の声がさらに切迫した。


「周 士達、聞け。外圏は単に失制してるんじゃない、誘導されてる。白衣は全線を押してない。わざと出口を残して、民間人を南医療線とロータリーに流し込んでる。これは分散じゃない、圧縮だ」


「わかってる」俺は言った。


「もう一つある」彼女は一拍置いた。「市長側がようやく認めた。南区全体の臨時指揮は、現場の車載通信中継に依存し始めてる。お前たちがさっき救出した通信車が落ちたら、外圏と内圏が直接切断される」


この情報は弾丸よりタチが悪い。街がここまで来ると、問題はもうどの通りが守れないかじゃない。指揮系統全体が、まだ砕かれていない車数台と、まだ声が枯れていない人間数人にまで退化しようとしている。


俺は前でつまずきかけた警備員を押し出し、隊列を最後の曲がり角に通した。そこには本来、上に向かう保守梯子井があったが、上半分はすでに崩落し、亀裂の入った耐力壁と、斜めに上方へ続く廃棄された点検路だけが残っている。元の図面通りなら、この壁の向こうが地上の街口一帯だ。


つまり、俺たちとシキたちの間には、もう構造一層しかない。


だが白衣もそれを知っていた。


後方からさっきより密な足音が押し寄せてきた。乱走じゃない。整列前進だ。狭い口での消耗戦を諦めて、列ごと押し込む方式に切り替えた。振り返ると、通路の突き当たりの半明半暗の光の中で、盾面が一枚一枚立ち上がっていく。墓石が自分で起き上がるみたいに。その後ろで、骨馬の頭部輪郭がはっきりしてきた。額甲と鼻梁が冷たい直線を作り、騎手はまだ完全には入ってきていないが、白衣の裾と槍より長い竿の影だけが見えている。


正式に圧力をここまで送り込んできた。


「デュヴァル、人を連れて左の凹みに上がれ、交叉火網を作れ。憲兵二人は右を押さえろ。神父、最後の十メートルはお前だ」俺は言った。


神父は鎖を手首に巻き直して一歩前に出た。


「前に進む者は、生きる」


励ましじゃない。判決だ。


俺は亀裂の入った壁の前まで退き、散弾銃を背中に回して鎌を握った。この距離では銃は最初の一発しか役に立たない。二発目からは誰が先に詰まるかの勝負になる。刃を低く構えて、後ろの地上の音が近づいてくるのを聞いた。


それから、初めて馬三娘の矛が本当に俺たちの頭上に落ちるのを聞いた。


抽象的な振動じゃない。はっきりした「ガン」という一撃だ。


長柄金属武器を上の階の床から護欄か車体に斜めに刺し込んで、力ずくで引き抜いたような音。続けて二発目、三発目。一発ごとに現代の市街戦に属さないリズムがある。乾いて、古くて、容赦がない。上のコンクリートの灰が震動で塊になって落ちてきて、俺の肩に積もった。


イヤホンからシキの押し殺した罵声が入ってきた。


「左側二列目が崩れた。牛小琴(ニウ・シャオチン)、持ちこたえろ、全体を放すな」


続いて深い吸気音がして、壁面全体が見えない手で下に押しつけられたみたいになり、白衣側の前進音が明らかに一拍詰まった。爆発じゃない。全体が遅くなった。牛小琴の重力場だ。大技を使わず、ただ一番前の地面を、誰も速く走れない泥濘に変えただけだ。


一般人が呆然とするのは当然だ。


隣にいたさっき救出したばかりの若い警備員は本当に固まっていた。人の姿は見えないのに、壁と床が一緒に沈んで、建物全体が急に重くなったような感覚だけがある。デュヴァルまで俺を振り返って、お前たち東洋人はまだ何を隠してるんだという顔をした。


神父は聞かなかった。ただわずかに首を傾けた。法廷の外でもう一つ別の審判が同時進行していることに、初めて気づいたみたいに。


「……この戦い方は、なかなか興味深いな」と彼は低く言った。


俺は一刀で前に出てきた白衣の脛を断ちながら返した。「今頃気づいたか」

「とても面白い」★四つか五つを押してね!


「普通かなぁ?」★三つを押してね!


「あまりかな?」★一つか二つを押してね!

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