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07.本領発揮 7-4

この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・名称等は一切関係ありません。

ロラが座るなり、俺を見て、テーブルを見て、また俺を見た。


「今日のその顔」彼女は言う。「担任の先生が『カンニングした人がいます』って言う前の顔に似てる」


「似たようなもんだ」俺はカップを前に押した。「ただ俺は担任じゃないし、お前たちはカンニングしてない。ただ運が悪かっただけだ」


葉綺安が端の席で鼻を鳴らす。「その入り方、最悪」


「記者会見やってるわけじゃないから」


ルナは俺たちの応酬を無視して、本題に入る。「昨日、説明するって言ってた」


俺はうなずいた。


「じゃあ、はっきり言う」テーブルに肘をついて、五人を順番に見る。「俺は葉綺安の荷物運びと運転だけのために来たわけじゃない。少なくとも、それだけじゃない」


ロラがすぐに反応する。「やっぱり。普通の運転手は符紙と散弾銃を持ち歩かない」


「光る刀も」ノヴァが静かに付け加えた。


声は穏やかだ。でも目は俺から離れない。怖がっているんじゃない。値踏みし直している。


無視して、左手を上げる。


「これ、見てたよな」


朝の光の中で、指輪は特別なものに見えない。黒くて重くて、作り込みすぎた骨董品みたいだ。でも陰の気配が少しでも近づけば、誰よりも先に反応する。


ベガが最初に口を開いた。「じゃあ昨日見えてたのは、もともと見える人だったから、じゃなくて」


「完全には違う」俺は言う。「生まれつき霊が見えるわけじゃない。ああいうものを見るには、道具が要る」


ロラの表情が二秒ほど空白になる。「ちょっと待って。今の話で一番普通の単語が『ああいうもの』なの?」


笑いそうになるのを堪えた。


「そう。まずその言葉に慣れろ。後が楽になる」


ルナは背筋を伸ばしたまま、声を抑えて言う。「あなたは、ああいうものを専門に扱う人、ってこと?」


俺は彼女を見て、うなずいた。


「まあそうだ。獵魔人(ハンター)と呼んでもいいし、後始末屋でも、祓い屋でも、頭のおかしいやつでも、何でもいい。要するに、普通の人間が触れちゃいけない問題が出た場所に行って、片付けて、立ち去る。理想は、俺を見たことすら忘れてもらうことだ」


ダイニングが少しの間静まった。


最初に動いたのはロラだ。顔を両手で覆って、二秒ほど黙ってから顔を上げる。


「……終わった」


「何が?」


「一昨日、スピーカー運ぶの手伝ってって頼んだの、あたし」顔が死んでいる。「獵魔人(ハンター)にスピーカーを運ばせた。あたし、地獄に落ちる?」


「落ちない。せいぜいトレンド入りするくらいだ」


彼女は本当に噎せるみたいに笑って、笑った後で目の縁が赤くなった。


二番目はノヴァだった。


ロラみたいに取り乱しもしないし、ルナみたいに全体を先に考えることもしない。ただ静かに俺を見て、一言聞いた。


「ステラは最初から知ってたの?」


軽い問いかけだ。


でも、狙いは正確だ。


葉綺安が眉をひそめて彼女を見る。「なんでそれ聞くの?」


ノヴァは少し微笑んだ。いつもの柔らかさが少し戻ってきているが、今日はそこまで感じよくない。「ただ、最初からみんなより多く知ってた人がいたのかどうか、確認したかっただけ」


「ない」俺が遮る。「あいつが知ってたのは、お前たちとほぼ変わらない。強いて言えば、俺が仕事してるのを少し早く見ていた、それだけだ」


葉綺安が俺をちらりと見た。代わりに答えられたのが気に入らないような顔だが、否定もしない。


ノヴァは目を伏せて、カップの縁を指で触れながら、それ以上追わなかった。


引いたのは早い。何もなかったみたいに。でも俺には分かる。放棄したんじゃない。どこから攻めれば自分が傷つかないかを、今考えている。こういう人間は、相手が一筋縄でいかないと分かれば分かるほど、すぐには動かない。


