108.ポーランドゲリラのもてなし 1
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・名称等は一切関係ありません。
三口目を食べたとき、ようやく手が震え始めた。
寒いからじゃない。
体が、自分がまだ生きていることに、ようやく気づいたからだ。
マクドナルドに入った最初の数分間、俺は自分が何を飲み込んでいるのかさえわからなかった。ハンバーガーは温かく、ポテトは塩辛く、コーヒーはボイラーの水みたいに苦い——この三つの情報は頭にあった。でも実際に口に入れている間、脳の中に残っていたのは、たった一つの原始的な指令だけだった。
飲み込め。まず飲み込め。
味なんてどうでもいい。見た目なんてどうでもいい。向かいにまだ完全には下がっていない銃口があることも、どうでもいい。
最後の一口のパンを喉に流し込み、ナプキンで口を拭く。ふと下を向くと、ナプキンには油と一緒に、黒ずんだ血がついていた。
たぶん唇が割れたんだろう。
上等だ。マクドナルドを食っただけで、戦損記録が更新された。
牛小琴は俺の左隣に座っていて、さっきまで「ポテト横取りしたら殺すで」と言っていたくせに、本当に二袋とも平らげてしまい、今はホットココアのカップを抱えたままぼんやりしている。目は虚ろで、魂がまだチェコ国境の封鎖線あたりに置き去りになっているみたいだ。
林雨瞳は食べるのが遅いが、テーブルの紙袋はもう半分以上空だ。普段なら餓死しそうでも絶対にそんな素振りは見せない女だが、今は取り繕う気力すらないらしく、うつむいたまま一口ずつ無言で噛んでいる。目の下の疲労の色が、マクドナルドの白々しい蛍光灯の下では隠しようもない。
葉綺安は、全員の中で一番まともに見える。
背筋を伸ばして座り、食べるペースも急がず、動作にはどこかの楽屋でメイク待ちをしているような余裕すらある。問題は、コートの袖口に焦げ跡があり、指の関節の皮が剥けていて、右肩の布地が段ボールみたいに硬くなっていることだ。血が乾いた上に、風と埃がこびりついた結果だ。人間の体面を保てているからといって、本当に余裕があるわけじゃない。ただ、踏ん張るのが誰よりもうまいだけだ。
ヴィクトリア(ヴィクトリア・ローヴォヴァ・ベン・ベザレル)は、完全に別次元だ。
片手でハンバーガーを持ち、もう片方の手はテーブルの上の弾薬ベルトの部品をいじり続けている。食事と武器の点検が、彼女の中では完全に同一のプロセスに組み込まれている。目は荷台にいたときほど死んでいないが、それでも「電源切れ寸前」から「省エネモード」に切り替わった程度だ。
一番腹が立つのはエリザヴェータだ。
この五百九十六歳の純血吸血鬼は、一番食べる量が少なく、一番優雅にコーヒーを飲み、プラスチックの椅子に座りながらも「妾はファストフードと心中などせぬ」という古い貴族のオーラを失っていない。見ていると、その口にポテトをねじ込んでやりたくなる。
マレク・ノヴァク(マレク・ノヴァク)は俺たちの向かいに立ったまま、手に持ったブラックコーヒーには最初からほとんど口をつけていない。彼と部下たちは、店内を実に見事に区切っていた。窓際、サイドドア、トイレへの通路、厨房の入口——すべてに人が配置されている。神経質にうろついているわけじゃない。俺たちを完璧に包囲しつつ、今すぐ処刑が始まりそうな物々しさは出さない、絶妙な配置だ。
この「間合い」が一番厄介だ。向こうが虚勢を張っているのではなく、俺たちを椅子ごとミンチにする実力を持ちながら、ただ「今はまだそうしない」だけだと、はっきり伝わってくるからだ。
俺はコーヒーを飲み干す。カップの底に残った苦味が胃の奥へ沈んでいき、ようやく脳みそが再起動し始めた。
「で」俺はマレクを見る。「食い終わった。次はどういう段取りだ?」
マレクの視線が俺たちのテーブルを一通り確認する。主役チームの誰かが紙袋を即席爆弾に細工していないか、確かめるみたいに。それから口を開いた。
「段取りじゃない。移動だ」
駐車場にいたときより、言葉が直接的になっている。全員の腹に何か入った以上、もう温かいコーヒーをクッションにする必要はないということだろう。それでいい。脅しを丁寧語で包まれるのは嫌いだ。一枚ずつ剥がしていくのは疲れる。
「車は?」
「お前たちのタトラ(Tatra)は、こちらで処理する」彼は言う。「今夜、あれを再び幹線道路に出すのは得策じゃない」
ヴィクトリアが真っ先に顔を上げた。
「誰が触るの?」
マレクは彼女を一瞥する。見下すような目ではない。むしろ、重量を測り直すような目だ。
「うちの技術班が一度預かる。現場に着いたら、自分で確認すればいい」
ヴィクトリアはそれ以上何も言わず、「あんたらに俺の機材を触らせたくない」という言葉を喉の奥に押し込んだ。信用したわけじゃない。でも今一番必要なのは、車を蘇らせられる後方支援を持った組織であって、彼女個人じゃないと分かっているからだ。
俺は背もたれに体を預ける。脊椎が即座に、酸っぱい痛みで抗議してくる。
「どこへ移動する?」
「まずは安全地点だ」マレクは言う。「お前たちの状態では、上層部に会わせるのは早すぎる」
耳に痛い言葉だ。
だが、正しい。
俺が今、椅子に座って意識を保っていられるのは、二杯のブラックコーヒーと、さっき無理やり胃に詰め込んだ油のおかげであって、精神力じゃない。このまま地下組織のトップに会わせられても、最初の挨拶を終える前に寝落ちする自信がある。
「距離は?」林雨瞳が訊く。
「そう遠くない」マレクは言う。「ルィブニク(Rybnik)の外れだ」
牛小琴がようやく顔を上げた。声がまだ少しかすれている。
「ベッド、あるん?」
その一言が出た瞬間、窓際に立っていたA.K.-DUCHの二人でさえ、彼女の方をちらりと見た。
マレクは笑わず、ただ平坦に返した。
「寝られる場所はある」
「お湯は?」彼女はさらに訊く。
「お前の基準による」
「血ぃ洗い流せるやつや」
「なら、ある」
牛小琴はうなずく。交渉成立とばかりに、空の紙コップを抱えて再び静かになった。
俺は彼女を一瞥してから、マレクを見る。こいつが駐車場にいたときより、少しだけマシに見えてきた。食べ物をくれたからじゃない。お湯を約束してくれたからでもない。この一件全体を、人道支援のドラマみたいに演出しなかったからだ。
ここは避難所じゃない。彼らが俺たちを受け入れるのは、俺たちにまだ利用価値があると判断したからであって、慈悲からじゃない。耳障りだが、クリーンだ。
こういう状況では、クリーンなものの方が信用できる。
「行くぞ」俺は紙コップを握り潰す。立ち上がった瞬間、目の前が暗くなりかけて、もう一度座り込みそうになった。
エリザヴェータがさりげなく手を伸ばし、俺を支える。力加減は最小限で、俺が倒れて自分の靴を汚されるのを防ぐためだけの、短い接触だ。
「今のそなた、焼却炉から這い出してきた亡者のようじゃな」
「どうも。今日も思いやりに満ちてるな」
「礼には及ばぬ」
「とても面白い」★四つか五つを押してね!
「普通かなぁ?」★三つを押してね!
「あまりかな?」★一つか二つを押してね!