三番目はベガだった。


俺の手を見ながら、静かに聞く。「昨日のあれは、この建物が元々できることじゃないよね」


俺はうなずいた。


「ああ。この建物は最初から問題を抱えていたが、元々は下級の騒霊が少し漂っている程度だった。奴らが人に触れたり、ドアに体当たりしたり、鏡から這い出てきたりできるようになったのは、あのドイツ語の歌のせいだ」


ロラが顔を上げる。「やっぱり歌が原因なの?」


「歌は犯人じゃなくて、拡声器に近い」俺は言う。「外から誰かが一本の線を通して、力を流し込んだ。この建物は元々穴が開いていたから、そこから一気に流れ込んだ」


彼女は今にも吐きそうな顔をする。


「もう少し抽象的に話してくれない?」


「これでもかなり遠回しに言ってる」


四番目は、ルナだった。


長い沈黙の後、俺が思っていた問いとは違うことを聞いてきた。撤退の話でも、警察への連絡の話でもない。


「昨日、あなたがいなかったら、どうなってた?」


俺は彼女を見た。


きれいに答えられる問いじゃない。


「一番いい場合、誰かが重傷を負っていた」俺は言う。「最悪の場合、今俺がここで話しているんじゃなくて、後始末をしていた」


ルナは目を閉じた。


泣かない。震えない。ただ、背中がさらに一段伸びたように見えた。崩れないようにしているんじゃない。今自分が崩れるわけにはいかないと分かっているだけだ。彼女は隊長で、昨夜この人たちがバラバラにならなかったのは彼女のおかげでもある。でも彼女も普通の人間で、俺のその一言を聞いた後、テーブルの下でこっそり手を握りしめているのが分かった。


最後は、葉綺安だった。


実は最初から最後まで、一番反応が大きかったのは彼女だ。ただ彼女は「衝撃を受ける」ルートを取らない。「まず不満を持つ」ルートを取る。


「つまりあんたはずっと隠してたわけだ」椅子の背もたれに寄りかかって、声は安定して冷たい。「あたしたちが知っても意味がないと思ったから? それとも、足手まといになると思ったから?」


「両方だ」俺は言った。


ロラがすぐに「うわあ」と声を上げて、ルナがわずかに眉をひそめた。


だが葉綺安は、爆発しなかった。


ただ俺を見て、視線を一寸ずつ沈めていく。わざとそこまで嫌な言い方をしているのかどうか、確かめるみたいに。最後に、ごく軽く鼻を鳴らした。


「少なくとも今回は正直だった」


この一言は、彼女に十発罵倒されるより、よっぽど面倒だ。


本気で気にしているということだから。


俺は咳払いをして、話を本筋に戻した。


「とにかく、今の状況で選択肢は二つだ」テーブルを指で叩く。「一つ、今すぐ荷物をまとめて、俺が山を下りるまで送る。この建物はとりあえず封じておいて、後で俺が一人で戻って処理する。二つ、今日俺がまだいるうちに、建物の中を一通り清めて、少なくともそう簡単に幽霊の手が生えてこない状態にしておく」


「三つ目はないの?」ロラが聞く。


「ある。全員で昨日のことはなかったことにして、今夜誰が一番先に引きずられるのを待つ」


「それはいらない、ありがとう」


ルナが少し考えてから、先に口を開いた。「山を下りるのは絶対に下りる。でも出発前に、清められるだけ清めておきたい」


いい。まだ頭が動いている。


俺はうなずいた。「俺もそのつもりだ」


言い終わる前に、葉綺安が立ち上がった。


「あたしも行く」


ダイニングにいた全員が、彼女を見た。


ルナが先に眉をひそめる。「ステラ——」


「あんたたちは残って」葉綺安は遮った。交渉の余地がない口調だ。「昨日見たでしょ。こういうのは、人数が多ければいいってもんじゃない」


ロラがすぐに反発する。「ちょっと、あたしを大型オブジェ扱いしないでよ」


「オブジェじゃない。肝心なところで叫んで全員の鼓膜を破壊するタイプの変数だ」


「ひどっ」


ノヴァは何も言わなかった。ただ葉綺安を一瞥して、それから俺を見た。その目は薄い。でも俺には読めた。計算している。俺が承諾するかどうか、葉綺安がなぜ選ばれるのか、自分はまた一歩遅れたのかどうか。


俺はそれ以上考えさせなかった。


「彼女と行く」俺は言った。


ルナがすぐに俺を見る。「理由は」


「一つ、彼女は折れない。いざという時に先に崩れない。二つ、昨日すでに塩の線と封じを経験している。俺が一言言うたびに三回固まるようなことはない。三つ——」俺は葉綺安を見た。「この建物の中のおかしい部分に対して、他の誰より敏感だ」


葉綺安が眉をひそめた。図星を言われたのが気に入らないような顔だ。


ベガが不意に口を開いた。声はいつも通り平坦だ。


「それに、上の階は彼女を探してる感じがする」


ダイニングが、また静まった。


葉綺安の顔色が落ちる。「どういう意味?」


ベガは彼女を見て、退かない。フォローもしない。ただ淡々と言う。「昨夜、名前を呼ばれた回数が一番多かった」


事実だ。


事実だから、誰もすぐには言い返せない。


俺はその空気を引き取った。場が再び爆発する前に。


「だから一人でうろつかせるわけにはいかない」俺は立ち上がって武器バッグを持つ。「Luna、残りの三人を一階に留めておいてくれ。鏡は全部布で覆う。ガラスドアには近づかない。階段口は一人で通るな。オーロラ、Nova(ノヴァ)から目を離すな。一人で動かせない。Vega、もしまた何か聞こえても、まずLunaに言え。絶対に一人で上に見に行くな」


ロラが即座に振り向く。「なんであたしが見張り役なの」


「口が一番速いから。言い負かせる」


「それ理由になってる?」


「効果があればいい」


ノヴァが薄く笑った。笑いに深みはない。「あたしへの警戒、すごいね」


俺は彼女を一瞥した。


「それだけの値打ちがある」


その一言で、彼女の笑いがほんの半秒、本当に止まった。


いい。静かになった。


俺はバッグから護身符を二枚取り出してルナの手元に投げ、香灰を混ぜた塩の小瓶をテーブルに置いた。「これを持っておけ。何か近づいてきたら、格好つけずに投げつけろ」


ルナはうなずいて、何も聞かずに受け取った。この女の一番いいところは、状況が自分の手に負えないと分かった瞬間、無理にハンドルを奪いに来ないことだ。


葉綺安はすでに俺の横に来ていた。手を上げて、髪をさっとまとめる。戦いに行く人間の動作で、お祓いに行く人間のそれじゃない。


「まずどこから?」彼女が聞く。


「地下室、それから二階、最後に三階の封鎖区画」


「ちゃんと手順があるんだ」


「手順なしでこの仕事をすると、大抵先に死ぬ」


彼女は鼻を鳴らした。でも口の端に、純粋な不機嫌じゃない何かが、少しだけ浮かんだ。


俺は残った四人を一度見回した。


ロラはまだ緊張しているが、自分で呼吸を整えようとしている。ノヴァは静かに座って、指先でカップの縁を叩いている。何を考えているのか分からない。ベガの目は遠くて、でも正確で、昨夜の鏡の反射の中にまだ半分いるみたいだ。ルナは残りの四人を視線の下にきっちり収めている。天井が落ちてきても、まず隊列を整えてから考えるような女だ。


普通の人間たちだ。


全員、普通の人間だ。


だからこそ面倒で、だからこそこんな場所で死なせるわけにはいかない。


俺は武器バッグを肩にかけて、出口へ向かった。


「行くぞ、ステラ」俺は言った。「この建物がまだ完全に目を覚ます前に、上から下まで洗い直す」


葉綺安が一歩遅れてついてくる。俺の横で立ち止まった。


「はっきり言っとく」冷たい声で言う。「あんたを手伝いに行くんじゃない。あたしはただ、この場所にもう名前を呼ばれたくないだけ」


「奇遇だな」俺はドアを押し開けた。山の湿った冷気が一気に流れ込む。「俺もあんたを連れていきたいわけじゃない。ただ、途中で泣かない人間が必要なだけだ」


彼女が俺に白眼を向けた。


「先に泣くのがどっちか、見てればいい」


俺は口の端だけ動かして、返事はしなかった。


そして俺たちは前後して、地下室へ続く階段を下りていった。

「とても面白い」★四つか五つを押してね!


「普通かなぁ?」★三つを押してね!


「あまりかな?」★一つか二つを押してね!

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